最終更新⽇時
2026/04/22リノベーションの費用と手順をわかりやすく解説
- リノベーション
- その他
\リースバックのご相談はこちら!/
-
-資格-
宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士
-
-経歴-
株式会社MDIにて土地活用の提案営業に従事
東洋プロパティ㈱にて不動産鑑定事務に従事
株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
リースバック、買取再販、借地底地、共有持分、立退き案件を手がける
Contents
「リノベーション」の概要
家にまつわるワードのひとつに「リノベーション」があります。「家のリノベーションをしたいと思っているんだ」という風に、日常的な表現としても定着している言葉ですが、改めてその意味について解説していきます。
「リノベーション」とは、日本語で「改修」や「刷新」など、物を新しくするという意味です。似た言葉に「リフォーム」がありますが、「リフォーム」は「今あるものをマイナスの状態から回復させる」意味であり、「新たな機能を作り上げる」ことを指す「リノベーション」とは異なります。「もともとあったものを改修して、新たな価値を創造する」といった意味合いの強い「リノベーション」は、プラスαとなる付加価値を付けて、より良いものを生み出すことを目的としているのです。そのため、建物の一部を対象とするリフォームに比べ、リノベーションはより大規模な工事を伴う傾向があります。例えば、ライフスタイルの変化に合わせて家の機能を大きく刷新したい場合、リノベーションが選ばれることもあります。「リノベーション」の概念は、日本に明治期に入ってきたとされ、木造家屋が主流で壊れたら建て替える文化があった日本に、改修を施す西洋の石造建築技術が取り入れられたことが起源です。
最近では、家を購入する際に、あえてリノベーションを施すことを前提に中古住宅を求めるケースも増えており、住まいに対する考え方が多様化しています。新築に比べて費用を抑えられる点や、人気エリアであっても中古物件なら残っているといった点から、リノベーションという手段は広く浸透してきているようです。
ぜひこの機会に、家との付き合い方の選択肢のひとつに「リノベーション」も加えてみてください。続く次項では、リノベーションのやり方について、様々な事例をご紹介します。引き続き、本記事を参考に、リノベーションに対する理解を深めていただけますと幸いです。
\リースバックのご相談はこちら!/
リノベーションの種類とやり方
「既存の設備を改修し、新たなプラスαを加える」というリノベーションには、大きく分けて2種類の方法があります。
オーダーメイド型(自由設計)
希望に応じてフルオーダーで自由に設計ができるリノベーションで、内装や間取り、設備などについて細やかに指定することができます。自分好みに住まいをデザインしたい方にはおすすめで、対象箇所を厳選できる点が大きなメリットです。一方で、打ち合わせに時間がかかることや費用が高額になる傾向があるため、事前にタイムスケジュールや予算の目安を確認することが重要です。
パッケージ型(定額制)
決められたデザインや設備、施工箇所から選ぶセミオーダー型のリノベーションです。キッチンや浴室、トイレといった水周りに関する設備から、フローリングや壁紙などの内装材、建具など、決められた標準仕様の中から商品を選択する流れになります。こうした標準仕様を使用した費用は、「面積×平米(または坪)単価」で算出されることが多いです。ある程度定まったパッケージから選んでいくため、施工に入るまでの期間が短縮できる点は大きなメリットのひとつです。また、パッケージ提供であるがゆえに、資材などの大量仕入れが行えることから、コストを抑えることができる点も魅力でしょう。デザインの自由度では制限がありますが、低コストで品質を維持しながらリノベーションを進めたい方にはおすすめの形です。
その他の方法として、「リノベーション済みマンションを購入する」という手もあります。中古マンションの室内にリノベーションを施し、内装や設備を一新してバリューアップされた状態で販売されているマンションのことを指しますが、新築マンションよりも安価に、綺麗な状態の住居を購入することができるのです。契約後に即入居できるところも利点でしょう。
\リースバックのご相談はこちら!/
リノベーションの費用相場
リノベーションにかかる費用は、対象範囲によって異なります。以下の3パターンは費用の目安となる指標です。
部分リノベ
水回りやLDKなど、特定の部分のみを対象とするリノベーションです。あえて、新築や築年数の浅い物件を購入し、既存設備をうまく活用しながらリノベーションを進めるといった手法もメジャーです。対象となる場所にもよりますが、予算は数百万円ほどが目安となるでしょう。
フルリノベ
