豊岡市の不動産売却に関する情報まとめ

目次

  1. 豊岡市ってどんなところ?
  2. 豊岡市のさまざまなシンボル
  3. 豊岡市が歩んできた歴史
  4. 豊岡市の不動産市場の動向
  5. まとめ

豊岡市ってどんなところ?

 豊岡市は、兵庫県の北部に位置する但馬地域の中心都市で、2005年4月1日に、豊岡市・竹野町・日高町・出石町・但東町・城崎町の1市5町が合併して誕生しました。隣接している自治体は、兵庫県の朝来市、美方郡香美町、養父市、京都府の福知山市、与謝郡与謝野町、京丹後市、と数多くあります。2022年5月1日時点での推計人口は7万5804人です。面積は697.55平方キロメートルで、兵庫県で最も面積が大きい都市です。市域のおよそ8割を森林が占め、中央部には母なる川・円山川が流れており、多彩な四季を織りなす自然環境に恵まれております。

 市内には、北近畿タンゴ鉄道宮津線とJR西日本山陰本線が走っており、2線の連絡駅である豊岡駅が市の中心駅的役割を担っております。また路線バスに関しては、全但バスと豊岡市営バスが市内の各所を結び、主要な道路として、国道178号・国道312号・国道426号・国道482号の四つの国道と、二つの県道が通っております。

 産業では、特に観光業が盛んで、全国的に知名度の高い城崎温泉をはじめ、但馬の小京都と称される出石城下町や西日本屈指の神鍋高原のスキー場などが人気で、年間420万人以上の観光客が訪れております。農業では水稲栽培が中心で、農薬や化学肥料に頼らない、環境や生き物に優しい農法を推進しております。また、但馬牛として名高い和牛の飼育なども行っております。工業は、主にかばんや出石焼などが生産されており、かばん産業においては全国の4大産地の一つに数えられます。さらに、豊岡中核工業団地では、太陽電池工場が誘致され、企業と地域が一体となり環境先進地のアピールを行っております。豊岡市には、他にも但馬ちりめん・出石皿そば・麦わら細工など、さまざまな特産品があります。就業者数を見ると、その数はおよそ4万人で、その中で農業などの第1次産業の就業者数がおよそ2500人、製造業などの第2次産業はおよそ1万1000人、商業などの第3次産業ではおよそ2万6500人です。

 また、豊岡市は国の天然記念物であるコウノトリの飼育数が日本一で、市の鳥にも選定され、市のシンボルとされておりますが、他にも多種多様なシンボルがあります。次の項目ではそんな豊岡市のさまざまなシンボルを紹介します。

豊岡市のさまざまなシンボル

豊岡市のさまざまなシンボル

 (1)市の鳥、コウノトリ

 豊岡市は、日本で最後の野生のコウノトリの生息地として知られており、繁殖・保護・共生の事業が行われております。1971年に一度は日本の空から姿を消したコウノトリが、2005年9月に放鳥され、再び日本の空に羽ばたきました。2007年7月には国内の自然界で46年ぶりに、ひなが巣立つという出来事も起こり、市内では、人里でコウノトリの野生復帰を目指す世界的にも例がない壮大な規模の取り組みが行われております。悠然と舞う姿に人々が共感し、おおらかな気持ちで生活ができるふるさとの実現や、自然と人々が共生するまちづくりのシンボルとして、市の鳥に選定されました。

 (2)市の花、チューリップ

 どんな場所でも、誰でも育てることができ、とても身近な花であるチューリップは、優しく包み込むように咲き、愛と思いやりを感じさせてくれるという点や、冬を越した後、生き生きと色とりどりのかわいい花を咲かせてくれる点から、市民に最も支持され、市の花に選定されました。

 (3)市の魚介、カニ

 荒々しい日本海の良質な漁場から水揚げされる豊岡市のカニは、日本でも屈指の品質と鮮度を誇っております。風格があり、その姿・形は美しく、味も絶品で豊岡の冬の風物詩として欠かせないことから、他を大きく離して市民から支持され、市の魚介に選定されました。

 (4)市の両生類、オオサンショウウオ

 2004年の台風23号により氾濫した出石川で413頭が保護され、復旧後の2007年11月に、うち70頭が試験放流されました。未曽有の大災害から復旧・復興し、安全で安心して暮らせるまちづくりのシンボルとして、市の両生類に選定されました。

 (5)市の岩、玄武岩

 玄武岩は玄武洞の岩石です。約160万年前の火山活動によって流れ出たマグマが固まることで形成された玄武洞は、柱状節理が美しく地質的な価値から1931年2月20日に国の天然記念物に指定されました。玄武洞は逆転磁場の発見など地球科学史に不滅の足跡を残す研究が行われた場所として世界的にも有名なことから、玄武岩が市の岩に選定されました。

