【2022年度版】神戸市北区の紹介と不動産売却

目次

  1. 神戸市北区の概要
  2. 神戸市北区の近況
  3. 神戸市北区の土地価格データ
  4. 神戸市北区の魅力
  5. 神戸市北区での不動産売却をご検討の方へ

神戸市北区の概要

「北区」は、神戸市を形成する9政区のひとつであり、神戸市の北東部に位置する、六甲山の北部から西部に広がった広大なエリアです。北区の面積は240.29平方キロメートルと、神戸市の面積のうち約4割を占め、神戸市9区の中で最も広い区となります。

そんな北区は、1973年に兵庫区から分けられ、2013年に区制40周年の節目を迎えました。分離の歴史としては、当時、神戸中心部の人口が大きく膨れ上がり限界が近づいていたため、六甲山の後背地を合併し兵庫区に編入された経緯がありました。その後、再び人口増加が見られたために、兵庫区から北区が分区されたという流れになります。

現在では、ニュータウンとして発展した住宅エリアと、昔懐かしい田園風景が保たれた農村エリアが共存しており、分区当初から比べると人口はおよそ2倍にまで増加しました。この人口増加の背景には、神戸電鉄の沿線に沿ったベッドタウン化の進行が挙げられています。人口増加の一方で、区の面積が広大であるため、人口密度自体はそこまで高くない点が特徴的です。

北区内には、歴史文化財や名所旧跡が多数存在しており、歴史情緒を感じさせる街並みが印象的です。指定文化財の数は県内最多の111件と、非常に多くの文化資産を保有する地域としても重宝されています。現存する民家の中では日本最古と言われる箱木千年家を代表とする「茅葺(かやぶき)民家」や、地域の貴重な文化遺産として人々の愛される「農村歌舞伎」、国指定重要文化財の「石峯寺(しゃくぶじ)」といった見どころがあります。そして、北区の山間地帯には、スキー場やハイキングコースが整えられた六甲山や、神戸市立森林植物園があります。季節の風物詩である桜や紅葉の名所もあり、季節に応じた風景を楽しむことができる点も魅力です。さらに、何といっても「有馬温泉」の存在が区の人気を高めており、六甲山の美しい景観を眺めながらゆったりとした時間を過ごせる有馬温泉は、全国的にも愛されています。この有馬温泉は、「太閤秀吉」がこよなく愛したことでも有名で、歴史好きな人々にも注目されるスポットです。

以上、北区のあゆみについてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。こうした経緯をふまえつつ、引き続き、区の詳細について述べていきたいと思います。

神戸市北区の近況

北区の近況を語るにあたり、区が掲げる「北区計画」に沿って、その取り組みを紹介していきます。

「北区計画」は、区民と行政が協働して取り組む、「区の将来像」と「区のまちづくり」に関する目標を共有するために設けられたプランです。この計画は、北区役所などの行政だけでなく、区民の方々からも意見を募り策定されたものになります。

大きなテーマとして、2025年の北区の将来像である「人が集い 安心して暮らせる 魅力あふれる 緑といで湯のまち」が掲げられており、詳しい内容については冊子にまとめられ、区のホームページでの公開や、北区役所での配布が行われています。

 *北区計画冊子

北区計画の主軸として、「まちづくりのための3つの目標」があります。

【まちづくりの目標1:人が集うまち】

人と人とのつながりを大切にし、農村地域とニュータウンなど都市部との地域連携・地域交流を促し、人・もの・情報が行き交い、交通環境の向上などにより暮らす人・訪れる人など多くの「人が集うまち」づくりを進めます。

【まちづくりの目標2:安心して暮らせるまち】

広い区域、地形、まちの成り立ちなど、北区の地域特性を考慮したうえで、あらゆる世代が将来にわたって「安心して暮らせるまち」づくりを進めています。また環境マナー先進地であるこの北区の美しい環境を、次世代のため守り育てていきます。

【まちづくりの目標3:魅力あふれるまち】

北区に数多く残されている名所旧跡や伝統芸能などの歴史文化資源の保存・継承や活用を行っていきます。また全国的に有名な有馬温泉を、観光をはじめ健康づくりなど様々な分野に活用して、「魅力あふれるまち」づくりを進めます。

「人が集うまち」の項目では、特に「若年層や子育て世帯の移住・定住」について対策が練られており、子育て支援の充実や、地域イベントの活性化、雇用の創出などが取り組みとして挙げられています。こうした方向けの不動産売却をお考えの方は、ぜひ詳細をお目通しください。

「安心して暮らせるまち」として、地域の防犯や生活環境の向上や、災害への対策、高齢者・障がい者などの方々が安心して住み続けられるまちづくりが述べられています。特に、ご高齢の方や障がいを持たれた方向けの不動産売却をご検討中の方には、ご注目いただきたいポイントです。

「魅力あふれるまち」の部分では、北区の持つ伝統や農業の担い手を増やす活動が行われたり、豊富な観光資源をアピールするための取り組みが進められています。不動産売却にまつわる部分としては、駅界隈での賑わいを促進するために「鈴蘭台駅前の再開発」や「鈴蘭台幹線整備」をはじめとするまちづくり事業についても記載されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

神戸市北区での不動産売却時には、ぜひ北区計画の内容についても調査してみることをおすすめします。

神戸市北区の土地価格データ

国土交通省が提供する直近のオープンデータなどをもとに、神戸市北区の土地相場についてまとめていきます。

【公示地価について】

2022年時点では、神戸市北区の最新公示地価は、1平方メートルあたり平均5万6971円であり、坪単価では1坪あたり平均18万8336円と、前年値から比較すると-0.34%の変動を見せています。

