兵庫県養父市での不動産売却をお考えの方へ

目次

  1. 養父市の特徴
  2. 養父市の近況
  3. 養父市の土地相場
  4. 養父市での不動産売却をお考えの方へ

養父市の特徴

兵庫県の北部に位置する「養父市(やぶし)」は、兵庫県の支庁である但馬県民局の管轄区域です。2004年4月1日に合併された、兵庫県養父郡の八鹿町・養父町・大屋町・関宮町の4町で構成されています。

市の面積は全国的に見ても広大な部類で、兵庫県の5%、但馬地域の19.8%もの範囲を占めています。一方、豪雪地帯であることも影響して兵庫県内では人口が少ない市となってはいますが、代わりに、「日本の滝100選」に選定された県下一と誉れ高い名瀑「天滝」や、「兵庫県森林浴場100選」に指定された「天滝渓谷」、国の天然記念物に指定されている県下最大の「エドヒガン桜」など希少性の高い自然の美を存分に満喫できるといった利点も持ち合わせています。さらに、鉢伏山の中腹に広がる高原リゾート「ハチ高原」は、西日本屈指のアウトドアエリアとして人気のスポットです。ハイキングやパラグライダー、スキーやスノーボードといったウィンタースポーツなど、年間通じて雄大な自然を楽しむことができるのです。

また、養父の地には「国指定文化財」も散見され、出雲大社から贈られた三重塔がある「名草神社」では、この三重塔と本殿と拝殿が国の重要文化財として指定されています。次に、但馬古代史を現代に伝える「箕谷古墳群」も、その一部が国指定文化財として認められています。また、中世の但馬地方を代表する武将である八木氏一族の歴史が刻まれた「八木城跡」も、国指定文化財の称号を与えられました。歴史や文化に造詣が深い方々には、注目のスポットです。

そして、養父市が誇る稀代の偉人として、「魔界転生」や「忍法帖」シリーズで有名な作家の「山田風太郎」氏の存在が挙げられます。養父市関宮の出身である氏の活躍を称えた記念館が市内に設けられ、作品や人物について深く取り上げられています。氏の作品のファンである方には、養父はたいへん興味深い土地になることでしょう。

さらに、お肉好きにはたまらない養父市自慢のグルメとして、但馬が誇るブランド牛である「但馬ビーフ」が挙げられます。古くより、養父の農家では「但馬の一頭飼い」と称して、まるで家族の一員のように大切に牛を育てる風習がありました。実は、全国的にも有名な「松阪牛」や「神戸牛」は、こうして育て上げられた但馬牛の中から厳選された牛肉のことで、そのまろやかな口当たりとサシを活かした柔らかな食感は食通をも唸らせます。養父市に住まう大きなメリットのひとつに、この「但馬ビーフ」が暮らしの身近にあることも挙げられるでしょう。

こうした特徴をもった養父市について、最近ではどういった取り組みに力を入れているのか、続く次項で解説していきたいと思います。

養父市の近況

養父市の最近の動向を探るにあたり、「施政方針」を読み解くことは有効な手段のひとつでしょう。ここでは、養父市の「令和4年度 施政方針」の内容についてまとめていきます。

市政運営の基本方針

「やぶ2050 居空間構想」を大きなテーマに掲げ、互いに「理解し合う、協力し合う」ことを感じる空間、豊かな自然や環境への配慮と文化・伝統の「分かち合い」を感じる空間、先端技術で「出会い、つながり」を感じられる空間を創造していくことを目標としています。デジタルグローバルの時代を見据えて、一人ひとりの誰もが自分が持ち得る能力を最大限に発揮できる、可能性に満ちた社会の出現が意識されており、そこに対応するために、行政のみならず、養父市にかかわる全ての人々との協力を目指した内容となっています。

以上を踏まえて、「市民」「地域」「公共」の3つを市政運営の柱とし、「未来の養父市をデザインする〜心ときめく快適な社会の創造〜」が市政テーマとされました。

1つ目の柱「市民」について

超高齢化社会に伴い顕在化してきた「社会的孤立」という問題に立ち向かうため、地域や社会とのつながりという観点から「社会的処方」の概念を意識した施策が練られています。

さらに、社会的処方の要となる「リンクワーカー(医師などの専門職と、地域・社会資源との橋渡しを担う人物)」が活躍できる養父市を目指して、共助、互助の街づくりに対する重要性が述べられています。

農耕をベースとした養父地域において、過疎化・高齢化といった社会問題に対して、市の特性である自然・歴史・文化を活かしながら、安心快適で社会とのつながりを実感できるような新しいモデルを確立するべく「関宮地域局周辺整備事業」が具体的な策として挙げられています。

さらには、福祉制度の充実や、障がいを持たれた方をサポートする取り組み、介護人材の育成支援、学校教育のあり方を検討するなど、市民に対する様々な活動が予定されています。

