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最終更新⽇時

2025/11/28

初心者向けローリスク・ミドルリターン投資法:リスクを抑えた運用術

  • その他

投資の世界には「ローリスク・ミドルリターン」という言葉があります。

一般的に使われる「ハイリスク・ハイリターン」は、一定のリスクを取ることで大きなリターンが期待できる投資を指します。
一方、ローリスクはハイリスクの反対で、リスクが少なく損失も比較的低いことを意味します。
ミドルリターンとは、大きな利益は期待できないが、安定したリターンが得られる投資を指します。
つまり、ローリスク・ミドルリターンとは、安全性が高く、適度な利益が期待できる投資スタイルです。

ローリスク・ミドルリターンは、堅実に利益を得るための理想的な投資スタイルの一つです。この投資スタイルを実現するには、まずリスクを徹底的に抑えることが重要です。
具体的には、リスクを最小限にすることで、損失を防ぎ、安定したリターンを得ることを目指します。
それはつまり、とにかくリスクを抑えることを徹底するということです。

戦略的に考えると、「負けない戦」を心がけることが重要です。
失敗を避けることで、たとえ大きなリターンが得られなくても、被害を最小限に抑え、再挑戦の機会を確保することができます。

本稿では、投資におけるローリスク・ミドルリターンの考え方を詳しく掘り下げ、初心者にも理解できるように解説します。

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記事まとめ
  • ローリスク・ミドルリターンは安全性が高く、損失が低い状態で安定した適度な利益を目指す投資スタイルである
  • 不動産投資は現物資産で価値が下がりにくく、長期運用で利益が見込めるため手堅い投資となり得る
  • ローン活用で自己資金を減らさず投資を始められ、レバレッジを効かせたローリスクな資産運用を実現できる
記事執筆・監修
エキスパート職 山口智暉
  • -資格-

    宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士

  • -経歴-

    株式会社MDIにて土地活用の提案営業に従事
    東洋プロパティ㈱にて不動産鑑定事務に従事
    株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
    リースバック、買取再販、借地底地、共有持分、立退き案件を手がける

リスクとリターンの関係性:投資の基本を理解しよう

通常、リスクの少ない投資では得られる利益も少なく、リスクを取ることで大きなリターンが期待できます。つまり、リスクの少ない投資には少ない利益しか望めない。これは「虎穴に入らずんば虎子を得ず」という諺にも表れています。危険なくして大きな利益は得られない、大昔の人も【虎穴入らずんば虎子を得ず】の諺にそのメッセージを伝えています。

しかし、投資の世界で単純にリスクとリターンの理屈を当てはめるのは早計です。投資は非常に複雑な構造をしており、しっかりとした知識が必要です。
しかし、逆に考えれば複雑な分だけ方法論がいくつも存在し、いくらでもやりようがある、と考えることもできるのできます。

投資の世界には明確に勝ち負けがあり、勝ち続けている人も実際に存在します。
投資において100%確実な儲け話は存在しませんが、しかし確率の統計学が一面の真理として存在することは間違い無いのです。
ここで紹介した「ローリスクを徹底する」という理屈を思い出してください。

ローリスクな投資を選ぶことで、大きな損失を避ける可能性が高くなります。
そして数あるローリスク投資を続けることで、その経験から、ローリスクな投資の中でもリターンが期待できる投資商品を嗅ぎ分ける能力が身につきます。

これがローリスク・ミドルリターンな投資の基本概念です。

ではここから先は一例を紹介して解説します。

  • 不動産ビギナーさん

    投資経験を積むことで、ローリスクの中でも利益を出せる商品を見分けられるようになるのですね。

  • 山口智暉

    経験則は不確実な投資の世界で最も重要な武器です。負けない戦を徹底することで、判断力が向上します。

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ローリスク・ミドルリターンとは?低金利時代の不動産投資

投資の1つのスタイルに不動産投資があります。
なぜ、不動産投資なのか?をご説明すると、長期的な時間軸を利用する事での収益やご自身の資産を切り崩す事なく始めることができるという点でリスクを減らすことが可能だからです。

不動産投資がローリスクとなる理由

不動産投資とは土地や物件を購入し、運用することで利益を目指すことです。
例えばマンションを一室購入し、第三者に賃貸契約をするとします。
そうすると毎月家賃収入が発生します。
長期的に賃貸契約を継続し、家賃収入の累計がマンション購入費用を越えればその不動産投資は成功といえます。
この例が最も分かりやすい不動産投資の形です。

また土地を購入した場合、土地の値段は一定ではなく変動し、時に大きく値上がりすることもあり得ます。
これは一般的に行政が行う地域の開発に大きく依存します。
首都圏の場合、駅が近くになかった地域に新たに駅ができた時にはその周辺の土地は大きく値上がります。
利便性が増すことで地価が上がるという例です。

