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2025/11/21徹底解説!箱根町での不動産投資について
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-資格-
宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士
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-経歴-
株式会社MDIにて土地活用の提案営業に従事
東洋プロパティ㈱にて不動産鑑定事務に従事
株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
リースバック、買取再販、借地底地、共有持分、立退き案件を手がける
Contents
意外と知らない?箱根町の概要
箱根町と言えば温泉が有名で多くの観光客に人気のある地域ですが、人口や人々の暮らしといった情報については、あまり知られていないのではないかと思います。そこで不動産投資について考える前に、まずは箱根町が住民にとってどのような地域なのかご説明します。
位置・地勢
箱根町は神奈川県の南西に位置しています。東西に13.53キロメートル、南北に12.82キロメートル広がっており、総面積は92.86平方キロメートルです。そして、神奈川県の南足柄市や小田原市、静岡県の御殿市や裾野市などと隣接しています。観光地として有名な箱根町ですが、約40万年にわたって活動してきた箱根火山によって、河川や湖沼、草原といった美しい自然が形作られました。
人口
国勢調査によると、20年間(平成12年から令和2年まで)の人口・世帯数の推移は次のようになっています。
| 世帯数 | 総人口 | 男性 | 女性 | 1世帯当たりの人員数 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 平成12年 | 7,387世帯 | 15,829人 | 7,461人 | 8,368人 | 2.14人 |
| 平成17年 | 6,820世帯 | 14,206人 | 6,781人 | 7,425人 | 2.01人 |
| 平成22年 | 7,266世帯 | 13,853人 | 6,665人 | 7,188人 | 1.91人 |
| 平成27年 | 6,088世帯 | 11,786人 | 5,619人 | 6,167人 | 1.94人 |
| 令和2年 | 6,360世帯 | 11,293人 | 5,423人 | 5,870人 | 1.78人 |
これを見ると、人口・世帯数ともに減少傾向にあることが分かります。総人口は20年間で4,536人減っており、今後も減り続けていくことが予想されます。
また年齢別人口統計調査によると、年齢3区分別人口や平均年齢は次のようになっています。
年齢3区分別人口
| 年少人口 | 生産年齢人口 | 老年人口 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| (0~14歳) | (15~64歳) | (65歳以上) | ||||
| 人口 | 構成比 | 人口 | 構成比 | 人口 | 構成比 | |
| 平成29年 | 842人 | 7.20% | 6,358人 | 54.60% | 4,194人 | 36.00% |
| 平成30年 | 810人 | 7.10% | 6,387人 | 56.30% | 4,148人 | 36.60% |
| 平成31年 | 746人 | 6.80% | 6,187人 | 56.10% | 4,102人 | 37.20% |
| 令和2年 | 683人 | 6.30% | 6,092人 | 56.20% | 4,073人 | 37.50% |
| 令和3年 | 720人 | 6.40% | 6,218人 | 55.30% | 4,307人 | 38.30% |
| 令和4年 | 674人 | 6.10% | 6,133人 | 55.60% | 4,225人 | 38.30% |
平均年齢
| 総数 | 男性 | 女性 | |
|---|---|---|---|
| 平成29年 | 51.78歳 | 50.27歳 | 53.14歳 |
| 平成30年 | 51.20歳 | 49.63歳 | 56.58歳 |
| 平成31年 | 51.65歳 | 50.64歳 | 52.57歳 |
| 令和2年 | 50.62歳 | 49.33歳 | 51.81歳 |
| 令和3年 | 52.72歳 | 51.24歳 | 54.06歳 |
| 令和4年 | 52.53歳 | 50.61歳 | 53.85歳 |
年齢3区分別人口を見ると、年少人口や生産年齢人口が減っている中で、老年人口は増加傾向にあることが分かります。また、平均年齢も年々上昇していることが読み取れます。
このようなことから、箱根町の人口は減少しており、少子高齢化が進んでいると分かります。観光客で賑わっているイメージが強い箱根町ですが、実は他の地域と同じように、少子高齢化の問題を抱えているのです。
交通
箱根町は観光地であるため、東京方面や関西方面からの各種交通機関の利便性が高いです。電車では「JR東海道新幹線」や「箱根登山鉄道」を利用して、箱根湯本駅まで移動できます。バスの場合も箱根方面への高速バスが常時運行しており、便利です。
車を利用する場合も、近くに「箱根峠IC」や「箱根口IC」などがあり、アクセスが良いです。その他にも、「箱根登山ケーブルカー」や「箱根ロープウェイ」といった、観光地ならではの移動手段もあります。
では、実際に箱根町に住む人々はどのように移動しているのでしょうか。
まず電車を利用する場合、箱根登山鉄道で小田原駅まで移動すれば、そこからJR東海道本線に乗り換えられます。小田原駅から東京駅までは在来線で1時間21分、新幹線で33分の所要時間です。また小田原駅から新横浜駅までは、新幹線を利用すると14分で到着します。
東京や横浜へは新幹線を利用するため、通勤や通学で毎日移動するのは大変そうです。しかし、箱根町は観光地で交通機関の利便性が高いので、気軽に東京や横浜といった都市へ遊びに行けます。ただ問題点は、観光地であるがゆえに多くの方が電車を利用し、混雑しやすいということです。バスも頻繁に運行しているので便利ですが、電車同様、多くの方が利用するため混雑しやすいと思います。
このようなことから、箱根町で暮らす場合、車を所有していると非常に暮らしやすいと考えられます。実際、箱根町に住む人々は、日常の買い物や通勤に車を利用している方が多いようです。
