羽曳野市での不動産売却に関する参考情報

目次

  1. 羽曳野市の歴史
  2. 羽曳野市の近年の傾向
  3. 羽曳野市の市政
  4. 羽曳野市の特徴や見所
  5. 羽曳野市での不動産売却に関する総括

羽曳野市の歴史

羽曳野市は、大阪府南東部にあたる南河内地域に位置しており、生駒山をはじめ、信貴山、金剛山、葛城山といった山々に囲まれた河内平野の中にあります。東に面する二上山系の斜面には、雄大な果樹園が広がっており、羽曳野丘陵地帯の恵まれた自然の恩恵を受けた土地は、農産物の栽培にたいへん適しています。特に、関西地区の中でも生産量の高い「いちじく」や、羽曳野市のご当地キャラクターのデザインにも採用されている「ぶどう」は、地域の名物としても有名です。

また、羽曳野市の「羽曳野(はびきの)」という名前の由来には、非常に歴史的な背景があり、「古事記」や「日本書紀」でも太古の英雄として有名な、かの「ヤマトタケルのミコト」が関係しています。没後に白鳥となったと言われているヤマトタケルがこの場所に舞い降りて、天高く飛び去っていった様子が「羽を曳くが如く」と伝承されている「白鳥伝説」がその名前の由来となっているのです。

そういった背景から、羽曳野市には、白鳥伝説と関係性の深い「白鳥陵古墳」をはじめ、日本最大規模を誇る「応神天皇陵古墳」など、数多くの古墳が存在しています。それらの古墳は、藤井寺市・堺市と合わせて全49基を対象として「百舌鳥・古市古墳群」と称され、日本国内においては令和の時代で初となる世界遺産に登録されました。

さらに、羽曳野市を東西に貫き、1400年もの歴史を誇る「日本最古の国道」として有名な「竹内街道・横大路(大道)」は、府内初となる日本遺産としての認定を受けています。この認定に向けては、街道沿線にある羽曳野市をはじめ、大阪市や堺市、松原市、太子町、葛城市、橿原市、大和高田市、桜井市、明日香村といった、大阪府と奈良県の全12自治体で組織された「竹内街道・横大路(大道)活性化実行委員会」が力を合わせ、羽曳野市の他地域との連携の強さを感じさせる一件となりました。

羽曳野市は、世界遺産と日本遺産を共に保持する市として、非常に歴史的価値の高い地域であると言えるでしょう。ぜひ不動産売却時にはそういった歴史的な背景もアピールポイントに加えてみてください。

羽曳野市の近年の傾向

市の面積が26.45平方キロメートルと、他の市と比べてもそれほど広大ではない羽曳野市ではありますが、人口密度で見てみると、2022年の段階では、全国的にも上位レベルの高さを示しています。

そんな羽曳野市ですが、実は、近年の市の人口動向を見てみると、注目すべき動きが伺えます。

市が掲げる「令和4年度施政方針」の中では、「本市の人口は、令和22年国勢調査において、11万人を下回る結果となりました。」と、近年の市の人口数の伸び悩みを示唆する内容が語られています。続く文面では「さらには、国立社会保障・人口問題研究所の推計によりますと、2045年には7万3,000人を下回ることが見込まれています。そのため、現役世代の私たちが次世代への必要な手立てを適切に講じなければ、行政サービスや生活関連サービスの低下による地域住民の利便性やまちの活力への影響が懸念されます。」と記されており、将来的な市の人口減少の可能性についても述べられているのです。人が利用する不動産ですので、もちろん対象となる人そのものの数の流動については、不動産売却時の重要な着眼点となることでしょう。

 *羽曳野市 令和4年度施政方針
 (https://www.city.habikino.lg.jp/material/files/group/4/R04shiseihoushin.pdf)

とは言え、前述の通り、現時点ではまだまだ全国的にも人口密度の高さが目立つ市ではありますし、そもそも人口減少については羽曳野市に限った話ではなく、今や日本全体に対しても言える大きな課題の一つだと考えられます。内閣府の発表でも、「我が国の総人口は、今後、長期の人口減少過程に入り、平成38(2026)年に人口1億2,000万人を下回った後も減少を続け、60(2048)年には1億人を割って9,913万人となり、72(2060)年には8,674万人になると推計されている」と言われています。

羽曳野市での不動産売却をご検討されている方は、こういった昨今の情勢も鑑みつつ売却のタイミングを見定めされることをおすすめいたします。

 *内閣府ホームページ「将来推計人口でみる50年後の日本」より
 (https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2012/zenbun/s1_1_1_02.html)

また、近年の市の動向を、「人口」で見ると減少傾向ではありますが、「世帯数」で見てみると増加の推移が見られます。人流については、扱う指標によってもその見え方は変わってきます。詳しいデータについては、羽曳野市のホームページで誰でもご覧いただけますので、ぜひご参照ください。

 *羽曳野市ホームページ
 (https://www.city.habikino.lg.jp/soshiki/soumu/soumu/jinko/index.html)

そして、もちろんのことながら市の活力を維持するための取り組みが市政としても計画されており、同資料の中でも「地域が持つ魅力や強みを最大限に活かしながら、自治体経営の視点に立った行財政改革を着実に実行していく必要があります。」とした決意が語られています。具体的にどういった改革を目指しているのかについては、後述の「羽曳野市の市政」の項目において、引き続きまとめていきますので、せひ合わせてお目通しください。