不動産が投資商材として手堅い理由

不動産が投資商材として手堅い理由は、運用することによって家賃収入などの利益を生み、さらに土地の場合、経年で価値が下がることはありません。
仮に長期保有をしていて、売却の際に物件価格が下がったとしても、投資金額から見た際に、赤字になる要素が非常に少ないと言えます。
これは現物資産の強みとも言えます。
土地の価格の高い低いはその場所の利便性という、かなりわかりやすい要素のため、素人の方でも優良な土地を選ぶことは難しくありません。

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不動産ローンを活用したローリスク・ミドルリターンの実現法

現実問題として不動産を現金で一括購入する例は一部の富裕層以外は考えづらいです。
多くの場合、不動産購入の際は、ローンを組むのが通例です。
銀行に相談して不動産ローンとして低金利で借りる目途が立つようなら、不動産投資はローリスク・ミドルリターンの手堅い投資となり得ます。
また自分自身が現在保有している預貯金や資産を崩すことなく、投資を始められます。

ローン活用によるローリスク化と優良物件の指標

一般的にローンを組むのは銀行ですが、銀行側も当然、貸し倒れは避けたいために相談に親身になってくれます。
例えば購入を検討している物件が出てきた際、もしくは投資を考えはじめた段階で、不動産のプロに相談し、銀行側も優良物件であると考え、ローンを組んでくれるようであれば良好な投資プラン・そして物件であるという一定の指標になり得ます。
不動産業者はもちろんのことながら、銀行も投資商材を扱うプロという一面もあるため、こういった時は頼りになり、うまく活用すればローリスクの投資の助けとなります。

投資における「レバレッジ」の概念

投資の世界には【レバレッジ】という言葉があります。
レバレッジとは他人の持つ資本で自己資本を高める、という考え方です。
ここまで解説した不動産投資を行う、自分自身と不動産ローンでお金を貸してくれる銀行の関係がまさにそれで、銀行は不動産購入を検討している人のお金を貸し出して手助けすることで、結果的に銀行自身も儲かるのです(金利を得るため)。

自身も銀行がお金を貸してくれる目処が立てば現状の現金では到底買えないような不動産購入が可能になるため、優良物件での不動産投資が成功すれば従来以上の利益が見込めます。

ローン活用による資産運用上のメリット

不動産ローンを活用することで、自分自身の預貯金や資産を減らす事なく、良質な物件も選びやすくなり、ローリスクにつながる、というプロセスも非常に手堅い手段といえます。

不動産は資産の中でも流動性が低く、これだけを見ればリスクが高く感じるかもしれませんが、優良物件を見つけた場合、逆に低価格で物件を購入することも可能です。
その物件にローンを組んで購入する価値もあり、その後、資産価値が上がり、賃料収入が上がるとローン自体も繰越返済を行う事ができ、ローン完済も早く済みます。
こういった観点からも資産運用の中でローリスクのジャンルであることは間違いありません。

不動産投資の大きなリスクとその対策

不動産投資で大きなリスクといえば、災害などで物件が壊れてしまった時や、物件で自殺者が出てしまった時、などの不測の事態です。
現在は自殺者が出た部屋はそれを明記する義務があるのです。
しかし上記の2点のケースは保険でカバー出来ます。

現金購入で金利を抑える、もしくはローンを組んでくれる銀行とのレバレッジを積極活用する、といったリスクマネージメントを意識した不動産投資はまさにローリスク・ミドルリターンの典型といえます。

基本的に不動産投資は長期運用になるのが前提ですが、それは一戸建ての物件や、集合住宅を一棟で購入した場合はまとまった頭金が前提となるからです。
つまり初期費用が大きくなりがちなため、費用対効果を得るためには時間がかかるという理屈です。
しかしマンションの一室を購入、というような区分所有の場合、頭金は不要になる場合も多く、賃貸契約がすぐに始められるような状況であれば、不動産投資の中でも比較的早い段階で対比効果を得ることが出来ます。

繰り返しになりますが、ローンを組んで購入した不動産は自身の現金を減らすことなく、資産を保有することができたということになり、これは大きなメリットです。

  • 不動産ビギナーさん

    銀行がローンを組んでくれるかどうかが、その物件の優良さの判断基準になるのですね。

  • 山口智暉

    銀行は物件を担保として厳しく評価します。融資が下りることは、収益性と担保価値が認められたという客観的な指標です。

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両建て投資:ローリスク・ミドルリターンを成功させる戦略

投資の定番に為替トレードがあります。
不動産投資以外にも、ローリスク・ミドルリターンの一例を簡単にご紹介いたします。

為替トレードの仕組み

世界には様々なお金、通貨があり、その価値が常に流動し、相対的に価値が変わっています。
例えば2016年12月現在はアメリカの1ドルは約114円です。この相対価格は常に流動しています。
つまりこの段階で11,400円出せば100ドルと交換が出来ます。もし一ヶ月後に1ドルが120円になったとします。
この段階で100ドルを円に換金すれば12,000円になって返ってきます。
11,400円が12,000円になり、少し増えました。これが為替トレードです。

