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2026/04/20中古住宅購入の注意点とは?優良物件を見極めるコツを解説
- 不動産の知識
- その他
中古住宅は新築に比べて価格が抑えられており、「お得にマイホームを購入したい」と考える方にとって魅力的な選択肢です。しかしその一方で、見えにくい劣化や修繕費用、住宅ローン控除の条件など、新築にはない注意点が数多く存在します。
実際に、「購入後に想定外の修繕費がかかった」「住んでから不便に気づいた」といった失敗例も少なくありません。中古住宅は価格の安さだけで判断するのではなく、物件の状態や将来のライフプランまで含めて慎重に見極めることが重要です。
本記事では、中古住宅を購入する際に押さえておくべき注意点やチェックポイント、さらによくある失敗例とその対策についてわかりやすく解説します。後悔しない物件選びをするために、ぜひ最後までご覧ください。
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- 中古住宅の購入では、想定外の修繕費やローン控除の条件といった注意点が存在します。
- 配管の劣化や増改築の制限など、目視では見抜きにくいトラブルのリスクも存在します。
- 購入後の失敗を防ぐため、事前の住宅診断で専門家に建物の状態を確認するのが有効です。
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-資格-
宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士
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-経歴-
株式会社MDIにて土地活用の提案営業に従事
東洋プロパティ㈱にて不動産鑑定事務に従事
株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
リースバック、買取再販、借地底地、共有持分、立退き案件を手がける
Contents
中古住宅購入時の基本的な注意点とは?
中古住宅は安価でお得だと感じる方が多いかもしれませんが、実際にはいくつかの重要な注意点があります。そもそも「中古物件」とは家の購入申し込みをする日に竣工から2年が経過している住宅、または既に人が住んだことがある住宅のことをいいます。実は、中古住宅を購入するためには、新築物件を購入するよりも注意しなければならない点があるのです。今回は、中古住宅を購入するときの注意点について説明していきます。
不動産ビギナーさんマイホームを買うなら価格が安い中古住宅もいいなと考えているのですが、新築と比べて気を付けるべきことはありますか?
山口智暉中古住宅はお得に見えますが、建物の劣化状態の確認や、修繕費用の発生など、新築以上に注意すべきポイントがたくさんあるため慎重な判断が必要です。
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中古住宅を購入する際に気を付けたいポイント
修繕の必要性:中古住宅の修繕が必要なタイミングとは?
中古住宅は新築住宅に比べて早い段階で修繕が必要となる場合が多いです。外壁の塗り替えやクロスの張替えは10年、給水管や下水管の補修は10〜15年が目安です。そのため、築年数が10年を超える中古住宅の場合、修繕が必要になる可能性が高いことを認識しておくべきです。さらに、築20年以上の中古住宅を購入する場合は、家の耐震性に問題があったり、その他にも不具合が生じていることがあります。修繕の規模によっては費用が数百万円単位に及んでしまうことがあるので、出費を覚悟する必要があるでしょう。
住宅ローン控除の適用条件:中古住宅で控除を受けるための条件
中古住宅では住宅ローンの控除を受けられない場合があります。一般的には、確定申告をすれば住宅ローン残高の1%に当たる額が10年の間、所得税から控除されます。しかし、中古住宅の場合だと、条件によってはこの控除を受けられなくなってしまうのです。具体的には、鉄筋コンクリート造の耐火建築物は築25年以内、木造など耐火建築物以外の場合は築20年以内で、さらに耐震基準が満たされていることが求められます。しかし、耐震基準適合証明書を取得することができれば、中古住宅でも住宅ローン控除を受けられます。
欠陥を見逃さないためのチェックポイント
