丹波篠山市ってどんなところ?不動産売却の参考情報も

目次

  1. 丹波篠山市の紹介
  2. 丹波篠山市の取り組み
  3. 丹波篠山市の土地相場
  4. 丹波篠山市での不動産売却をお考えの方へ

丹波篠山市の紹介

兵庫県の中東部に位置する「丹波篠山市(たんばささやまし)」は、兵庫県の支庁である丹波県民局の管轄区域に該当します。2019年の5月1日より、市の名称が「篠山市」から「丹波篠山市」に変更されました。

古くより、「京都」に至る交通の要所として重宝された歴史があり、街の風景や、祭りなどの催しに、京文化の香りを随所に感じることができます。また、平成にかけて行われたJR福知山線(宝塚線)の複線電化や、舞鶴若狭自動車道の開通に伴い、阪神間や大阪へのアクセスが大きく改善されました。宝塚や伊丹までは片道50分程度、大阪へは1時間ほどの距離になっており、ビジネスパーソンの通勤圏としても注目のエリアです。

市域は、全国的に見ても比較的広大な部類で、兵庫県域のおよそ4.5%を占めています。豊かな自然にあふれた環境が特徴的で、山林や農地として扱われている土地が多く、四方を山に囲まれた丹波篠山市ならではの風情があります。市の中心部が盆地内に位置することから、盆地特有の寒暖差が激しい気候であり、冬は寒く・夏は高温多湿といった、典型的な内陸性気候に該当するエリアです。こうした市の特性を活かしながら、観光と農業を組み合わせた「観光農業」や、特産物の農業生産が進められており、特に盆地ならではの寒暖差を利用した「丹波黒大豆」の生産は全国的にも有名なところでしょう。秋から冬にかけてのシーズンでは、「丹波霧」と呼ばれる濃い霧の発生にともなう雲海も見られ、名物のひとつとして親しまれています。

近年では、農の都・自然景観・歴史あるまちなみや文化など、市の特色を活かした実績が評価されつつあり、丹波篠山市が「おしゃれなまち」として認識されるようにもなってきました。

昨今、全国的な課題としても挙げられている「少子高齢化」や、それに伴う「農業人口の減少」といった問題は、丹波篠山市も例外ではありません。しかし、コロナ禍の影響もあり「農村回帰」の風潮も見られるようになった今、市の特性を活かした柔軟な働き方や、農村での生活スタイルを提案することで、丹波篠山市にとっては新たな活路を見出す好機としても捉えられています。実際に、市が打ち立てている「令和4年度 施政方針」の中では、その点についても大きなテーマに掲げられており、続く次項では、その内容について詳しく解説していきたいと思います。ぜひ、丹波篠山市での不動産売却をお考えの方は、引き続きご覧ください。

丹波篠山市の取り組み

「丹波篠山市」の取り組みを語る上で、非常に参考になる情報のひとつに「令和4年度 施政方針」が挙げられます。

大きなテーマとして「おしゃれなワクワク農村へ」が掲げられており、「今こそ、柔軟な働き方や農村での生活スタイルを提案することで、農村回帰による人の流れをとりこみ、丹波篠山市にとっては新たな活路を見出せる好機」と記されている通り、コロナ禍をはじめとした、あらゆる課題を見据えた取り組みへの決意が語られています。定住促進、農業・観光振興といった施策を中心に、地域の活性化と安定した市民生活の維持が目標とされているのです。

以下からは、「令和4年度 施政方針」の中で語られている「令和4年度のシンボル事業」の一部について解説していきます。

【アフターコロナの農村回帰の流れ】

コロナ禍の影響で、東京一極集中の傾向の緩みが見て取れ、近郊の豊かな自然と利便性を兼ね備えた地方都市への移住ニーズが高まっています。京阪神の大都市圏から比較的近しい距離にある丹波篠山市も例外ではなく、緑あふれる農村環境と暮らしやすさが共存する市の特性から、リモートワークを取り入れた働き方や、自然の中での子育て、二地域居住、起業等に関心のある20代から30代の若い世代が、移住希望者として多く見られるようになりました。この動きの背景には、「丹波篠山ブランド」を活かした過去からの取り組みが功を奏し、近年では「おしゃれな田舎・ワクワク農村」としても認知が拡大していることも要因のひとつと言えるでしょう。

これらの流れを確実なものにすべく、市としても、若者定住支援住宅補助金や空き家の改修にかかる補助金、空き家バンクを通じての空き家の紹介といった住宅支援に取り組まれています。こうした動きは、丹波篠山市での不動産売却の大きな追い風になることでしょう。若い世代に向けた不動産売却をお考えの方は、ぜひこちらの項目に目を通してみてください。

