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最終更新⽇時

2025/11/21

40代で住宅ローンに挑むなら考えるべきことは?メリットとリスクを徹底解説

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記事執筆・監修
エキスパート職 山口智暉
  • -資格-

    宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士

  • -経歴-

    株式会社MDIにて土地活用の提案営業に従事
    東洋プロパティ㈱にて不動産鑑定事務に従事
    株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
    リースバック、買取再販、借地底地、共有持分、立退き案件を手がける

40代の住宅ローン活用ガイド

40代になり、住宅ローンを組んでマイホームを購入しようと考えるのは、少し遅すぎると思っている方も多いのではないでしょうか。しかし、そういったことはありません。40代で住宅ローンを組んでマイホームを購入する人も多くいます。
本記事では、40代で住宅ローンを組みマイホームを買う際に、注意したいポイントやメリット、デメリットなどについて紹介します。

40代でもマイホーム購入は可能?住宅ローン利用の現実

40代で住宅ローンを利用してのマイホーム購入は非常に多いです。住宅支援機構が発表した資料によると、40代で住宅ローンを利用してマイホームを購入する割合は全体の約28%程度です。
40代でのマイホーム購入の4人に1人は住宅ローンを使用しているといえるでしょう。マイホームを購入する理由として挙げられるのは、家族のためやシニアライフの備えといった回答が多いのも特徴です。
50代でのマイホーム購入となると7%台と極端に下がっています。40代はマイホームを購入する最後のチャンスと捉えている人が多いでしょう。

*参考:住宅ローン利用者の実態調査

関連記事 : マイホーム購入に適した年齢は?30代・40代が人気の理由とは – リアルエステートの不動産相談室

40代の年収と住宅ローンの関係:平均年収から借入可能額を計算

マイホームの購入にあたって、住宅ローンの返済額は年収と密接に関連しています。40代の平均年収は500万円から600万円程度です。仮に年収の35%を返済額に設定し、35年間のローンを組む場合、約5,000万円のマイホームが購入可能です。ただし、40代で最長35年のローンを組むと、定年後も返済が続く可能性があります。シニアライフの資金を考慮し、借入額を減らす工夫が重要です。

*参考:民間給与実態統計調査

シニアライフも視野に入れた40代のマイホーム選び

40代でマイホームを購入する場合、シニアライフまで住む可能性が高くなります。再度の買い替えは手間やローンの問題があるため、長期間住むことを考慮したマイホーム選びが重要です。バリアフリーや手すりの設置など、シニアライフに対応できる設計を考えると良いでしょう。シニアライフに適したマイホームは、将来的に売却する際にも高く売れる可能性があります。

40代前半と後半で異なる住宅ローン計画の立て方

40代からの住宅ローンといっても、40歳から49歳までの年齢層となりますので、40代前半と40代後半では住宅ローンの工夫は少し異なります。40歳から45歳だと最長35年間で住宅ローンを組むことが可能です。
45歳以上になると、完済年齢が80歳以上になってしまいますので、最長期間での借り入れができません。45歳以降は、35年間の借り入れはできないことが多く、借入期間が短くなってしまいます。
毎月の返済額が多くなってしまうため審査に通りにくくなってしまう点がポイントです。40代前半と40代後半では、住宅ローンの借り入れに対して返済額を少なくする、繰り上げ返済を活用するといった工夫が必要になるでしょう。

関連記事 : 45歳で家の購入を迷うあなたへ!40代の住宅ローンと選び方 – リアルエステートの不動産相談室

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40代で住宅ローンを組むメリットとは

40代で住宅ローンを組んでのマイホーム購入ではいくつかのメリットが考えられます。
メリットについて見てみましょう。

40代の安定したライフスタイルがマイホーム購入を後押し

40代ともなれば、ある程度ライフスタイルも確立しているケースが多いといえます。家族構成に変化があることも少なく、20代や30代よりも収入面で計算が立てやすくなっているでしょう。
将来のライフスタイルにズレが起こるケースも少なくなりますので、ライフスタイルに沿ったマイホームを購入しやすくなる点がメリットです。
無理のない資金計画や、突発的なアクシデントも20代30代と比較すると、起こりにくい状況下でマイホームの計画を進められます。

高年収で頭金を多く入れられる可能性とそのメリット

40代ともなると、20代30代と比較しても平均年収が高いため、一般的には貯金しやすいといえます。若い世代と比較すると貯金がある可能性も高いため、頭金を多く入れられ、返済額を減らすことが可能です。
40代後半ともなると最長の住宅ローンが組めないため、頭金をあまり入れなければ返済額が多くなってしまいます。頭金を少しでも多く入れられると、毎月の返済額を減らせるため、生活を圧迫することなく返済を進められます。

長期的な視点でシニアライフも快適に住める家の選び方

40代から住宅ローンを組むとなると、かなり短い期間の住宅ローンでない限り、シニアライフまで返済し続けることになります。そのため、そこで購入した住宅は長く住むことを考慮しなければなりません。
高齢になっても住みやすい設計にすることで、シニアライフも快適に住み続けられるでしょう。