中古住宅には、欠陥がある可能性があります。家を購入する前に内覧して確認することはできるけれど、見た目だけでは判断できない欠陥が隠れていることもあります。例えば、建物の耐震性は確認したくても目で見て判断することは難しいです。また、見た目は綺麗でも、建物の内部はシロアリの被害を受けていることもあります。このような欠陥がある場合、売り手は買い手にその事実を事前に伝えなくてはなりません。しかし、売り手も気づいていないようなところに欠陥がある可能性もあるので、よく確認することが大事です。
将来に備えた間取りの選び方:ライフプランに合った家選び
今住みたい家を購入するのではなく、将来を見据えて間取りを選んだ方がよいです。いつか子供が成長して子供部屋が必要になるかもしれません。老後にはバリアフリーな家に住みたいと思うかもしれません。そのときの気分で家を選んでしまったら、ライフイベントが発生するたびに引っ越すことになってしまいます。将来のライフプランに合わせた物件選びを心がけましょう。
増改築可能かどうかの確認:リフォーム計画を立てる前にチェックすべきポイント
建築されてからしばらく経っている住宅の場合だと、その後の法律改正によって増改築ができなくなっている場合があります。また、建物に入る道がない形状をしている土地の場合、今ある建物を解体して新しい建物を建てることができなくなることがあります。近年では中古の物件を購入して自分好みにリフォームするという人も増えています。リフォームしたい場合は、事前に、その物件で増改築が可能かを確認しておきましょう。
証明書の重要性:書類不備に注意
中古住宅を購入しようとすると、中古住宅の購入時には、必要な書類が不足している場合があるため、確認しておくことが大切です。住宅に関する書類とは、例えば、「立面図(建物を真横から見た姿を描いたもの)」、「伏図(柱や梁を確認するするための図)」、これらを含めた「設計図面」、「補修履歴」、「建築確認通知書・検査済証(建築時に受け取るもの)」などがあります。これらの書類が残っている方が安心です。
不動産ビギナーさん中古の物件でシロアリや雨漏りなどの欠陥があったら嫌なのですが、素人が内覧しただけで見抜けるものなのでしょうか?
山口智暉建物の内部や床下など、見た目だけでは分からない隠れた欠陥を見抜くのは困難です。売り手側も気づいていないケースがあるため、隅々まで確認することが重要になります。
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中古住宅購入の失敗例とその教訓
中古住宅を購入するにはいくつかの注意点があるということがわかりました。ここからは、中古住宅を購入した後で失敗したという例を紹介します。これらを反面教師として、このような失敗を繰り返さないようにしましょう。
外装の劣化を見逃した結果
中古住宅は経年劣化が進んでいることが多いため、外装や内装の状態を確認することが重要です。そのとき、生活するうえでよく目にするので、内装はこだわってリフォームをする人も多いです。しかし、外装のリフォームは後回しにしてしまうのです。そうすると、屋根や壁、窓の劣化が進んでそこから壁がひび割れたり、雨漏りしたり、壁が腐ったりしてしまうことがあるのです。そうならないように、内装だけではなく、外装の手入れも行うようにしましょう。
配管の劣化によるトラブル
中古住宅を購入するとき、内覧で家の劣化を確認するけれど、一部の劣化を見逃してしまったというのはよくある失敗例です。特に配管については、金属管の場合20年、樹脂管の場合30〜40年が寿命だとされています。つまり築年数が20年を超えた中古住宅の場合は配管が劣化していて替え時になっている可能性が高いです。配管を修繕、交換した履歴があるかどうかを担当者に確認してみるとよいでしょう。壁の中にある配管の劣化状況を確認するのは難しいですが、給湯器周辺や洗面台、シンクの下にある配管であれば外に露出しているので自分でも確認することができるはずです。購入前に欠陥に気づかず、後から修繕しようとすると手間も費用も嵩んでしまいます。事前の確認を怠らないようにしましょう。劣化を見逃さないようにする対策法としては、内装が綺麗だからといって安心しないこと、内覧時に隅々までよく確認しておくこと、住宅診断を受けることなどが有効です。
交通量が予想より多かった失敗例