【日本農業遺産の推進】

2021年の2月に、丹波篠山の「黒大豆栽培」が日本農業遺産の認定を受けました。これは、「何世代にもわたり継承されてきた独自性のある伝統的な農林水産業とそれに関わって生まれた文化、景観、農業、生物多様性などが一体となった、将来に受け継がれるべき重要な農林水産業システム」として認められたことを意味しており、丹波篠山市の産業に大きな希望を与えました。現代の効率化・省力化が重視された農業スタイルとは異なる、丹波篠山の伝統的な農業は、未来へ引き継ぐ重要な知恵として市でも大切に扱われています。

2022年には、新たな取り組みとして「日本農業遺産を生かしたまちづくり事業助成金」が創設され、黒大豆栽培に関する技術の継承や、歴史調査、農業生物多様性、灰小屋の修復などの市民活動に対して10万円を上限に助成されることになりました。農業にまつわる不動産売却をご検討の方は、こうした取り組みについてもチェックしてみてください。

【子育ていちばん】

「丹波篠山市子育ていちばん条例」に則り、子どもや子育て世帯にやさしい街づくりが進められています。

産前施策としては、妊娠から出産・子育てまでの切れ目のない相談ができる支援センターの開設や、出産支援金にまつわる事業、お産応援119、マイ助産師による産前産後ケア事業、産後ママのサポート事業などが挙げられます。

産後施策では、子育て世代の経済的負担を減らすべく、各種検査の助成や、小学3年生までの通院・入院、および、小学4年生からの中学3年生までの入院医療費の無償化といった支援が行われているのです。

また、2021年には、市内各地区に遊具を設置する新事業が開始されたり、篠山チルドレンズミュージアムの入館料を市内在住の子どもだけでなく大人も無料にするなど、「子どもや子育て世帯にやさしいまちづくり」をテーマにした動きがますます活性化されています。

今後も「子育てするなら丹波篠山市」をモットーに、さらなる子育て支援施策の充実が決意として述べられており、子育て世帯向けの不動産売却をお考えの方にとってはたいへん耳寄りな情報です。該当する方は、ぜひこちらの項目にもお目通しいただければと思います。

丹波篠山市の「令和4年度 施政方針」の中では、この他にも多数の取り組みについて明記されています。市のホームページから、誰でも簡単に確認することができますので、ぜひ丹波篠山市での不動産売却をご検討の方は、一度覗いてみてください。
 *参考:丹波篠山市「令和4年度 施政方針」

丹波篠山市の土地相場

国土交通省が提供する直近のオープンデータなどに基づき、丹波篠山市の土地価格情報について述べていきます。

【公示地価情報】

2022年時点での調査によると、丹波篠山市の最新公示地価は1平方メートルあたり平均3万3950円、坪単価では1坪あたり平均11万2231円になり、全国順位は664位です。前年からの変動状況は、0.55%の下降傾向にあります。

1983年から蓄えられた39年分のデータに則ると、公示地価の最高値は、1998年の1平方メートルあたり6万7000円になります。一方の最安価格は、2015年にマークされた1平方メートルあたり2万6640円となり、双方の差異は2.65倍です。

【基準地価情報】

2021年時点における、丹波篠山市の最新基準地価は、1平方メートルあたり平均2万1165円です。坪単価に換算すると1坪あたり平均6万9968円となり、全国順位は858位です。前年と比較した変動状況は0.70%の減少となります。

こちらも1983年からの39年分のデータによると、基準地価の最高値は、2000年に記録された1平方メートルあたり5万6144円となり、最小価格は2021年の1平方メートルあたり2万1165円が該当します。双方の違いは、2.65倍に及びます。

【用途別地価情報】

2021年時点の情報によると、「宅地」の平均地価は、1平方メートルあたり1万7570円となり、坪単価で見ると1坪あたり5万8085円となります。「商業地」の平均地価は、1平方メートルあたり4万1880円であり、坪単価換算では1坪あたり13万8446円といった状況です。

【地点別地価情報】

2021年〜2022年時点のデータに基づくと、丹波篠山市内における最高価格地点は、「丹波篠山市大沢2丁目5番2」の1平方メートルあたり7万円が該当します。
一方の最安価格地点とされているのが、「丹波篠山市栗柄字中通坪462番4」の1平方メートルあたり6900円です。

直近の価格とともに、近隣エリアとの傾向の違いなども参考にしながら、丹波篠山市での不動産売却について調査を進めてみてください。
 *参考:土地代データ

丹波篠山市での不動産売却をお考えの方へ

「丹波篠山市」は、ユネスコ創造都市の認定に加え、2021年には全国的にも有名な丹波黒大豆栽培が日本農業遺産に認定されるなど、近年ますます市としてのブランド力の向上が見られる地域のひとつです。

昨今悩ましいコロナ禍の影響を逆手に取って、農村回帰の気風に乗った、市の特性を活かした事業が数多く展開されています。

子育て支援の充実や、通学通勤に便利な交通アクセスの良さなど、不動産売却時のアピールポイントになる強味も多数備わっています。

ぜひ、市の施政情報なども参考にしながら、丹波篠山市での不動産売却について、知識を深めてみてくださいね。


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