名古屋最大の繁華街!名古屋市中区ってどんなところ??
あなたは名古屋市中区についてご存知でしょうか。名古屋市中区は、名古屋市で最も栄えていると言っても過言ではない地区です。栄地区や錦地区は、昼も夜も賑わいを見せる歓楽街として人気のスポットです。そんな名古屋市中区の不動産情報が気になっている人も多いのではないでしょうか。今回は、そんな中区の基本情報や市政情報を始めとした情報を紹介していきます。記事の途中には中区の不動産情報についてもまとめているため、中区の不動産を所有している人はとくに必見です。この記事を最後まで読んで中区について詳しくなりましょう!
Contents
名古屋市中区について
はじめに、名古屋市中区の概要について簡単に説明します。中区の人口や地理情報など、基本的な情報をまずは頭に入れておきましょう。
名古屋市中区とは
名古屋市中区とは、名古屋市を構成する16の行政区の一つです。愛知県庁や名古屋市役所も存在し、名古屋の中心となる自治体です。中区内には、名古屋市内最大の繁華街である栄地区や、全国的に観光名所として有名な名古屋城があります。栄地区は、各種百貨店や大型商業施設が立ち並び、隣接する錦地区は歓楽街として夜も賑わいを見せてます。栄地区は中村区にある名古屋駅と隣接しており、名古屋市内の二大商業エリアとして発展しています。
また、三の丸地区には、名古屋市役所や各行政機関が集中しています。そのため、各地方から観光だけでなく出張でも中区を訪れる人が多く存在します。
人口
名古屋市中区の人口推移は以下の通りです。
- 2005年:70,867人
- 2010年:78,243人
- 2015年:83,420人
- 2020年:91,502人
- 2023年:96,928人
このように、名古屋市中区は人口増加を続けている全国的にも珍しいまちです。人口増加は、1997年以降連続で増加し続けています。要因としては、オフィスへの距離と利便性が挙げられます。とくに栄地区は人気地区で、繁華街がある一方で公園も豊富にあるため、居住するのに最適な場所だと考える人が多い傾向にあります。大型商業施設や銀行、飲食店など全て揃っており、大変人気を集めています。2027年にはリニアモーターカーの開業も控えており、中区はさらなる人口増加が期待されています。
歴史
名古屋市中区は、1908年の名古屋市4区制が始まったタイミングで誕生しました。1937年には当時の中区の一部が中村区、昭和区などに編入されました。また、1944年には今の栄地区は「栄区」として独立していましたが、1945年に栄区は撤廃され、中区に合併されました。2008年には中区生100周年を迎え、今後さらなるまちの発展が期待されています。
産業
名古屋市中区は、第三次産業が最も発展しています。例えば、カゴメなどの大企業が立地していたり、地方銀行の拠点が集中していたりします。三の丸エリアでは官庁街が広がっており、名古屋経済の中核を担うまちとなっています。また、「名古屋能楽堂」や「大須演芸場」など、歴史文化に触れ合える施設も多く存在するため、休日には多種多様な楽しみ方ができるでしょう。
代表的な観光地
名古屋城、名古屋市立科学館、金シャチ横丁、名古屋市美術館、名古屋能楽堂、二之丸庭園、中部電力MIRAI TOWER(旧名古屋テレビ塔)
このように、さまざまなジャンルの観光地が中区には存在します。そのため、高齢の方から若者、ファミリー層まで誰もが楽しめるまちだと言えます。2027年にリニアモーターカーの開業後は、ますます観光客数は増加するでしょう。
各種数値情報
- 面積:9.38km²
- 人口密度(2023年):10,333人/km²
- 一般診療所数:202カ所
- コンビニ数:163カ所
- 認可施設・事務所数:24カ所(公立保育園→2カ所、私立保育園→22カ所)
- 学校数:小学校→11校、中学校→4校、高校→2校(市立1校、私立1校)、専修学校→21校、大学(私立)→8校(朝日大学、桜花学園大学、星城大学、中部大学、東京福祉大学、名古屋学芸大学、名古屋商科大学、日本福祉大学)
- 平均家賃:7.9万円
- 公園数:31カ所
一般診療所数は全国平均が69.98カ所であり、コンビニ数は県内4位であるため、住むのに困ることはないでしょう。学校数は多く、公園数も多いため、子育てする環境としても最適な地域だと言えるでしょう。名古屋随一の繁華街であるため平均家賃は高めですが、それでも人気なことには変わりありません。今後も中区の不動産需要は高まることでしょう。
ファミリー層必見!名古屋市中区の子育て情報
次に、名古屋市中区で行われている子育て支援策について紹介します。中区では、現在ざまざまな子育て支援事業がなされています。その中でも今回は二つ紹介します。
①地域子育て支援拠点
地域子育て支援事業の内容で、支援拠点を設けて子育てに励む保護者に対しての支援策を講じています。主に、0歳から3歳までの子どもと保護者が対象で、現在区内に5カ所設置されています。各拠点には専門のスタッフがおり、地域の子育てに関する情報交換や講習会の実施などに取り組んでいます。都会暮らしでなかなか子育て仲間ができない保護者や、子どもを遊ばせる場が欲しいという保護者にとってはうってつけの場所です。
②赤ちゃん訪問事業
赤ちゃん訪問事業とは、中区の主任児童委員と区域担当児童委員が家庭に訪問し、情報提供等をする事業です。旦那さんは毎日仕事に出ており一人で子育てをする母親にとっては、地域の子育て情報の仕入れ先がなかなか見つかりません。そのようなときに、自宅に訪問してくれる児童委員がいることは大変心強いでしょう。安心して子育てに励めます。
このように、中区では子育てをする母親に向けた支援策が多いことが特徴的です。もし中区で子育てに励むことになっても、安心して子どもを育てられるのではないでしょうか。
名古屋市中区で不動産を所有しているあなたへ
今回は、不動産の中でもとくに中区で人気のある「マンション」に焦点を絞って不動産情報を提供したいと思います。もしあなたが中区のマンションを所有しているのであれば必見です!
