神戸市灘区で不動産売却する際のポイント

目次

  1. 灘区の歴史
  2. 灘区の特徴(地理、人口など)
  3. 灘区の人気不動産エリア
  4. 灘区の押さえておいたい観光スポット
  5. まとめ

灘区の歴史

桜ヶ丘地区では、弥生時代に作られた銅鐸が発掘されたことから、古来より大きな集落があったことがうかがえます。
奈良時代では、南部の沿岸地域は海上交通の要となっており、京都・大阪をはじめとする各地との交流が活発に行なわれていました。

江戸時代に入ると暮らしが安定し、素麺や酒の産地として有名になります。また、当時は25基の水車が置かれており、それらを利用して作られた灯油は、京都・大阪・江戸などに輸送されていました。江戸時代末期には毛利藩によって駐屯所が置かれるなど、政治の重要な地域となりました。

当時、この地区には小さな村が多数ありましたが、1889年の町村制が施行されたことによって、六甲村、都賀野村、都賀浜村の3つに統合されました。その後、1929年に区制が施行され、灘区が誕生しました。
1995年の阪神・淡路大震災では、酒造業などの地場産業が壊滅的な被害を受けていました。

灘区の特徴(地理、人口など)

灘区は、神戸市を構成する9区のうちの1つで、東部に位置しています。
1929年4月に西郷町、六甲村、西灘村の1町2村が神戸市に編入され、1931年9月に区制の実施により「灘区」が誕生しました。
北には六甲山・摩耶山がそびえ、南は大阪湾に面し、東は石屋川が流れ、西には王子動物園があり、約32.66平方キロメートルとなる地域です。家賃相場は少々高めにはなりますが、三宮と大阪とも近いため、人気のエリアとなっています。

人口は2022年4月1日時点で13万6016人、世帯数は7万128世帯です。 市街地北部は、昔からある住宅に加え、新しい団地や、神戸大学・神戸高校などの大学や高校が並び建つ山麓地域であり、緑豊かな住宅地の広がる御影山手エリアとなっています。中央地域は、東のJR六甲道駅周辺は東部副都心として整備されており、西の水道筋商店街は、庶民的な商店街として住商複合地域となっています。

区内には、西郷川や石屋川など、複数の川が流れており、六甲山から流れる湧水と、地元で収穫される酒米を使った日本酒作りが昔から盛んで有名です。

交通面では、北から阪急、JR、阪神の3沿線が走っており、三宮へも大阪へも近く大変便利な立地です。JR六甲道駅を中心に市街地が広がっています。バスも山手から海沿いまで走っています。
さらに、阪神高速の3号神戸線と5号湾岸線が走っており、車での移動にも便利です。また、神戸市の東部新都心として開発された「ブルメールHAT神戸」という地区があります。こちらには美術館や病院、公園などが整備されています。海岸沿いエリアは、埋め立て地に工場や港が広がる臨海地域です。
灘区には動物園や六甲山、ウィンタースポーツのレジャー施設など様々な観光スポットもあり、住民だけでなく観光客も訪れるため、多くの人で賑わっています。

このように灘区は、住宅が広がる都市的な部分もありながら、自然豊かな落ち着いたエリアもあります。そして基本的にアクセスも良好で、小さい子からお年寄りまで、安心して生活することができます。また、おしゃれな雰囲気のお店や街並みも増えたので、10代・20代の層からも人気があります。

灘区の人気不動産エリアと価格帯

灘区は、2016年に開業したJR神戸線の新駅「摩耶駅」が位置しています。元々、梅田や三宮へのアクセスは良かったのですが、一層改善され、以前よりもさらに利用しやすくなりました。摩耶駅の隣接地では、大型マンションの開発も続いているため、利便性も上がり、灘区の需要が高まっています。阪急線の六甲駅とJR東海道本線の六甲道駅の周辺に人気が集中しています。

また、六甲道駅はショッピングモールや銀行などの金融機関が充実し、快速停車駅の為、利便性を重視したい方から人気があります。六甲駅は自然豊かで落ち着いているため、静かな住環境を探している方におすすめです。専有面積70平米以上、築後20年程度の物件の価格帯は3,000~4,000万円前後です。六甲道駅徒歩5分圏内、築40年程度の物件は2,000万円半ばで売り出されると、おおよそ1か月程度で成約できることが多いです。六甲道駅の駅前では「ウェルブ六甲道」などのマンションが人気となっています。
分譲マンションでいいますと、価格帯・広さともに成約されていますが、3,500万円以下での成約が無難でしょう。4,000万円を超えると成約数は減少傾向となります。