思っていたよりも交通量が多かったという失敗例もあります。物件を内覧したときは車通りが少なく閑静な住宅街に見えたけれど、実際に住んでみると交通量が多く、騒音や揺れに悩まされたというのです。さらに、交通量が多いと交通事故に遭う可能性も高まって危険です。このような失敗を防ぐために、購入希望の住宅を見に行くときには住宅自体だけでなく、近くの道路の状況についても確認しておく必要があります。しかし、中には実際に住んでみないとわからないこともあるでしょう。そのような情報は、近隣の状況や交通量については、売り手や不動産担当者、地域住民に尋ねると良い情報を得られます。実際に住んでみないとわからない、その地域の良いところ、悪いところを教えてもらえるはずです。
住宅管理が難しくなった実例
中古住宅はマンションや新築住宅と比較して、最も管理に手間がかかります。マンションであれば管理組合のようなものがあって共用部分の掃除や点検、大規模な改修工事までを定期的に行ってくれます。しかし、戸建て住宅では全てを自分で管理しなくてはなりません。特に、住宅に庭が付いていると、さらに手入れに手間がかかります。庭付き、プール付きのように、憧れの広い家になればなるほど手入れが大変になっていくのです。管理できなくならないように、自分の手が届く範囲の住宅にしましょう。例えば、部屋の数が多く、家の敷地が広く、階段や段差が多いほど掃除が大変になるので、全てを最小限にするだけで日々の手入れは楽になります。また、庭に関しては、人工芝にしたり舗装したりすれば、手入れしやすくなるでしょう。このような工夫をして、管理を怠らないようにすることが大切です。
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中古住宅購入時に失敗しないためのポイント
中古住宅を購入する際、失敗しないようにするためには、住宅診断を受けておくと安全です。住宅診断とは、建物に関する専門家が住宅の劣化状況や修繕するべき箇所、そのために必要となる費用を教えてくれるものです。別名「ホームインスペクション」とも呼ばれることがあります。目に見える程度の不具合については自分自身でも確認することができます。しかし、建物に詳しい人でなければ自分で調べられることは限られています。そこで、住宅診断を受けておけば、目に見えない部分の欠陥も見つけることができ、中古住宅でも安心して購入することができるようになります。それゆえ、中古住宅を購入する前に、専門家による住宅診断を受けることを強く推奨します。中には不動産会社が住宅診断業者をあっせんしてくれることがありますが、中立性が守られない場合があるので注意が必要です。住宅診断には数十万円程度の費用がかかることが予想されるため、事前に予算を確認しておきましょう。少し負担が大きいように感じるかもしれませんが、それによって今後の暮らしの安全性が担保されるのであれば、必要な費用だと言えるでしょう。
不動産ビギナーさん自分たちだけで隠れた欠陥を見抜けないとなると、不安で中古住宅を買えなくなりそうです。何か良い対策はありますか?
山口智暉購入前に建物の専門家による『住宅診断(ホームインスペクション)』を受けるのがおすすめです。費用はかかりますが、目に見えない不具合や必要な修繕が分かるため、安心して購入できるようになります。
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まとめ:中古住宅購入時の成功のコツ
今回は、中古住宅を購入するときの注意点について説明してきました。中古住宅を購入するには注意するべきポイントがたくさんあります。実は中古住宅は、物件の質にかかわらず売り手の都合で割安で売却されていることもあり、場合によっては掘り出し物を見つけることも可能なのです。安く物件を買い上げて自分の好きなようにリフォームして住むという人も増えています。中には中古住宅をリフォームして古民家カフェを開いている人もいます。しかし、中古住宅を購入する際には、新築住宅よりも多くの注意点が存在します。新築物件よりも劣化箇所が多いので、修繕する必要も出てきます。中古の住宅を購入するときは、費用の安さだけに囚われるのではなく、安全性も重視することを忘れないようにしましょう。
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-資格-
宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士
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-経歴-
株式会社MDIにて土地活用の提案営業に従事
東洋プロパティ㈱にて不動産鑑定事務に従事
株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
リースバック、買取再販、借地底地、共有持分、立退き案件を手がける