オススメエリア
中区内では、伏見駅、丸の内駅、金山駅、上前津駅などが人気エリアとなっています。このように、栄の中心部ではなく、中心部から少し離れていても歩いて中心部に迎える程度のエリアが人気となっています。
オススメ不動産
上述しましたが、名古屋市中区では、主に新築もしくは浅築のマンションが人気です。価格帯からすると、仕事で中区に転勤となる単身世帯や、大企業に勤める夫がいるファミリー層などに人気だと考えられます。もしあなたが中区で築浅マンションを保有しているのであれば、需要は高まっているため売却をぜひ検討してみてください。
マンションの売却相場
名古屋市中区のマンション売却相場は、築25年で占有面積60m²の場合で、2,349万円〜3,244万円です。この相場情報をもとに、不動産仲介会社へ売却の相談に向かってください。もし実際に売却に踏み切る際には、一つの会社で決めることなく、必ず複数の会社に相談して不動産売却を検討しましょう。
売却すべき?
はじめに説明した通り、名古屋市中区は人口増加が続いており、今後も増え続けると予想されます。それは同時に、不動産、とくにマンションの需要が高まっていることを意味します。一般的に、不動産は需要が高まっている間に売却したほうが利益を得られると言われています。そのため、需要が高まっている今、中区でマンションを所有している人はこのタイミングで売却を検討してみてはいかがでしょうか?
名古屋市中区の絶対に押さえておきたい知識3選!
続いて、名古屋市中区の絶対に抑えたておきたい知識について紹介します。不動産売却する際には、その土地のいい部分だけではなく悪い面にも目を向けなければなりません。この項の最後の知識には、中区の悪い部分についても紹介しています。最後までご覧ください。
①交通アクセスがいい!
中区は市内随一の繁華街の側面もあり、交通アクセスが非常に優れています。鉄道は、市営地下鉄四線、JR東海道本線、在来線の名鉄(名古屋鉄道)が走っています。区内最大のターミナル駅である「金山総合駅」では、毎日大勢の乗客で溢れています。バスは、路線バスが三本(名古屋市営バス、名鉄バス、あおい交通)が走っています。高速バスに関しては、隣接する中村区にある名古屋駅のバスターミナルで発着しています。加えて、中区内には多くの高速道路ICがあり、車でも非常にアクセスしやすいまちです。
②名古屋城が素敵!
名古屋城は、名古屋市内で一番の観光スポットといっても過言ではないでしょう。市営地下鉄の「市役所駅」で降車すれば、徒歩5分ほどで名古屋城に到着します。名古屋城敷地内では、障壁画の展示や「石引き体験」など、さまざまな角度から歴史を味わえます。日本100名城に選定されており、毎年200万人以上の観光客が訪れています。コロナ禍が明け始めている今、ますます観光客が集まり、かつての賑わいを取り戻しつつあります。
③治安が悪い地区がある・・
最後に、中区の悪い部分の紹介です。中区の栄地区や錦地区は大きな繁華街として人気ですが、その一方で治安が悪いという側面を持ちます。土日には人通りが多すぎて騒がしいことや、夜出歩くことなど、注意する必要があるでしょう。落ち着いた住宅街に住みたい人や、夜の騒がしい雰囲気が苦手な人には向いていないかもしれません。
まとめ
今日のまとめ↓
- 中区は人口増加を続けておりマンション需要が高まっている
- 子育て層への支援が厚い
- 名古屋随一の繁華街として賑わいを見せている
- 交通アクセスや観光スポットなど魅力で溢れている
- 治安が悪い地域もあるため注意
今回は、名古屋市中区について紹介してきましたが、どのように感じましたでしょうか。住みやすさや利便性に長けたエリアであるということをお分かりいただけたのではないでしょうか。3項でも説明しましたが、中区のマンション需要は高まっており、売却すれば高値で売れる可能性が高いでしょう。加えて、今は人口増加が続いていますが、5年後、10年後はどうなるかは未知数です。今需要が高まっているからこそ、売却を検討してみてはいかがでしょうか。もし売却を検討する際には、再度この記事を見返して判断材料にしてください。それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!