家の骨組みは壊さずそのままに、全体を見直す作業をフルリノベーションと呼びます。具体的には、床組はそのままの状態で床材のみを変更するなど、使える部分はそのまま活かすような形になります。マンションの場合であれば、1平米あたり8万円ほどからが予算の目安となるでしょう。戸建ての場合は、施行内容や対象となる範囲、使用する建材によっても金額が変わります。
スケルトンリノベ
天井・壁・床などを一旦全て壊して、骨組みが見える状態にして、一から施されるのがスケルトンリノベです。表からは見えない、老朽化した配管の交換なども確実に行える点が特徴です。戸建てで行う場合には、柱や梁・筋交いなどはそのままの形で使用するケースも見られます。マンションの場合であれば、1平米あたり〜20万円ほどが予算の目安となるでしょう。一方、戸建ての場合であれば、施行内容や対象範囲の広さ、使用する建材によっても金額が変わります。
\リースバックのご相談はこちら!/
リノベーションのメリット・デメリット
リノベーションを行うに当たり、主に、以下のようなメリットが挙げられます。
メリット:費用を抑える利点
最大のメリットは、費用面です。同条件下であれば、新築よりも中古物件をリノベーションする方が、費用を抑えられることが多いです。また、市場価格を考慮すると、新築物件は築15年を境に価格が大きく下がる傾向があり、資産価値としても中古物件のリノベーションは十分検討に値します。
メリット:物件選択肢の拡大
特に、都心部などの人気エリアにおいては、希望の立地と条件が合致した新築物件を見つけ出すことは至難の業と言えるでしょう。当初の希望に対して、ある程度の妥協をしなければいけない現実を突きつけられた方も多いのではないでしょうか。
そこで、リノベーションを前提とした考えに切り替えれば、中古物件を購入することになるため、新築よりも予算が抑えられるうえに、立地面での選択の幅が一気に広がります。内装や設備に関しても、購入後にリノベーションで一新するわけですから、選択時にはそれほど制限に苦しむことはありません。まずは、居住エリアや立地の条件さえクリアすれば良いといった考え方もできるため、物件探しの難易度が大きく下がります。
メリット:ライフスタイルに合わせた変更
その時々のライフスタイルや、家族のライフステージの変化に合わせて、住まいの形を変えられる点は、リノベーションの大きなメリットです。子どもの成長に合わせて部屋の間仕切りを変えてみたり、キッチン設備を充実させたり、自分のこだわりを反映させた住居に作り変えることができるのです。
一方、デメリットとしては、以下のような懸念があります。
デメリット:住むまでの時間
中古物件を購入した後は、リノベーション工事が完了してからの引き渡しとなるため、実際に暮らし始めるまでには時間がかかります。打ち合わせなどの時間も必要になるため、スケジュールには余裕を持っておく必要があるでしょう。多忙な方や、すぐに住み始めたい方の場合には、新築や、リノベーション済の物件を購入する方が得策かもしれません。
デメリット:予想外の追加費用
購入時には、表面上は良い状態に見えていた中古物件に、いざ解体してみた際に予想外のダメージが発見されるケースもあります。万が一そういった事態があった際には、追加の補修費用がかかるため、当初の予算から誤差が出てしまいます。もちろん、見積もりを出す事前検査の段階で綿密な確認は行われるはずですが、こういった可能性もゼロではない点はお含みおきいただく必要があるでしょう。
デメリット:構造による制限
特に、マンションなどの集合住宅においては、建物の構造上、どうしても改修が行えない範囲があることは念頭に入れておく必要があります。隣家への影響や、建物の要となる柱の存在、マンション共用部に関わる改修などにおいては、制限が求められる場合があります。戸建てであっても、耐久性や耐震の観点から、壁や柱などの状況を踏まえた上での改修になります。契約をする前には必ず、できること・できないことの境を確認するようにしましょう。
\リースバックのご相談はこちら!/
まとめ:リノベーションの選択肢
「リノベーション」は、昨今において、家の購入を考える際の新しい選択肢のひとつとして広く浸透するようになっている手法のひとつです。新築物件を買う以外にも、うまくリノベーションを活用しながら、様々な工夫を凝らすことで、自分の希望に合った物件を手にできるようになりました。
本記事では、リノベーションにまつわる費用ややり方、メリットやデメリットなどについてもまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。ぜひ、お住まいのリノベーションを検討される際には、本記事も参考のひとつにしていただけましたら幸いです。
-
-資格-
宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士
-
-経歴-
株式会社MDIにて土地活用の提案営業に従事
東洋プロパティ㈱にて不動産鑑定事務に従事
株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
リースバック、買取再販、借地底地、共有持分、立退き案件を手がける