2つ目の柱「地域」について

「地方創生」の取り組み過程で受け入れてきた移住者や企業と、市にまつわる人々とのコミュニティ形成を試みたり、「子ども第三の居場所整備事業」として、子どもが安心して過ごせる環境の配備や、自立を支える環境整備といった、地域子育てコミュニティの形成など、これから養父市へ住まう人にとっても興味深い内容が語られています。

また、市の大きな特色である「農業」に関しては、現代社会に合わせた「人と環境にやさしい農業」への転換と拡大を目指しており、養父ならではの良さを守りながらも、持続可能な街づくりを念頭に置いた活動が計画されています。

そして、新たな「特定不妊治療費助成金」制度を創設し、2022年4月から始まる不妊治療への公的医療保険適用の開始に合わせて、4月以降に不妊治療へ取り組まれる方への助成と、現行の助成制度からの移行過程で年度をまたがれる方についても経過措置を行いながら、治療に取り組みやすい環境づくりに取り組まれているのです。

3つ目の柱「公共」について

将来を担う子どもたちへのサポートの一環として、パソコン、カメラ、VR(バーチャルリアリティ)関連機器といったデジタル機器に触れられる機会に恵まれるよう、「居空間構想拠点の整備」が予定されています。

さらに、デジタルグローバルへの対応を目指した「地域連動型メタバース」の構築や、先端技術を積極的に活用できる環境を整えるために、「ドローンフィールドの整備」といった活動も進められているのです。

そして、コロナ禍の影響もあり、昨今急速に浸透し始めた「ワーケーション」についても、養父市版ワーケーション推進事業として、事業者間の連携を強化しながら、つながりの構築に向けた決意が記されています。

このように、昨今の情勢も鑑みながら、あらゆる施策が検討されているのです。養父市での不動産売却をお考えの方は、こうした施政方針にも目を通して見ることで新たな発見があるかもしれません。詳細は、市のホームページから誰でも簡単に確認することができます。以下のリンクも参考に、ぜひ市への理解を深めてみてください。

 *養父市「令和4年度 施政方針」

養父市の土地相場

国土交通省が提供する直近のオープンデータなどを元に、養父市の土地価格情報について述べていきます。

公示地価情報

2022年時点での調査によると、養父市の最新公示地価は1平方メートルあたり平均2万5133円、坪単価では1坪あたり平均8万3085円と、全国順位は876位になります。前年と比べた変動状況は、3.35%の下降傾向にあります。

1983年から蓄えられた39年分のデータに基づくと、公示地価の最高値は、2000年に記録された1平方メートルあたり5万4000円であり、対する最安価格は、2022年の1平方メートルあたり2万5133円となります。両者を比べた落差は2.15倍です。

基準地価情報

2021年時点における、養父市の最新基準地価は、1平方メートルあたり平均1万9462円です。坪単価に換算すると1坪あたり平均6万4338円となり、全国順位は925位です。前年からの変動状況は3.72%の減少となります。s

こちらも1983年からの39年分のデータによると、基準地価の最高値は、1996年に記録された1平方メートルあたり3万3112円となり、最小価格は2018年の1平方メートルあたり1万6320円が該当します。双方の落差は、2.03倍に及びます。

用途別地価情報

2021年時点の情報によると、「宅地」の平均地価は、1平方メートルあたり1万7412円となり、坪単価で見ると、1坪あたり5万7561円となります。「商業地」の平均地価は、1平方メートルあたり3万1500円であり、坪単価換算では1坪あたり10万4132円です。

地点別地価情報

2021年~2022年時点のデータに基づくと、養父市内における最高価格地点は、「養父市八鹿町八鹿字篭ノ口1578番1外」の1平方メートルあたり3万9700円が該当します。
一方の最安価格地点にあたるのが、「養父市大屋町加保字谷口471番」の1平方メートルあたり5600円です。

鉄道沿線における土地相場

養父市と、同じ鉄道路線にある地域との土地相場について比較します。本記事の執筆時点での調査では、養父市は、JR山陰本線沿線の平均地価である1平方メートルあたり13万5140円を下回る状況です。

養父市内の基準点においては、JR山陰本線の鉄道網までの距離が近付くほどに、地価が高まる傾向があります。

直近の価格とともに、近隣エリアとの傾向の違いなども参考にしながら、養父市での不動産売却について調査を進めてみてください。
 *参考:土地代データ

養父市での不動産売却をお考えの方へ

但馬地域の中央に位置し、広大な面積を擁する養父市は、農耕を中心に豊かな自然を活かした取り組みが盛んな地域です。

国指定の近代化産業遺産や文化財といった、歴史と文化が感じられる地であり、年間通してアウトドアを楽しめる高原リゾートの存在など、見所にあふれた場所でもあります。

ぜひ、本記事も参考にしながら、養父市での不動産売却について考えてみてください。


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