河内長野市の不動産売却

目次

  1. 河内長野市とは
  2. 河内長野市の再編について
  3. 河内長野市の歴史
  4. 河内長野市で不動産売却を行うメリット・デメリット
  5. 最後に

河内長野市とは

河内長野市は大阪府の南東端、南河内地域に位置する市で、北を頂点とした三角形をしています。河内長野市の南側には和泉山脈が連なっていて、その奥には奈良県と和歌山県が位置しています。大阪府内で3番目に大きい面積を持つ河内長野市の7割は森林で、石川などの河川沿いにある平野が北に向かって河内平野に続いています。市の大部分を砂岩地帯が占めていて、湿度が高く暖かい気候が特徴の稲や野菜、果物の栽培に適した環境です。標高の高低差が激しく、坂が多いこの地域で多くの人は高台にある住宅街に住んでいます。そこからは大阪の中心部を見渡すことができ、夜景スポットも多いです。

河内長野市には「モックル」と呼ばれるシンボルキャラクターが存在します。「モックル」は市の木である「クスノキ」と市の資源である「緑」を擬人化した容姿をしています。「モックル」という名前は木(モク)と仲間などの意味を持つ輪(サークル)からもじられて生まれた造語です。また、モクモクと成長する市の未来をイメージさせてくれることからも地域の住民の間で大変愛されているキャラクターです。

河内長野市では、森林が多い地形を生かした産業が非常に発展しています。特に有名なのは、つまようじです。つまようじ産業は明治時代から受け継がれている地場産業で、過去には全国のつまようじ生産量の95%を河内長野市が占めていました。また、鋳物生産も古くから語り継がれ、工業団地周辺を中心にステンレスなどの製造業が盛んです。さらに、有名なものとして僧坊酒である天野酒があります。

産業人口はサービス業などを主な仕事とする第3次産業が多く、大阪外環状線に沿って飲食店などが連なっています。また、交通の便もよく、大阪府内の大都市である大阪市や堺市にも簡単に通学・通勤することができるため、都会で働く会社員の住居の穴場でもあります。

観光地は河内長野市の東側に位置する千早赤阪村一帯に広がる奥河内が有名であり、2019年には日本遺産として登録されるほど注目されている地域です。しかし、一昔前では天然温泉や南北朝時代の史跡、文化財などを売りにしていましたが、脚光を浴びることはありませんでした。それが現在ここまで注目されるようになり、河内長野市民の地域活性化への熱が感じられます。

河内長野市は、古くから渡来人などが移住した地として知られています。また、遣隋使として今の中国に渡った高向玄理の出身地でもあります。律令制において河内国に含まれ、錦部群を中心に編成されているため、南河内地方にあたります。各地に空海の伝承が残るほか、楠木正成、天誅組で登場する地域でもあり、北朝・満朝の行在所にもなりました。幕藩時代には、河内狭山藩、近江膳所藩、伊勢神戸藩の所領もありました。

河内長野市はシンガーソングライターの川村結花や女優の伊東美咲などたくさんの著名人のゆかりの地です。「コンフィデンスマンJP」などにも出演している小池徹平もまた河内長野にゆかりのある人物です。また、映像作品も数多く撮影されていて、NHK大阪放送局制作の連続テレビ小説である「おちょやん」や井頭愛海が主演を務める映画「鬼ガール!!」などが挙げられます。

河内長野市の再編について

河内長野市では、1960年以降に開発されたニュータウンや団地が多く、今後の再編などが話題となっています。その中でもUR南花台団地と南花台地域は市内で最も人口が多いため、市にとってとても重要な課題として考えられています。この再編を目指すうえで重要な要素となる河内長野市の「自然」「教育」について紹介したいと思います。

自然

上記のように、河内長野市は約7割を森林が占めています。緑が多く、大阪都心から最も近い位置に大自然が広がっているのが河内長野市です。四季も強く感じることができ、秋には紅葉を目的とした観光客が多く集まります。また、住宅街中でもこのように四季を感じることができます。

河内長野市は「自然」の魅力をアピールするために「奥河内」という地域ブランドを打ち出しています。「ちかくて、ふかい 奥河内」をキャッチフレーズとし、気軽に本格的なアウトドアを楽しめるスポットも多いです。奥河内には滝を間近で感じられることで有名な滝畑があり、これは大阪市内で貴重な滝のあるバーベキュー場でもあります。水遊びや沢登りができることも大きな魅力です。

河内長野市では新日本百名山に選ばれている岩湧山が有名です。新日本百名山には中高年でも登りやすい山が選ばれます。岩湧山は登りやすい山として知名度が高く、子供からお年寄りまで登山することができます。

また岩湧山は、かやぶき屋根などで使われているすすきの質が良いことでも有名です。秋には美しいすすきの風景が見え、全国のかやぶき職人が研修のために訪れます。そのため、「滝畑ふるさと文化財の森センター」という研修宿泊施設もあります。