灘区は阪神淡路大震災による被害が大きかったエリアではありますが、復興によって新築された住宅街も多く、近年では人口は増加傾向にあります。震災を経験していることもあり、1995年以降に建築された物件の需要が高いです。しかし、築年数の古い旧耐震の物件でも、立地が良好であれば、早期での売却が可能でしょう。一戸建ては六甲駅〜六甲道駅の間が特に人気です。駐車スペース1台分、4LDK、3階建てでは価格が5,000万円前後で売買されています。土地は阪急神戸本線の徒歩圏で、3,000~4,000万円の価格帯の需要が高くなっています。また、神戸市には最低敷地面積の規制が無い為、敷地面積100平米を超える土地は珍しく、人気があります。

阪急神戸本線から国道43号線にかけてのエリアは、マンションや一戸建て、商業施設などが立ち並ぶ地域となっています。阪急、JR、阪神の3路線が並行しており、交通の利便性が高い点が特徴です。区の西部には王子公園や神戸市立王子動物園があり、さまざまな観光が楽しめる点も灘区が人気である理由です。

この地区での不動産売却を考えますと、やはりアクセスの良さと、商業施設や観光地が充実しているということもあり、売り出す時期と価格を適切に考えれば、短い期間で売却できる可能性がかなり高いといえます。

灘区の押さえておきたい観光スポット

神戸市立王子動物園

神戸市立王子動物公園は、兵庫県神戸市灘区の王子公園内にある動物園です。1928年に諏訪山公園内に開園した諏訪山動物園(1946年閉園)を前身に開園しました。
緑豊かな園内に約130種800匹の動物を飼育・展示しています。ふれあい広場では、ヒツジやヤギ、ウサギなどに触れ合うことができます。ジャイアントパンダとコアラを同時に見られるのは、日本全国ではこの動物園のみとなっています。

園内には、動物科学資料館や遊園地などが設置されているほか、実物の国鉄D51形蒸気機関車(211号機)が展示・保存されています。子供から大人まで楽しめる、灘区の人気お出かけスポットです。

*神戸市立王子動物園公式サイト(http://www.kobe-ojizoo.jp/)

六甲ケーブルs

兵庫県神戸市灘区の六甲ケーブル下駅から六甲山上駅の区間を、六甲山観光として自然を楽しみながら、ケーブルカーで自然を楽しみながら登っていくことができます。六甲山最高峰の山頂は、3.7kmほど北東にあります。六甲山上駅では、ケーブルカーと同じく六甲山観光が運行する六甲山上バスに接続しており、バスと六甲有馬ロープウェーを乗り継いで、有馬温泉へ抜けることもできます。

六甲山上駅の駅舎は創業当時のもので、今現在も大切に保存されています。山上駅ではコンサートなども催されるため、人気のスポットです。なお、創業当初は、六甲ケーブル下駅も六甲山上駅に類似した建物でしたが、1938年の阪神大水害での被災を契機に、現在の山小屋風建築に建て直されています。

従来は、阪急電鉄系の阪急バスと競合関係にありましたが、2006年の阪急電鉄と阪神電鉄の経営統合に伴った阪急阪神ホールディングス発足によって、阪急電鉄側が六甲ケーブルをPRするなど、従来にはなかった変化が見られるようになりました。

乗車時間は約10分間で、20分間毎に運行しています。 しかし、大型連休や行楽シーズンは観光客も増えるため、15分間隔の増発運転となります。
*六甲山公式お出かけサイト(https://www.rokkosan.com/top)

六甲ガーデンテラス

ファミリー連れに人気の、神戸を代表するレジャースポットです。阪急阪神ホールディングス傘下の阪神電気鉄道の直営でありますが、実際の運営は子会社の六甲山観光株式会社に委託されています。標高890mにある展望スポットは全国的にも有名で、明石海峡大橋や関西国際空港が見渡せます。レストランやカフェ、雑貨ショップなどの充実した施設も備わっており、夜景スポットとしても人気を集めています。

エリア内には絶景を眺められる場所がいくつかあり、時間や角度によって、違った魅力の風景を楽しむことができます。

*六甲ガーデンテラス公式サイト(https://www.rokkosan.com/gt/)

この他にも灘区には観光スポットがたくさん存在します。いずれも、自然を利用したアスレチックや、昔から残る建造物や教会など、灘区の地域性を活かしており、人気を博しています。

街が活気づくことで、その地域に住みたいという人が増えるため、観光スポットが豊富であるという点からも需要の高い地域であるといえるでしょう。

まとめ

今回は神戸市灘区の地域性や地理的特徴から、不動産売却のポイントについて触れていきました。神戸市灘区はこのように、商業施設や交通機関が発達した市街地でありながらも、山や海に囲まれた自然豊かな街でもあります。
基本的にどの地区も静かで落ち着いており、交通の便も良いため、子供のいるファミリー層や、お年寄りでも安心して生活することができます。
灘区の中でも、エリアごとに街の雰囲気は変わり、学校の立地などによって住む人たちの層も変わってくるため、各エリアに合わせた売却のタイミングと、価格を考えると良いでしょう。


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