神奈川県自動車販売店協会の統計によると、2022年3月時点で、箱根町における乗用の自家用車保有台数は4,738台となっています。2022年の箱根町の人口が11,032人であるため、住民の約2.3人に1人が車を所有していることになります。人口の中には子どもや高齢の方も含まれているので、多くの方が車を日常的に使っていると予想できます。
暮らし
箱根町での暮らしに車が必要である理由の一つに、日用品や食材を買うスーパーの数が少ないことが挙げられます。箱根町には精肉店などの商店を除いて、一般的にスーパーと呼ばれるような店舗は数軒しかありません。そのため買い物をする際、車がないと非常に不便なのです。しかし観光地であるためか、比較的コンビニの数は多く、駅近くなどに集積しているようです。
そして治安の面から考えると、箱根町は犯罪発生件数が少なく、安心して暮らせる地域だと思われます。神奈川県警察によると、令和5年2月時点での箱根町の刑法犯認知件数は5件となっており、箱根町が属する足柄下郡全体でも11件となっています。人口は違いますが、お隣の小田原市は175件、南足柄市が25件となっているため、箱根町の犯罪発生件数が少ないことが分かります。
また箱根町には何といっても温泉施設が多く、日常的に利用できるのが嬉しいポイントです。スーパーは少ないですが、おしゃれで美味しい飲食店は多く、頻繁に外食される方にはメリットが大きいと思います。そして、箱根町は自然豊かで美しい風景が広がっており、さまざまなレジャーを楽しめるのでオススメです。
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町の取り組みについて
少子高齢化・人口の減少が課題となっている箱根町ですが、町では次のような取り組みが行われています。
箱根町民間賃貸住宅家賃補助制度
「住宅取得日に、いずれも40歳未満の世帯(夫婦や子、母子または父子で構成されるもの)または同一世帯に小学生未満の子どもがいる世帯(親子二世帯で構成されるものに限る)」といった要件を満たす方に対し、住宅取得費の一部が補助されます。補助金額は、取得に要した金額(土地の取得費や設計費を含む)の10分の1に相当する額であり、上限は100万円です。
出産・育児費の補助
箱根町に1年以上住んでいる一定の所得階層の方が出産した場合、補助金が交付されます。補助金額は、町民税非課税世帯であれば50,000円、所得税非課税世帯であれば30,000円です。
小児医療費助成
箱根町で健康保険に加入している子どもが医療機関を受診したとき、医療費の自己負担額を町が助成します。対象となるのは0歳〜中学校卒業までの子どもで、養育者の所得制限はなく、入院・通院にかかる医療費自己負担額が助成されます。
箱根町はこねっこ誕生祝金
対象となるのは、申請時に0〜18歳到達後最初の3月31日を経過していない子どもを1人以上育てる保護者で、さらに新たな子どもが誕生した方です。要件を満たし、申請をすれば、第2子には10万円、第3子以降には20万円の祝金を受け取れます。
このように、箱根町では若者の移住者を増やし、子育て世帯が暮らしやすい町づくりを目指した取り組みが行われています。自然や温泉で魅力的な町でもあるので、このような取り組みが多くの方に知れ渡れば、箱根町に移住する若者が増えると期待できます。
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賃貸物件の家賃相場は?
実際にアパートやマンションでの不動産投資を始めるとすると、箱根町の賃貸物件がどのくらいの家賃相場なのか気になると思います。ここでは隣接している小田原市や南足柄市と比較しながらご説明します。
アットホームによると、箱根町・小田原市・南足柄市の賃貸物件の家賃相場は次のようになっています。
| すべて | 1R~1K | 1DK~2DK | 2LDK~3DK | |
|---|---|---|---|---|
| 箱根町の家賃相場 | 6.63万円 | 5.33万円 | 7.66万円 | 7.24万円 |
| すべて | 1R~1K | 1DK~2DK | 2LDK~3DK | |
|---|---|---|---|---|
| 小田原市の家賃相場 | 6.2万円 | 5.2万円 | 6.07万円 | 6.48万円 |
| すべて | 1R~1K | 1DK~2DK | 2LDK~3DK | |
| 南足柄市の家賃相場 | 5.47万円 | 4.08万円 | 5.11万円 | 5.62万円 |
比べてみると、箱根町の家賃相場は周辺地域よりも高めになっていることが分かります。不動産投資をする場合、同じ間取りであれば家賃の高い方が収益を多く得られるため、需要があれば、これは良い傾向だと考えられます。
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不動産投資についてまとめ
この記事では箱根町がどのような地域かについて詳しく記載してきましたが、ここからは不動産投資について述べていきたいと思います。
まず、ここまでの内容を大まかにまとめると次のようになります。
- 箱根町の人口は減少傾向にあり、少子高齢化が進んでいる。
- 電車やバスの利便性は良いが、観光客で混雑しやすい。
- 地域住民の自動車所有率は高め。
- スーパーは少ないが、観光施設や飲食店は多い。
- 治安が良い。
- 移住や子育てにおける支援が充実している。
- 家賃相場は隣接している地域より高い。
このようなことから、箱根町で不動産投資をする価値は十分にあると考えます。そもそも箱根町は魅力的な地域である上に、行政支援が充実しており、移住したいと考える方は一定数いると思われるからです。観光地ならではの大変さはあるようですが、観光地であるからこそのメリットも多くあり、温泉や自然が好きな方からの需要は高いでしょう。需要のある物件に投資すれば、家賃相場は比較的高めなので利回りも良いと思われます。また、箱根町では別荘投資(別荘をオーナーが使わない間貸し出し、宿泊料を得る投資)も有効だと思うので、ぜひご自身にあった方法で不動産投資をされてみてください。
この記事が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
参考文献
【アットホーム】足柄下郡箱根町の家賃相場から賃貸の物件を探す
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