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最終更新⽇時

2026/04/21

家購入に最適な年齢とは?35歳からの選択肢

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記事執筆・監修
エキスパート職 山口智暉
  • -資格-

    宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士

  • -経歴-

    株式会社MDIにて土地活用の提案営業に従事
    東洋プロパティ㈱にて不動産鑑定事務に従事
    株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
    リースバック、買取再販、借地底地、共有持分、立退き案件を手がける

家を買う年齢:最適なタイミングとは?

マイホームを購入しようと考える年齢は人それぞれ異なります。家を買う年齢は、いつ頃が最適なのか気になる方もいるでしょう。
住宅購入は人生における重大な決断です。家を買う年齢に悩んでいる方は、自分にとっての適正年齢を把握しておくことが重要です。
この記事では、家を購入する際の年齢について詳しく解説します。家を買う年齢の見極めポイントやメリットを紹介しますので、ぜひ最後までお読みいただき、住宅購入のタイミングを検討してください。

家を買う平均年齢とその傾向

家を購入する最適なタイミングは人それぞれ異なります。子どもが生まれたタイミングや、大金が手に入ったタイミングなど、家を買おうと思う年齢は人それぞれです。
参考として、住宅金融支援機構のフラット35利用者調査を確認してみましょう。フラット35の2021年度の利用者年齢層は、次の通りです。

住宅ローン利用者年齢層のデータ分析

  • 20代 14.1%
  • 30代 36.2%
  • 40代 26.5%
  • 50代 14.1%
  • 60代以上 9.0%

*参考2021年度 フラット35利用者調査

30代で家を購入する方が36.2%と最も多く、20代と50代はともに14.1%と少ない傾向が見られました。40代の住宅購入者は26.5%と30代の次に多く、60代の利用者は9.0%と最も少ないです。
初婚年齢が上がっている現在では30代に家庭を築く方も多く、家を買う年齢として最も多い年齢層となります。また、30代になると社会的地位が向上し、出世や収入増加に伴い家の購入を考える機会が増えます。
家を買う年齢は、家族構成や収入の変化がきっかけとなるため、一概に何歳が適正年齢かは判断できません。住宅購入の平均年齢はあくまで参考にし、自分に適した年齢を見極めることが大切です。

住宅購入の年齢別分布

家を買う平均年齢を理解した方は、どの年齢層がどのような種類の家を購入しているのか確認してみましょう。家を買うといっても、中古住宅を購入するのか、新築で土地付きの注文住宅を建てるのかによって、必要な資金が大きく異なります。
住宅購入の参考として、まずは住宅種別での購入者年齢層を確認してみましょう。

注文住宅購入者の年齢層

  • 20代 9.2%
  • 30代 38.0%
  • 40代 24.3%
  • 50代 14.0%
  • 60代以上 14.1%

土地付き注文住宅購入者の年齢層

  • 20代 18.9%
  • 30代 43.8%
  • 40代 23.0%
  • 50代 8.7%
  • 60代以上 5.6%

建売住宅購入者の年齢層

  • 20代 15.7%
  • 30代 37.7%
  • 40代 27.1%
  • 50代 12.3%
  • 60代以上 7.3%

新築マンション購入者の年齢層

  • 20代 11.1%
  • 30代 31.5%
  • 40代 25.7%
  • 50代 18.5%
  • 60代以上 13.2%

中古住宅購入者の年齢層

  • 20代 10.7%
  • 30代 29.6%
  • 40代 31.6%
  • 50代 19.2%
  • 60代以上 8.9%

中古マンション購入者の年齢層

  • 20代 9.2%
  • 30代 28.5%
  • 40代 31.6%
  • 50代 20.9%
  • 60代以上 9.8%

*参考2021年度 フラット35利用者調査

高額な注文住宅や土地付き注文住宅を購入する年齢層は、30代と40代に集中します。また新築物件は40代より30代の購入者が多いです。中古物件の場合は30代より40代の購入者が多いです。
40代以降になると住宅ローン完済時期を見据えて、所要資金が低い中古物件を購入する方が増えます。
家を買う際には、自分の年齢を考慮して最適な物件を探してみてください。

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住宅購入年齢を見極めるための重要ポイント

家を購入する年齢に悩んだ際は、次のポイントを考慮することが重要です。

  • 住宅ローン完済時期
  • 返済負担率

2つのポイントを押さえて、家を購入するタイミングを見極めることが、無理のない住宅購入をするコツです。それぞれのポイントを詳しく解説しますので、家を購入する年齢の見極めとして参考にしてください。

住宅ローンの完済時期を考慮する

家を買う年齢には、住宅ローンの完済時期を考慮しましょう。家を買う際には、現金一括払いで支払わない限り、住宅ローンを借りる流れが一般的です。
住宅ローンを組んだ当初は問題なく返済できても、定年を迎えて収入が減少する60代以降は返済が難しくなります。貯蓄や収入源を十分に確保していない場合、定年後の住宅ローン返済が苦しくなるので完済時期を考慮しなければいけません。
そのため、家を買う方の多くが定年までに完済できる借入期間で、住宅ローンを契約します。たとえば、35歳で住宅ローンを組む場合は、定年の65歳で完済するために30年ローンを組む方が多いです。
40歳で住宅ローンを組む場合は、25年ローンや20年ローンなど、定年で完済できる借入期間の契約をします。
定年後も住宅ローンを返済していく生活は、年金生活を圧迫する可能性があるので借入期間には注意しましょう。
完済時期を考慮して、家を買う年齢が決まると無理のないシニアライフを過ごせます。