さらに河内長野市には、日本に3つしかない自転車テーマパークの一つである関西サイクルスポーツセンターがあります。子供連れの家族に人気で、CMなどの映像撮影にも使われる施設もあります。川や山などの自然に囲まれているだけでなく、珍しい施設などを有しているのも奥河内の魅力の一つです。

教育

河内長野市内の小学校は英語教育の早期実施や海外の子供たちとの国際交流など、文部科学省から特例校に指定される教育が行われています。その中で電子黒板などの最新技術を取り入れたりもしています。グラウンドが一面芝生であるなど、山に囲まれている大阪府内でも珍しい学校もあります。それ以外にも教育と歴史を絡めた「城攻め」を題材とした授業を大学生と一緒に体験したりもします。

河内長野市には児童本が多く蔵書されている河内長野市立図書館や、子供・子育て総合施設「あいっく」などの、子供や子育てをしている人を対象とする施設も充実しています。あいっくは内装や子供の遊び道具に地元産の木材「河内材」が使われています。施設の使用料が無料であるため、市外から電車で来る方も多いなど人気を示している施設です。

子供向けの施設だけでなく、大人向けの学習を行う河内長野市民大学「くろまろ塾」が開校されています。くろまろ塾は河内長野市民や市内の学校・職場に通学・通勤する高校生以上の方なら誰でも入校することができ、行政や民間が学習主催者として実施する講座を受講することができます。そして、最終的には学位(公的資格としての性格を有しない)の取得も可能で、得た知識はボランティア活動など様々な方面で活用することができます。

このように、河内長野市は様々な教育に力を入れていて、大阪府で一番の教育都市を目指しています。子供から大人まで年齢に関係なく上質な学習環境が整っていることも河内長野市の魅力の一つです。

河内長野市の歴史

河内長野市は2021年時点で8件の国宝と77件の重要文化財を有しています。これは大阪府内では大阪市に次いで2番目の多さです。さらに、これらは博物館に収容されているわけではなく、地域社会の中で受け継がれてきたものが多いです。中世の景観をそのまま感じることができる観心寺・金剛寺など、残っていること自体が貴重なものも存在します。しかし、河内長野市全域に文化財があるわけではなく、主に二大寺周辺や高野街道沿いに集中しているため、位置関係でみると偏りがあります。近世近代では、温泉街の観光地として栄えていて、当時は宿場町などが広がっていました。しかし、戦後は観光地としての認知が薄れていきました。

近年、河内長野駅前の伝統的な造りの酒屋酒蔵がある地域では、住民自ら景観をよくする取り組みを行っています。そんな取り組みの中には「杉玉づくり」というものがあります。杉玉とは、新しいお酒が製造されたときの目印としてつくられるものであり、酒蔵前に飾られるものです。しかし、今ではそんな杉玉を町の人々が作り、酒蔵だけでなく一般の家の前にも飾っています。そうすることで町中が杉玉だらけになり、伝統を感じられる景観を作り出しています。また、景観整備事業として無電柱化や石畳舗装など、観光地としての再興活動が行われています。再興活動を行う河内長野市は現在、観光スポットとして名を上げています。これらのことから、今後河内長野市がさらなる賑わいを見せる可能性は大いにあります。河内長野市での不動産売却を考えている方は今後の河内長野市の可能性も頭に入れておくと良いでしょう。

今、河内長野市の不動産を売却するメリット・デメリット

河内長野市で不動産売却を行うメリット・デメリットについて挙げていきます。一番のメリットは現在の価値で売却できることです。河内長野市の土地単価は相場相応で、比較的高値での売却が見込めます。また、一戸建てやアパートなどの不動産は年数に対する劣化が伴うため、日が経つにつれて価値が落ちます。そのため、今後最も価値が高いであろう現在に売却を行うことで理論上最も大きな利益を生み出すことができます。しかし、そうならない場合があります。それは、経年劣化による価値の低下が気にならなくなるほどに土地の価格が上昇した場合です。河内長野市は立地が良く、経済が十分に回っているため、今後河内長野市自体の価値が上がる可能性は大いにあります。しかし、見込みがあるだけで確信がないため不安定です。もし、より高値での不動産売却を希望する場合は河内長野市の土地市場の歴史と現在、そしてこれからどのように変動するかを調べることをおすすめします。

最後に

今回は河内長野市と不動産売却の基本情報から、河内長野市内の不動産を今、売却するメリット・デメリットについて解説しました。今後の河内長野市の不動産がどうなるかは分からないため、今売却した場合と、後で売却した場合を比較することは難しいです。また、売却する理由にもよりますが「すぐにお金が欲しい」「すぐに売却を行う必要がある」などの場合でない限り、しっかりと知識をつけて後悔のない売却を行いましょう。


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