門真市の特徴・不動産売却する上での注目ポイント

目次

  1. 門真市の歴史
  2. 門真市の地理的特徴
  3. 門真市のコミュニティ
  4. 門真市のまりづくり事業
  5. 門真市の不動産売却をする上で

門真市の歴史

門真に人々が住み始めたのは、今から約3500年前になります。これは、1989年に、市の西部にある「西三荘遺跡」からの発掘調査で発見された縄文時代後期の土器によって明らかになりました。平安時代後期からは、河内の8カ所に、大和田庄・馬伏庄・岸和田庄などの荘園が寺社領として営まれ、現在の地名ができあがりました。茨田堤の完成後に、低湿地が徐々に開拓され、鎌倉・室町時代になると、河内平野中央部にある最も低湿な池沼地を除いて、現在見られる集落がおおよそ成立していたと思われます。江戸時代になると、豊かな水郷農村としての近世集落が徐々に形となり、江戸時代後期には、菜種や木綿の栽培でも発展し、蓮根栽培なども目立つようになりました。

現代に入ってからは、大阪都市圏が拡大したことによって、高度経済成長期に市の人口は急増し、60年〜65年には人口増加率178%を記録しました。1963年に6万人だったところ、1970年代には約14万人にまで達し、社会現象をもたらすほどでした。この急速な人口増加は、更なる都市化を促進する一方で、農村農業を著しく衰退させ、かつて経験した事のない様々な都市問題を引き起こすほどでした。

貧困や財政難が続いた市は、問題を解決するために1971年に第一次総合計画を策定し、それ以降も時代の変化に合わせながら計画を新たに立て続けました。今もなお都市整備や教育の向上、安全の強化など、市の活性化に力を注いでいます。

大まかに門真市の歴史を振り返ると、現代の人口増加の勢いによって、街が発展していったものの、市の経済的な運営が追いつかない時期も多少見受けられたことがわかります。これは一見、街としての印象がよくないように思われるかもしれませんが、この都市問題がなければ、今現在の安全で住みやすい門真市は生まれていなかったかもしれません。不動産の売却をする上で、門真市の魅力は尽きませんが、以下からは居住におすすめな点をご紹介していきます。

門真市の地理的特徴

門真市は、大阪府の北河内地域に位置する市で、大阪市や守口市、寝屋川市、大東市と隣接しています。ベッドタウンを形成する衛星都市であり、大阪都市圏における都市雇用圏の中心に含まれます。人口は約12万人ほどで、市域は比較的大きくありません。起伏も激しくない、平坦な土地でもあり、さらに交通機関や支援サービスも整っていることから、高齢者や障がいのある方にもおすすめしたいところです。

ベッドタウンとは、都市圏に通勤する人が多く住んでいる、住宅中心の町になります。大都市周辺の郊外化した衛星都市を指す言葉でもあります。

<ベッドタウンの利点>

家賃相場・物価が安い

家賃や物価の安さから、経済的負担が軽減される点は、ベッドタウンの最大のメリットといえるでしょう。家を建てる場合にも、土地価格は都心部より下がるため建てやすいです。不動産売却を考える上で、家の建てやすさ、土地の物価の安さは購入者のどの世代からも注目されるポイントになります。

交通の便が良い

都心に近いことから、道路や交通機関が発達しています。そのため短時間で都心部に出ることができます。京阪本線は、おしゃれなオフィス街の「淀屋橋駅」から、京都大学の最寄り駅である「出町柳駅」を繋ぐ、長い路線です。淀屋橋駅には大阪市の最も重要な地下鉄「御堂筋線」が通っているので、梅田や難波、天王寺へもすぐに行くことができます。

門真市駅は、そんな淀屋橋駅から15分、梅田からは地下鉄と京阪電車を使って約30分で着きます。また、道路のアクセスも大変便利で、近畿自動車道や第二京阪など、高速道路のインターチェンジがあります。京阪では急行や特急は停まりませんが、区間急行が停まるので、ラッシュ時以外は比較的空いているところも魅力的です。 交通機関への距離は、不動産を売却・購入する際に物件の資産価値に影響を与える重要な検討材料です。門真市の特徴として、「都心の近くには住みたいけど、金銭的な負担は減らしたい」と考えている購入者には特におすすめできる場所であるといえるでしょう。

子育て世帯も住みやすい

公園やショッピングモールなど、ファミリー向けの施設も充実しているため、育児をしている世帯からも人気があります。お店だけではなく、子育て世帯に向けたサービスや医療も備わっているため、とても住みやすいです。

上記のような利点は、若年層から高齢者まで、幅広い世代から需要があるといえます。実際、「通勤時間は多少我慢できるから、経済的負担を減らしたい」という人が増えている傾向にあります。商業施設や医療施設などの環境が整っている部分も評価が高く、不動産も比較的売れやすい見込みがあります。上記に加えて、その土地の地価や購入者からの需要も気になるかと思います。都心部はやはり地価が高いため、売り出しても金銭的に余裕のある世帯にしかみてもらえません。つまり購入者の幅が狭まると、売却に時間がかかる可能性があります。

しかし、門真市のようにベッドタウンとして居住費用を抑えることができ、なおかつ都心へのアクセスが良い街は人気があるため、比較的売却しやすいでしょう。郊外と都心では購入費用が大きく変わります。それぞれの地域の利点と照らし合わせながら、不動産売却の計画を立てましょう。