もしこれが10,000ドルでの換金だったらその収益も数十万円にもなります。
ドルや円の値上がり値下がりはその国の企業の株価に依存します。
例えば日本では車産業が盛んであり、日本車は世界に輸出されています。
もしトヨタが画期的な自動車を開発し、世界で世界中で大ヒットすればトヨタの株価は急上昇し、それに伴い、日本の車メーカーの株価も微増するでしょう。
それによって円の価値は上がると思われます。
このような状況を見極めて外国通貨との差額で儲けるのが為替トレードです。

為替トレードにおける「両建て」のテクニック

このような為替トレードの世界で【両建て】というテクニックが存在します。
例えば1ドルが120円の時に、100ドル分を12,000円で買い、さらに12,000円分を円で保有しておきます。
つまり1ドル120円の場合、予め24,000円の投資資金を用意する必要があります。

そしてその後、ドル値が上昇し、相対的に円が下がってきたら円をドルに変えます。
例えば1ドル110円になった時点で、保有していた12,000円をドルに変えれば約110ドルになります。
12,000円で買った100ドルが約110ドルになりました。
しかし一方の100ドルを円に変えても11,000円にしかなりません。
元々は12,000円の価値があったはずなのに。

つまりドル・円で見た場合に損も得もしていないことがわかると思います。
仮にドルが上昇せず、円が上昇したとしても結果は同じです。損も得もしません。
予め円とドルを両方同じ分だけ買っておくことでドルや円が上がっても下がっても損はしないのです。
これが【両建て】の考え方です。

投資における「資産」と「商品」の違い

投資とはすなわち資産の売買であり、資産とは買った後も価値は下がりません。むしろ上がる可能性もあります。

これが資産と商品の違いです。

商品とは買ってから使うことで消費されたり、買った時点で中古品となったりするため価値が上がることはありません。
しかし資産は買った後も価値は変わらないという性質があり、お金と同じ役割を果たすのです。
投資の世界で利益を出すためには【資産】と【商品】の性質の違いを理解することが基本となります。

これは、投資におけるローリスクは割と簡単に作れるという例えです。

為替トレードで両建てを上手に活用すれば、いわゆる負けない戦が可能となるため、長期的に続ければローリスク・ミドルリターンを実現できる可能性があります。
両建ては元々、株式売買の世界で生まれたテクニックで、保有している株を売りに出し、その株を同じ額で買うことで“損も得もしないで済ます”というテクニックです。
こちらも売買した後、価値が急激には変わらない【資産】の特性を活かしたテクニックといえます。
【商品】で同じこと、つまり二股買いして、どちらかがハズレだった場合、絶対に損をしますよね。絶対に損をしますね。

投資におけるローリスク・ミドルリターンの極意は、とにかくローリスク以外には手を出さないことが鉄則とします。
今回は為替トレードを例に、両建てのような、ローリスクは作ることも出来る、という概念を覚えておけば他の投資商材にも何かと活用できるでしょう。

  • 不動産ビギナーさん

    資産と商品は、買った後の価値の変動に大きな違いがあるのですね。

  • 山口智暉

    現物資産である不動産はインフレに強く、価値が変動しにくいです。商品のような消費や劣化による価値の減少が少ないのが特徴です。

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まとめ:堅実な投資でリスクを抑え、ミドルリターンを狙おう

投資におけるローリスク・ミドルリターンは確実に存在しますが、その場合、利回りや長期運用を考える必要があります。
本稿で紹介したように、出来る限りリスクを避け、ローリスクに徹することで比較的に容易に(素人の方でも理解できるレベルで)ローリスク・ミドルリターンの投資運用は可能であるということはご理解いただけたと思います。

ローリスク・ミドルリターンを実現するために最も肝心なのはローリスクを意識し、深い理解を身につけることです。つまり負けない戦しかしないことを徹底することです。

この考え方で投資を続ければ自然とローリスクの投資を嗅ぎ分ける嗅覚が身につくでしょう。それがローリスク・ミドルリターンを実現する第一歩です。です。
そのプロセスで様々な投資を経験することで、経験則により、多少のリターンを拾っていけるようになります。
ローリスクの投資にハイリターンはないと割り切ることも大切です。

以上のようなプロセスを踏むことで確実なローリスク・ミドルリターンを拾っていくことのできる投資術が完成していくと考えられます。

記事執筆・監修
エキスパート職 山口智暉
  • -資格-

    宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士

  • -経歴-

    株式会社MDIにて土地活用の提案営業に従事
    東洋プロパティ㈱にて不動産鑑定事務に従事
    株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
    リースバック、買取再販、借地底地、共有持分、立退き案件を手がける

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