歴史に深く、日本国内のみならず世界的にもその価値が認められ、農産物をはじめとした銘品にも恵まれた羽曳野市において、こうした近年の傾向もぜひチェックしていただきながら、不動産売却について知識を深めていただければと思います。

羽曳野市の市政

不動産売却時には、その土地が住み良い場所であるか否かも、大きな関心と言えるでしょう。その指標の一つとして、市の打ち出す「市政」について情報を探ってみることも一手です。

羽曳野市では、「令和4年度施政方針」の中で、「7つの柱」を市政運営の基本的な軸として掲げられています。

第1の柱として、「行財政改革の推進」を挙げており、多様な自主財源の獲得を目指して「ふるさと納税」のさらなる充実や、昨今のDX(デジタル・トランスフォーメーション)に則った取り組みの強化、組織体制の見直しなどが予定されています。

第2の柱である「子育て支援・学校教育の充実」では、子どもや家庭が抱える様々な課題に適切に対応するべく、「(仮称)こどもえがお部」の創設が計画されています。また、「ひとり親家庭」や「多子世帯」に向けた支援も検討されており、ファミリー世帯への不動産売却時にぜひ案内したいポイントです。また、教育面においては、新たな認定こども園の設置や、ICT教育や外国語教育の充実、食育の推進、少子化社会を視野に入れたより良い教育環境の確保や、放課後活動の居場所の確保など、子育て世帯の方には気になるポイントも充実しています。

第3の柱の「健康・福祉の充実と向上」においては、「人生100年時代」にふさわしい生涯を通じた健康づくりや、疾病・介護の予防について明記されています。具体的には、地域包括支援センターの増設や、保健事業と介護予防の一体的な実施など、支援と医療の受けやすさを高める施策が掲げられており、ご高齢の方向けの不動産売却をお考えの際には、ぜひチェックしていただきたい内容になっています。

第4の柱「交通・インフラ整備の促進」の部分では、大阪府や周辺自治体と連携した整備活動についてまとめられており、施設の老朽化への対応や、公園などの安全保持に関する策が講じられています。

第5の柱は、「安全・安心なまちづくり」です。新型コロナウイルスへの対応をはじめ、南海トラフ地震など災害への備えへの記述があり、自助・共助・公助の観点から、あらゆる強化策が列挙されています。犯罪抑止の面では、警察署などと連携しながら防犯カメラの設置に努めたり、全世界的な課題である気候変動についても述べられています。

第6の柱「市民協働・地域自治」としては、市民の声を聴く「タウンミーティング」の実施や、SNSでの積極的な市に関する情報発信、地域コミュニティ活動の活性化が目標です。

そして、第7の柱である「魅力あるまちづくり」の項目では、目玉となる「大阪・関西万博」を視野に入れた取り組みや、世界遺産や日本遺産等の歴史資産や、土地の特産品などの地域資源を活用した、「観光によるまちづくり」を大きなテーマに掲げています。さらに、羽曳野市の立地特性を活かした企業立地の促進など、市税の確保や雇用の創出を目指した動きもある点が特徴的です。

ぜひ不動産売却時には、こういった市政情報も元に、羽曳野市の強味を宣伝していただければと思います。

羽曳野市の特徴や見所

羽曳野市の大きな特徴の一つとして、交通の便の良さがあります。大阪市の中心部から約20km圏内にあるため、大阪市内までおよそ30分程度で辿り着くことができるのです。近鉄南大阪線が充実していますので、主要なスポットへのアクセスが非常に良好な点もうれしいですね。通勤や出張で電車を使う機会の多いビジネスマンの方への不動産売却をお考えであれば、大きなメリットになることでしょう。

また、周囲はいにしえの情緒に溢れた街道や、世界遺産に囲まれていますので、歴史好きな方におすすめの不動産をお持ちの方は、ぜひ売却時にもう打ってつけのアピールポイントとなります。

そして、何と言っても目玉はやはり、2025年に開催が迫っている「大阪・関西万博」でしょう。前述「令和4年度施政方針」の中でも明記されているように、「2025年開催の大阪・関西万博は、本市のポテンシャルの高さを世界にアピールする絶好のチャンスであります。このチャンスを活かすべく、自由で大胆な発想とダイナミックな動きで本市の魅力を力強く発信するため、マーケティングやプロモーションを行う観光組織の構築を図り、地域の活性化の推進力である観光施策を大きく前に進めてまいります。このような取り組み効果により、観光客や移住者の増加、地域経済の活性化を図ってまいります。」と、万博に向けた市の熱意は相当なものと言えるでしょう。

羽曳野市での不動産売却に関する総括

世界遺産と日本遺産を有し、恵まれた自然の恩恵を受けた農産業も活発で、交通面でのメリットもある羽曳野市は、2022年時点では人口密度も高く、人気の市の一つと言っても過言ではないでしょう。

全国的な課題でもある人口減少については、市もその対象ではあるものの、「世帯数」で見れば近年も増加の傾向にあり、地域の活力を保ち続けるために様々な施策も進められています。

新型コロナの影響や、南海トラフ地震などの災害が懸念される昨今ではありますが、市政としてそれらへの対策にも取り組まれており、市政を読み込むことは羽曳野市での不動産売却を考える際の大きな一助となることでしょう。

新型コロナの影響や、南海トラフ地震などの災害が懸念される昨今ではありますが、市政としてそれらへの対策にも取り組まれており、市政を読み込むことは羽曳野市での不動産売却を考える際の大きな一助となることでしょう。


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