返済負担率を意識する

家を買う際には、返済負担率を考慮して住宅ローンを組む必要があります。返済負担率とは、収入に対してどれくらいの返済が必要かを割り出した割合です。
返済負担率を25%以内に留めると、日々の生活を無理なく過ごせます。理想は20%程度まで返済負担率を軽減できれば、余裕のある生活を送れるので返済が楽です。
返済負担率が25%を超えると、毎月支払いで生活が困窮してしまうので注意しましょう。
フラット35の2021年度利用者の総返済負担率は、次の通りです。

平均総返済負担率の現状

  • 10%未満 4.5%
  • 15%未満 10.9%
  • 20%未満 19.2%
  • 25%未満 23.3%
  • 30%未満 28.2%
  • 30%以上 13.9%

2021年度の平均総返済負担率は22.7%でした。平均では返済負担率が25%未満なので、無理なく住宅ローンを返済できている方が多いです。
しかし、返済負担率が25%以上の住宅ローン利用者は43.1%いるため、約4割ほどの方は毎月の返済で生活が圧迫されています。
家を買う年齢の決定には、返済負担率が25%未満になる返済負担率で住宅ローンを組めるか検討してみてください。無理をして家を購入しても、住宅ローン返済により生活が苦しくなるので注意しましょう。

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家を買う年齢の決定要因とは?

家を購入するタイミングは人それぞれですが、「どのようなタイミングで家を買おうと思うのか」という決め手を気にされる方も多いでしょう。家を購入する決断の要因として、以下のようなものがあります。

購入タイミングの決め手

  • 完済時期を考慮して適正年齢になった
  • 一定の収入を得られるようになった
  • 結婚、出産した
  • 子どもが独立した
  • 定年退職した

先ほども説明した通り、住宅ローンの完済時期から逆算して、年齢で住宅購入を決意する方は多いです。他にも一定の収入を得られるようになったことで、返済負担率を軽減して無理なく住宅ローンを組めるようになったタイミングで家を買う方もいます。
その他の家を買う決め手となる要因は、ライフステージの変化が多いです。
結婚したり子どもが生まれたりと、家族構成が変わるライフステージでは持ち家を所有しようと考えるようになります。
また子育てが終わって子どもが独立したり、定年退職を迎えたりと、シニアライフに突入するタイミングで家を買う方も多いです。
家を買うタイミングは年齢だけでなく、ライフステージを考慮するケースが多いため、年齢だけに惑わされないよう注意しましょう。

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年齢による購入メリットの違い

「家を買う年齢は早い方がいい」「経済的余裕ができる遅い年齢で家を買うべき」など、家を買う希望年齢は人によって異なります。
若い年齢で家を購入すべきか、遅い年齢で購入すべきか悩んでいる方は、年齢別のメリットを確認しておきましょう。家を購入する年齢別のメリットは以下の通りです。

年齢別に見る家を買うメリット

  • 20代のメリット 住宅ローンを完済する年齢が早い
  • 30代のメリット ある程度頭金を用意でき、定年までに住宅ローンを完済できる
  • 40代のメリット 頭金を用意できるため、総返済額を減らせる
  • 50代のメリット 十分に頭金を用意できるため、総返済額を減らせる

家を買う年齢が若いほど、住宅ローンを完済できる年齢が早くなるので、後々の人生が楽になります。しかし、年齢が若く頭金を十分に用意できないと、利息によって総返済額が増えてしまうので注意が必要です。
住宅ローンは毎月の返済に利息が発生するため、借入金額が多く長い借入期間で契約するほど、総返済額が高くなります。そのため、できるだけ頭金を多く用意して、借入金額を減らして短い借入期間で借りた方が、総支払額を軽減できるのです。
年齢を重ねたタイミングであれば、収入が増えて十分な蓄えがある状態で、住宅ローンを組めるため、総返済額を減らせます。
しかし、年齢が高いほど住宅ローンを完済できるタイミングが、後ろ倒しになるためシニアライフに影響する可能性が高いです。
家を買う際には、年齢別のメリットを考慮して、どのタイミングで住宅購入をするべきか検討してみてください。

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まとめ:家を買う年齢に関する考察

家を買う年齢は人によって異なります。平均的には30代で購入する方が最も多く、次に40代の購入者が多いです。
中古物件になれば、住宅ローン完済時期を考慮して家を買う、40代や50代の購入者が増える傾向にあります。
一般的に住宅ローンを組んで家を買う流れが多く、ローン完済時期を考慮して住宅購入を検討しなければいけません。なぜなら、年齢を重ねてから家を買うと、住宅ローンを完済する頃には定年して収入が減少している可能性は高いからです。
住宅ローンの完済時期だけでなく、毎月の返済で生活が苦しくならないように、返済負担率を25%以下に抑えましょう。返済負担率の平均は22.7%なので、ほとんどの方が無理なく住宅ローンを返済できている状態です。
若い年齢で家を買うと住宅ローン完済時期が早くなり、後々の生活が楽になります。しかし、年齢を重ねて十分に頭金を用意してから家を買う方が、利息を減らして総返済額を軽減できるでしょう。
家を買うタイミングで悩んでいる方は、この記事を参考に家を買うときの適正年齢を見極めてみてください。

記事執筆・監修
エキスパート職 山口智暉
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    宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士

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    株式会社MDIにて土地活用の提案営業に従事
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    株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
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