広さよりも住みやすさを重視する40代のマイホーム戦略

40代後半でマイホームを購入した場合、すでに子どもたちは大きくなっており、マイホームに住むのは、あまり長くはないことも考えられます。子どもは独立して、パートナーとの二人暮らしになっているかもしれません。
パートナーと二人暮らしの場合や、子どもの独立が間もない場合などは、あまり広いマイホームを建てる必要はありません。広い家を建てる必要がなければ、建築費を抑えることに繋がります。建築費を安く抑えられると、住宅ローンの借入額も抑えられるでしょう。

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40代で住宅ローンを組むデメリットと対策

40代で住宅ローンを組んでのマイホーム購入はメリットばかりではありません。デメリットもありますので、双方をしっかりと見比べてみましょう。

短期間のローン返済での経済的負担とその対策

40代から住宅ローンを組む場合、返済期間が短くなることが多く、毎月の返済額が高くなる可能性があります。例えば、48歳で住宅ローンを組むと、完済年齢が80歳以下である必要があるため、最長32年の返済期間となります。これにより、35年ローンよりも毎月の返済額が高くなります。45歳以上では、さらに短い返済期間になるため、返済額が増え、負担が大きくなる可能性があります。

子ども部屋の使い道を考慮した住宅選びのポイント

子どもがある程度成長した時に家を建てた場合、子どもがマイホームに住む期間が非常に短く、一人暮らしをはじめることもあるでしょう。そうなるとせっかく子ども部屋を用意しても、ほとんど使わないままになってしまうなんてこともあります。
子ども部屋をつくっても使用する期間が短いと予想される場合は、子どもが独立した後の部屋をうまく活用できるように設計を行う必要があるでしょう。

定年後の返済負担を軽減するための戦略と準備

40代からの住宅ローンを利用したマイホーム購入において、最も心配となる点が定年退職後も返済が続く点ではないでしょうか。仕事を行っている間は順調に返済できていたとしても、定年退職してしまうと給与収入が無くなってしまいます。
年金生活になるのか、再就職するのかどちらにしても前の給与額よりは安くなってしまうでしょう。毎月の返済額について基本的に変化はありません。収入が減った状態で、返済し続けることになります。
定年後の返済が苦しくなってしまう点もデメリットのひとつです。

40代の住宅ローン審査が通りにくくなる理由と対策

年齢によって最長35年の住宅ローンが組めません。35年の住宅ローンが組めないと借入期間が短くなりますので、毎月の返済額が増加します。
毎月の返済額が収入に対して一定の割合以上になってしまうと、借入の審査が通らない可能性もあります。
審査の際の重要な指標は「返済能力があるかどうか」です。ローンを組む人の収入と返済額を見て、問題なく返済してもらえるかどうかが、金融機関が一番気にしているポイントなのです。
ローンを長く組むことが難しい40代では、返済額が高くなってしまうため、審査が通りにくくなっています。

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40代に最適な住宅ローンの組み方

無理なく住宅ローンを利用してマイホームを購入するにはいくつかのポイントを押さえておく必要があります。住宅ローンを組む際のポイントについてまとめました。

予算設定と物件選びの適切なアプローチ

物件を選ぶ前に予算を明確に設定しておくことが重要です。物件を先に決めると、予算を超えてしまう可能性があるため、先に予算を決め、その範囲内で物件を探すようにしましょう。

無理のない借入額と返済計画の立て方

40代での住宅ローンとなると、定年退職後にも返済が続くかもしれません。返済額は限度額一杯まで借りず、無理がない範囲にとどめておきましょう。一般的に、収入における返済割合は年収の25%までに抑えると、無理がない範囲で返済することができると言われています。
年収の25%ではなく手取りの25%に抑えることで、さらに余裕を持って返済することが可能です。無理がない範囲の借入額を設定しましょう。

関連記事 : 住宅ローンの支払いが困難な時にすべきこととは? – リアルエステートの不動産相談室

返済額を一定に保つメリットと方法

毎月の返済額は一定にすることをお勧めします。返済額が変動する場合、計画が立てにくくなることがあります。特にボーナス払いがあると返済額が不安定になるため、できるだけ毎月一定額を返済するプランを立てると良いでしょう。

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まとめ:40代からの住宅ローン活用法

40代で住宅ローンを組んでのマイホーム購入は、全体の28%程度と低い数字でもありません。40代でも住宅ローンを組んでのマイホーム購入は十分可能です。
80歳を完済年齢の上限とすると、年齢によっては最長35年の住宅ローンが組めませんので、毎月の返済額が多くなってしまいます。40代からの住宅ローンを利用してのマイホーム購入には、シニアライフのことまで考えた住まいが計画できます。
デメリットもありますので、双方をしっかりと理解しましょう。返済についてのさまざまなポイントをしっかりと確認して、マイホーム購入に役立ててください。

記事執筆・監修
エキスパート職 山口智暉
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    株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
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