 (6)市の木、柳

 柳の木は、しなやかですがとても強靱で高い生命力を持っており、倒れて埋もれても、再び芽を出すたくましい植物です。雪の多い豊岡で、低湿地にもしっかりと根を張る点が市民から大きな支持を受け、市の木に選定されました。
 このように、豊岡市にはさまざまな思いから、多種多様なシンボルが定められております。次の項目では、豊岡市が歩んできた歴史について説明します。

豊岡市が歩んできた歴史

 豊岡の中心部は、古くから人々が生活を営んでいた場所と言われております。旧石器時代や縄文時代の遺跡が数多く発見されており、中でも1913年に発見された中谷貝塚からは、縄文時代の人々の重要なタンパク源であった貝類の殻を中心に、生活用具の土器や石器が出土しております。

 室町時代には、但馬守護の山名氏が支配しており、出石町にある有子山城などを居城にしましたが、戦国時代には、守護代であった垣屋氏の勢力が強まり、山名氏は衰退していきました。

 その後、羽柴秀吉による1569年の但馬の山名勢攻略後、1580年には神武山に秀吉の武将宮部善祥房が城を築き、城下町の形成に着手しました。これが豊岡のまちの始まりであると言われており、商工業の町、人と物の集散地、城下町として経済的基盤を固め、明治時代以降の発展の基礎を確立させました。

 1871年11月2日には、丹後の5郡、但馬の8郡、丹波の3郡が豊岡県に統合され、城崎郡豊岡町に県庁が置かれましたが、5年後の1876年8月26日には、豊岡県が解体され、兵庫県と京都府に合併しました。その後1950年4月1日に城崎郡豊岡町・新田村・中筋村・五荘村が合併して、旧豊岡市が発足されました。当時の総人口はおよそ3万1000人、面積はおよそ80平方キロメートルでした。それから、1955年4月1日には、城崎郡奈佐村・港村を編入し、1958年1月1日には、城崎郡日高町の一部を編入するなど、徐々に領域を拡大していき、2005年4月1日の新設合併により、現在の豊岡市が誕生しました。

 このように歴史の深い、魅力溢れる豊岡市ですが、「引越しをしたいから不動産の売却を検討している」という方々も中にはいらっしゃると思います。その方々のために、現在の不動産市場の様子を次の項目で説明します。

豊岡市の不動産市場の動向

 2022年に発表された、豊岡市の地価公示価格平均値は、1坪あたりの坪単価で15万6754円で、前年からの変動率は−2.97%と、明らかな下落が見られました。兵庫県の47市区町村中25位で、日本全国の市区町村地価ランキングでは、1526市区町村中575位でした。エリア別で見ると、周辺で最も地価公示価格が高い駅は城崎温泉駅で、1坪あたりの坪単価が36万円、反対に最も安い駅は竹野駅で、1坪あたりの坪単価が8万円です。また、下落率が最も低い駅は城崎温泉駅で、前年からの変動率が−1.44%、最も高い駅は竹野駅で、前年からの変動率が−5.29%という結果になり、どのエリアに関しても前年より地価が下落していることが判明しました。

 そもそも、全国的には土地価格は上昇傾向にあると言われております。その主な要因が、金利の低下です。2013年以降、日銀が国債を買い占める異次元緩和政策を行うことで、不動産の金利を下げてきました。しかし、豊岡市ではその恩恵を受けられておらず、例年減少傾向に陥っております。これには人口の減少が大きく関与しており、豊岡市では2013〜2020年の7年間で、およそ6000人もの人口が減っております。特に不動産の購入を検討することが多いとされる、30〜40代の人口はおよそ1600人減少しております。そのことにより買い手がつきにくくなってしまい、土地価格の下落が続いているのが現状です。2015年の国勢調査に基づくデータによると、高齢化率は31.6%となっており、ここからも若者が少なくなっていることが分かります。また、2020年の国勢調査に基づくデータによると、世帯数は3万180世帯でした。

 また、国立社会保障・人口問題研究所が、2018年に発表した豊岡市の今後の人口の見通しによると、2020〜2030年までの10年間で、およそ7700人減少するという結果が出ました。中でも、不動産の購入を検討することが多いとされる30〜40代の人口に関しては、その10年間でおよそ3800人減少してしまう見通しです。そのため、今後さらに買い手がつきにくくなってしまい、地価の下落が起きるでしょう。加えて、近年では不動産の金利が上昇傾向にあり、それに伴い地価も減少すると考えられます。以上のことを踏まえ、豊岡市で不動産売却を検討されている方々は、早めに行動に移すことをおすすめします。

まとめ

 豊岡市はさまざまな人気観光スポットを有する都市で、日本で唯一コウノトリを保護している地域としても知られております。そんな豊岡市は、コウノトリをシンボルとした、環境を良くする取り組みを通して、かつてのように、人と人、また自然と人とがつながり合う暮らしを取り戻すことを目標に掲げ、その実現に向かって現在も尽力しております。
 このように、豊岡市には魅力が満載です。ぜひ一度暮らしてみてはいかがでしょうか。


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