1983年から蓄積された39年分のデータをもとにすると、公示地価の最高値は、1991年に記録された1平方メートルあたり20万8993円が該当します。一方の最安値は、2020年の1平方メートルあたり5万6843円で、双方の差は3.68倍です。

【基準地価について】

2021年時点における、神戸市北区の最新基準地価は、1平方メートルあたり平均6万5205円をマークしており、坪単価に換算すると1坪あたり平均21万5554円になります。前年と比べると-0.62%の変動率になります。

こちらも1983年から蓄えられた情報によると、基準地価の最高値は、1990年の1平方メートルあたり17万7103円となり、最小価格は2012年に記された1平方メートルあたり5万5738円となります。2者間での差異は3.18倍になります。

【用途別地価について】

2021年時点の情報では、「宅地」の平均地価は、1平方メートルあたり5万2035円で、坪単位に換算すると、1坪あたり17万2017円となります。「商業地」の平均地価は、1平方メートルあたり13万9666円、坪単価としては1坪あたり46万1707円です。

【地点別地価について】

2021年〜2022年時点において、北区内における最高価格地点は、「神戸市北区北五葉1-1-17」の1平方メートルあたり17万1000円が該当します。一方の、最も安い価格となった地点は、「神戸市北区山田町下谷上字小畑13番7」の1平方メートルあたり1910円です。

【鉄道沿線における土地相場について】

神戸市北区と、同じ鉄道路線における地域との土地相場について比較してみます。本記事の執筆時点での調査では、北区は、神戸電鉄粟生線沿線の平均地価である1平方メートル5万9033円よりも上回っています。片や、神戸市営地下鉄西神・山手線沿線の平均地価である1平方メートル28万5270円や、神戸電鉄有馬線沿線の平均地価1平方メートル12万2605円、そして神戸電鉄三田線沿線の平均地価の1平方メートル6万0758円をそれぞれ下回る結果になります。

神戸市北区内の基準点における地価は、地下鉄西神・山手線、神戸電鉄有馬線、神戸電鉄三田線、神戸電鉄粟生線の線路へ近いほど高い傾向を見て取ることができます。

神戸市北区での不動産売却をお考えの方は、ぜひこうした情報もご参考になさってください。
 *土地代(土地代データ)

s

神戸市北区の魅力

こちらの項では、神戸市北区を代表する、名産品や観光スポット情報についてまとめます。

【山田錦】

お酒好きな方はご存じの、酒米として有名な「山田錦」は、淡河町などの地域を中心に栽培されています。土地の特徴である、谷あいの粘質がかった土壌と、昼夜で温度差の激しい気候をうまく活用して、高品質な米が作られているのです。ぜひ、不動産売却をお考えのお相手の中に、お酒好きな方がおられましたら、ぜひお話のキッカケにしてみてくださいね。

【菊】

神戸市では、それぞれの区のイメージに合わせた「区の花」が設けられています。北区の花のひとつとして選ばれた「菊」は、1907年頃から山田町での栽培をきっかけに、この地での扱いがはじまったと言われています。

【有馬温泉】

言わずと知れた日本最古の湯のひとつである「有馬温泉」は、すばらしい景観を眺めながらの温泉をはじめ、「炭酸せんべい」などの名産品から、芸妓さんと楽しむ有馬伝統のお座敷遊びなど見どころ満載の観光スポットです。三宮から約30分、大阪から約60分とアクセスが良い点もうれしいですね。

【しあわせの村】

「こども、おとな、お年より、障がいのある方 誰もが楽しめる総合福祉ゾーン」として、「神戸市民の福祉をまもる条例」の理念に沿って、神戸市制100周年の記念に開村された「しあわせの村」は、老若男女を問わずのびのび過ごすことができる地域の名所です。ご高齢の方や、障がいを持たれた方をサポートする福祉施設をはじめ、運動広場やキャンプ場といったレクリエーションエリアに、宿泊施設や温泉施設も兼ね備えられています。三宮から車で約25分と、足を運びやすい場所にあります。

この他にも、神戸市北区には魅力にあふれたスポットが数多く存在しています。こうした区の強味も絡めながら、北区での不動産売却を進めてみてくださいね。

神戸市北区での不動産売却をご検討の方へ

神戸市北区は、美しい山並みと都市部に接した農村地域が共存する、自然の恵みにあふれた「緑のまち」として発展してきた歴史を持ち、全国的にも有名な有馬温泉の存在から「いで湯のまち」としても人々に愛されています。

歴史的な価値とともに、魅力的なスポットも数多く備えた神戸市北区は、アピールポイントが満載です。


【関連記事】

大阪市生野区の不動産売却/コリアンタウンがある観光地

大阪市城東区の不動産売却/人口密度全国2位の街

狭山市の不動産売却/狭山稲荷山公園や一級河川入間川が流れる街

守口市の不動産売却/スーパーが多く、大阪市内への交通も便利

神戸市北区の不動産売却/三宮から近いが、山が多く自然豊か

加東市の不動産売却/東条湖おもちゃ王国で人気を集める街

大阪市天王寺区の不動産売却/阿倍野ハルカスや四天王寺がある街

高石市の不動産売却/浜寺公園が近く静かで暮らしやすい街

大阪市阿倍野区の不動産売却/高級住宅街帝塚山がある街

羽曳野市の不動産売却/竹内街道や横大路など歴史名所多数