神戸市垂水区の概要と不動産売却について【まとめ】

目次

  1. 神戸市垂水区のあゆみ
  2. 神戸市垂水区の近況
  3. 神戸市垂水区の土地価格傾向
  4. 神戸市垂水区の魅力
  5. 神戸市垂水区での不動産売却をご検討の方へ

神戸市垂水区のあゆみ

「垂水区(たるみく)」は、神戸市の南西部に位置する丘陵地帯であり、その大半が住宅地として活用され、高丸団地や明舞団地、多聞団地などの団地群が広がっています。

古くは、塩屋谷川・福田川・山田川といった各河川まわりに、小さな集落が見られる地域でしたが、戦後になると著しい都市化が見られ、驚異的なスピードで人口の増加を見せることとなりました。1995年に起こった「阪神・淡路大震災」後には、壊滅的なダメージを受けた神戸市街地からの避難先として人々が訪れたこともあり、1955年時点ではおよそ5万人ほどだった人口が、現在では約21万人にまで増加しています。これは、神戸市全体における人口の約15%にも値するのです。少子高齢化が叫ばれる昨今でありながらも、世帯数としては直近も増加の一途を辿っており、こうした動向も、垂水区での不動産売却時にはぜひご注目いただきたい点のひとつです。

また、垂水区は交通面でも大きな発展を遂げており、JR神戸線や山陽電鉄、バスに市営地下鉄など、あらゆる手段が整っています。「三宮駅」までは約15分、「大阪駅」まで約35分と、神戸三宮や大阪都心にもアクセスが良い点がうれしいですね。さらに、1998年には「明石海峡大橋」が開通したことから、本州と四国を結ぶ起点としても活躍を見せています。そうした交通の利便性と、神戸ならではの山と海に囲まれた独自の地形から、多くの作家や芸術家・音楽家など、文化人にも好まれるエリアとなりました。

「垂水」という地名の由来は、かつてこの地域に「滝(=垂れ水)」が数多く存在した謂れからきているという説があり、東垂水に駒捨瀧・琵琶瀧・御池ヶ瀧(おんぢがたき)と呼ばれる三小瀑布があったという記述も残されています。

こうした垂水区の背景もふまえつつ、引き続き、区の特徴について述べていきます。

神戸市垂水区の近況

過去の歴史から、人々の流入が多くみられ、直近でも世帯数は伸び続けている垂水区ではありますが、少子高齢化の進展や、地域にまつわる課題への対応を目指して、2011年には区の計画として「たるみっこプラン」が策定されました。このプランの目標は、区の将来像である「住みたい 住み続けたいまち 垂水」の実現にあり、区が一丸となって取り組んできた経緯があります。若い世代の移住・定住を推し進めるための施策が、区としても推進されている点は大きなポイントです。子育て世帯をはじめ、学生の方や、新進気鋭の若手アーティストなど、そうした方向けの不動産売却を考えておられる方は、こうした活動なども踏まえてご案内してみてください。

さらに2016年には、「たるみっこプラン」の成果を踏まえた新たな取り組みとして「垂水区計画」が掲げられ、引き続き若い世代の移住・定住を図るとともに、「高齢者が健康で生き生きと暮らすまちづくり」についても触れられています。重点的に取り組む施策として、①高齢者が地域活動に参加できる場づくり ②高齢者の健康づくり支援事業(保健福祉フェアの開催、健康づくり講演会) ③ひとり暮らし高齢者等の支援(地域見守り活動、「地域だより」の発行)の3つが挙げられているのです。神戸市内でも65歳以上の人口が多い傾向のある垂水区では、こうした施策を中心に、高齢者がいつまでも健康で活躍できるまちづくりを目指しています。ご高齢の方向けの不動産売却をご検討の際には、ぜひお耳に入れておいていただきたい情報です。

神戸市垂水区の土地価格傾向

国土交通省が提供する直近のオープンデータなどをもとに、神戸市垂水区の土地価格の相場について解説していきます。

【公示地価情報】

2022年時点の情報において、神戸市垂水区の最新公示地価は、1平方メートルあたり平均11万7920円を記録しています。坪単価に換算すると、1坪あたり平均44万5685円と、前年対比で+ 0.45%の変動率を示しています。

1983年から39年分のデータが残されており、公示地価の最高値は、1991年の1平方メートルあたり5万5400円が該当します。一方で、最低値は、2013年の1平方メートルあたり11万4912円となり、その落差は3.09倍になります。

【基準地価情報】

2021年時点における、神戸市垂水区の最新基準地価は、1平方メートルあたり平均13万4820円を記しており、坪単価としては、1坪あたり平均44万5685円となっており、前年と比較して+0.22%の変動率となっています。