門真市のコミュニティ

それぞれの街には、雰囲気やコミュニティの違いがあると思います。門真市の市民意識調査では、「家族や友人など周囲の人と支え合いながら暮らしていると思う」という項目に賛同する意見が76%もあります。

これは、市の活動として、貧困で困っている子供や家族を支援する「子どもの未来応援ネットワーク事業」や、認知症の人が輝けるようにケアマネージャーや市民団体が発足した「ゆめ判プロジェクト」など多くの企画を行っていることが大きく影響していることでしょう。「子どもの未来応援ネットワーク事業」では、市民などの応援団員が1300人を超え、「ゆめ判プロジェクト」では、認知症カフェやスポーツイベントなどの取り組みが評価され、厚生労働大臣最優秀賞を受賞するなど、街を活発化させる中で結果も残しています。

このことから、人々が支え合いながら暮らしている街だということがわかります。このような繋がりが普段からあれば、小さいお子さんやご年配のご家族がいらっしゃる方も安心して住むことができます。不動産の売却を考えた時、「落ち着いたところで暮らしたい」、「老後は地域の人とのんびり過ごしたい」といった希望のある方に、特に人気があるといえるでしょう。

門真市のまちづくり事業

門真市の大きな特徴の1つに、冒頭でも述べた交通の便の良さがあります。また、市内には大規模事業所があることから、夜間よりも昼間の方が人口が多いです。過去には、高度経済成長期に周囲の土地から人口が転入したことで、街の区画整理が追いつかずに、密集市街地が生まれたこともありましたが、密集市街地という特徴を活かし、交通整備を強化することでさらなる街の発展が考えられました。

子育て・教育

市では重要施策として以下の3つを掲げています。

実際に、2017年には幼児教育、療育を無償化し、子ども医療助成費を18歳まで広げました。他にも子供の貧困対策などが進められています。また、働きながら安心して子どもを育てられる街として、子育て世代包括センター「ひよこテラス」というものがあります。こちらは妊娠期から子育て期まで相談できる制度として、2019年に始まりました。妊娠した際の届出から産後のサポートなど、さまざまな支援をしてくれています。産後の大変な時期には、産婦人科に母子で泊まることもでき、他の地域にはなかなか見られない手助けをしてもらえます。今後子育てを予定している家族層には、家を買うときの目安の1つになるでしょう。子どもが大きくなった時には、地域子育てセンター「ひよこる〜む」で、天気が悪い時なども子どもを預けて遊ばせたり、保育士さんに子育てに関する相談をすることができます。さらに、保育事業所の開設や保育士確保の施策により、2020年の時点で門真市では待機児童ゼロが実現しています。先ほども述べたように、門真市の子どもの医療費の助成制度は、大阪府内トップクラスで、家計にも優しい街です。基本的に全ての小中学校で給食制度を設けているため、お弁当を準備する必要がなく、子どもたちも栄養バランスのとれた食事をとることができるのも良いところです。

また、子どもたちだけでなく、女性の就労支援にも力を入れています。多くの女性が門真市内で働けるよう、個人にはキャリア形成のためのセミナーや、カウンセリングを実施し、働きやすい環境を作るために、中小企業への支援も行っています。

このように子育てのみならず、働く女性に対しても手厚いサポートを推進しているため、出産後の社会復帰も不安は少ないことしょう。地方から門真市に居住を移した際にも、安心して仕事を見つけられるでしょう。

門真市はさまざまな事業の中でも、子育て世代へのサービス向上と密集市街地の整備強化に自治体として力を注いでいることがわかります。このように市が街の発展のため、多くの施策を打つことは、住民にとって住みやすく安心して暮らせることに繋がります。

交通整備も進み、住みやすく、働きやすいことからも、若い家族層や高齢者の方など幅広い年齢層からの需要があるでしょう。家族層は特に3月や4月を目処に引越しをする方が多いため、不動産の売却を考えている方は余裕を持って、10月くらいに準備をスタートしてみてください。

門真市で不動産売却をする上で

門真市は、多くの地域が市街化区域に指定されています。第二京阪道路周辺の一部に市街化調整区域が見られますが、この地域は開発に適した環境であるにもかかわらず、未開拓地が多いことから、計画的なまちづくりが検討されています。市街化区域は、「積極的に開発していきましょう」という場所なため、小規模な土地や一般的な戸建て住宅であれば、誰でも自由に売買でき、近隣の市街化調整区域よりも高値で取引される傾向にあります。多くの市街化調整区域では、開発や建築行為が厳しく制限されているため、不動産の売却は必ずしも簡単とは限りません。しかし、「価格が安い」「自然豊かな環境で暮らせる」「敷地面積が広い」などの理由から、一定の需要があるのも確かです。市街化調整地区では都市計画税が課せられないため、固定資産税が安くなることも挙げられます。

この記事で述べたように、門真市で生活することには多くのメリットがあります。特に、アクセスの良さと、働きながら子育てする女性への支援が手厚いのは、大きな特徴です。これからもまちの発展は進むため、不動産売却をする際も、家主の方には比較的売りやすい地区であると思われます。自分の不動産がどういった区域にあり、どのような規制が設けられているのかを、しっかりと把握しておくことが大切です。


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