2021年時点における、神戸市垂水区の最新基準地価は、1平方メートルあたり平均13万4820円を記しており、坪単価としては、1坪あたり平均44万5685円となっており、前年と比較して+0.22%の変動率となっています。

【用途別地価情報】

2021年時点の情報によると、「宅地」の平均地価は、1平方メートルあたり11万9207円となり、坪単位に換算すると、1坪あたり39万4075円となります。

「商業地」の平均地価は、1平方メートルあたり18万6000円、坪単価としては1坪あたり61万4876円です。

【地点別地価情報】

2021年〜2022年時点において、垂水区内における最高価格地点は、「神戸市垂水区神田町2-10」の1平方メートルあたり35万2000円が該当します。一方の、最も低い価格となった地点は、「神戸市垂水区名谷町字奥之坊2088番1」の1平方メートルあたり4万6400円です。

【鉄道沿線における土地相場】

神戸市垂水区と、同じ鉄道路線に該当する地域との土地相場について比較してみます。本記事の執筆時点での調査では、垂水区は、JR山陽本線沿線・山陽電気鉄道本線沿線の平均地価をともに上回る結果となっており、神戸市垂水区内の基準点においては、JR山陽本線、山陽電鉄本線の駅舎に近いほど地価が高い傾向が見て取れます。

【まとめ】

地価が上昇傾向にあった神戸市垂水区ではありますが、近年の多大な影響が見られるコロナ禍のあおりを受け、観光地や商業地の地価の下落が可能性として示唆されています。こうした最近の動向もふまえて、不動産売却時のご参考になさってください。

 *土地代データ(土地代データ)

神戸市垂水区の魅力

1998年に開通された「明石海峡大橋」の存在は、区の魅力を高める大きな要素となっており、淡路や四国の大地と陸続きになることで、今後もますます人や文化・経済の交流拠点としての発展が大きく期待されています。

近畿地方と山陽地方を結ぶ要の地としても古くから活躍を見せるこの地には、色塚古墳や大歳山遺跡といった史跡が残っており、歴史的な見所もあります。

海沿いにも魅力的なスポットが広がっており、「平磯海づり公園」「平磯芝生広場」「垂水スポーツガーデン」といったのびのび体を動かせる施設から、神戸~明石地帯指折りの大型漁港である「垂水漁港」、三井アウトレットパークを中心としたショッピングモール「マリンピア神戸」など、観光にも非常におすすめのエリアです。美しい海岸景色が見られる「舞子の浜」を復元し設置された「アジュール舞子」では、明石海峡大橋と淡路島を一望することができ、その絶景は一見の価値があります。美しい風景を眺めながら、ピクニックや釣り、予約制のバーベキューなどのアウトドアを楽しむことができることに加え、シーズンになれば海水浴場としても多くの人が訪れる人気のエリアです。

また、垂水区出身の有名人として、プロサッカー選手の「香川真司」選手の存在があげられます。区の観光情報誌である「たるみりょく」でもインタビュー記事が掲載され、「垂水の土のグラウンドが僕の原点です」と語られており、地元とのつながりを感じさせます。香川選手のコメントにも、「垂水は海や山に囲まれていて自然に親しめる場所もたくさんありますし、ユニークなお店や飲食店もたくさんあるので、ぜひいろんな所に立ち寄ってみてください」とあるように、垂水区には多くの魅力があふれています。ぜひ、不動産売却をお考えのお相手に、サッカーファンの方がおられましたら、会話のきっかけにいかがでしょうか。

神戸市垂水区での不動産売却をご検討の方へ

海と山が身近にある美しい自然の眺めが特徴的な地形と、そこからもたらされる温暖な気候に包まれた垂水区は、大阪や三宮といった都心部へのアクセスも整った、住みやすい住宅地帯です。

世界最長のつり橋「明石海峡大橋」をはじめ、県下最大の前方後円墳「五色塚古墳」といった見どころもあり、アジュール舞子海水浴場やアウトレットモール「マリンピア神戸」といったレクリエーション施設も充実しています。

地域の歴史は遥か昔の古墳時代から続いており、川沿いに竪穴式住居で構成された集落が広がっていた時期もありました。その後、明治時代には資産家の別荘が建設され、海外から人々の移住が活発になりました。現代でもその名残が見られ、神戸市垂水区の青山台から塩屋町にかけて「ジェームス山」と呼ばれるエリアがあり、当時アメリカやイギリスから移住してきた人々が使用していた洋館が数多く存在しています。このエリアは、神戸の中でも有名な高級住宅街として認知されています。こうした経緯も、垂水区が「住のまち」として発展してきた謂れとなっています。

昨今では特に、若い世代の移住・定住を推し進め、住んでよかったと思える「住のまち」づくりが区の目標として掲げられています。ぜひこうした風潮も参考に、神戸市垂水区での不動産売却について、理解を深めてみてくださいね。


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