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最終更新⽇時

2025/11/21

家売却の期間はどれくらい?戸建て・マンション別の流れとコツ

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記事執筆・監修
エキスパート職 山口智暉
  • -資格-

    宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士

  • -経歴-

    株式会社MDIにて土地活用の提案営業に従事
    東洋プロパティ㈱にて不動産鑑定事務に従事
    株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
    リースバック、買取再販、借地底地、共有持分、立退き案件を手がける

戸建て売却の流れと期間

この記事では、自宅売却にかかる期間について疑問を持っている方々に向けて、その流れと売却期間を解説します。まずは、戸建てにおける売却の流れと売却期間を説明します。

不動産の売却期間は、価格設定や条件、居住年数、仲介業者の販売活動などによって異なりますが、平均的な戸建ての売却期間はおよそ6ヶ月で、最長で11ヶ月ほどかかることがあります。

ステップごとの売却期間をまとめると、相場調べや書類収集、査定を受けたり、媒介契約を結んだりを行う「売り出し前」のステップは、およそ1〜4週間、売り出し開始〜内覧、条件交渉や売買契約を行う「売り出し中」のステップはおよそ3〜6ヶ月、または買主が見つかるまで、決済・引き渡しなどを行う「売り出し後」のステップはおよそ1〜2ヶ月それぞれかかります。それぞれのステップの詳細を説明します。

売却前の準備期間(1〜4週間)

まず、相場調べや書類収集には1週間程度かかります。ここでの事前準備が、今後の流れをスムーズに進めるかどうかに大きな影響を与えるでしょう。

次に、不動産会社に査定を依頼し、査定額を出してもらいます。査定日の調整から査定結果の送付までには1〜2週間程度かかります。媒介契約は、売却の仲立ちを不動産会社にしてもらうために必要で、〜1週間がかかります。

売却中の期間(3〜6ヶ月)

この期間は、目安として3〜6ヶ月程度とされていますが、購入希望者が見つからない場合、期間が無制限に延びることもあるため注意が必要です。
査定価格を参考にして売り出し価格を決定したら、いよいよ売り出しを開始します。基本的に、不動産会社が集客を担当しますが、内覧の予約前には掃除をしておくことをお勧めします。また、内覧の時には売主もできる限り立ち会うようにすると良いです。売り出し開始から内覧までの期間は、目安として6ヶ月程度です。条件交渉〜売買契約の期間は、2週間程度です。値下げ交渉を持ちかけられることもあるため、いくらまでなら値下げに応じても良いか、事前に決めておくとスムーズにことが運びます。条件交渉が無事終わったら、売却を成立させるための売買契約を結んで、売却活動は終了です。

売却後の期間(1〜2ヶ月)

売買契約締結後、決済と引渡しは通常、1ヶ月以内に同時に行われます。買主の売却代金決済を確認したら、名義変更(所有権移転登記)手続きや、物件と鍵の引き渡しを行います。この期間は、1〜2ヶ月程度です。
 ここまでは、戸建ての場合の売却期間を説明しました。次の項目では、マンションの場合の売却期間を説明します。

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マンション売却の期間は戸建てとどう違うか

マンションは、戸建てに比べて需要が高いため、平均的な売却期間は4ヶ月と、戸建てより短くなります。ただし、マンションを売り出すための事前準備や成約後の引き渡し期間も含めると、実際は4〜6ヶ月程度の期間がかかるでしょう。こちらも先ほど同様、ステップごとの売却期間を下記にまとめます。

マンション売却の準備期間(2週間〜1ヶ月)

 まず、不動産会社への査定依頼のステップに関しては、戸建て同様1週間程度です。査定方法は、査定を依頼した不動産会社の担当者が直接マンションを訪問して、あらゆる条件やポイントを確認して査定価格を算出するため、より売却相場に近い価格を算出することができる訪問査定がおすすめです。媒介契約を結ぶステップの所要期間も、1週間程度です。

売却中の期間(3ヶ月が理想、最大6ヶ月)

 このステップが、戸建てと比べてマンションの売却期間が短くなる肝の部分と言っても過言ではありません。ただ、やはり購入希望者が現れない限りはいつまでも期間が伸びてしまいます。マンションの購入を考える人は、3ヶ月で1巡すると言われております。少なくとも2巡目の6ヶ月以上売れなかった場合、価格の見直し等、何かしらの対策をしなければいつまでも売れない状態になってしまうでしょう。理想的な売却期間は、3ヶ月と言われております。

売却後の引き渡しまでの期間(約1ヶ月)

売買契約の締結後、決済・引き渡しを行う売り出し後のステップでの所要期間は1ヶ月程度です。マンションは購入希望者にとって、とても大きい買い物であるため、契約締結の場ですぐに完了とはいかないようです。
 また、マンションの売却期間に影響する主な要因は2点あります。
 1点目は、最寄駅からの所要時間です。最寄駅からの所要時間の増加に伴って、売却期間はわずかに拡大します。一般的に最も期間が短いと言われているのが、徒歩3分以内と、徒歩6分以内の範囲です。
 2点目は、専有面積です。一般的に、40㎡台〜70㎡台のマンションは売却期間が短くなります。一方で、専有面積が80㎡以上のマンションに関しては、売却期間が長期化する傾向にあり、100㎡以上では約3.99ヶ月と首都圏の平均よりも1ヶ月程度、成約までの期間を要します。
売却期間は、基本的に長くなればなるほど売り出し価格に対する成約価格の差が大きくなっていってしまいます。では、売却期間が長くなってしまうのにはどのような要因があるのでしょうか、次の項目で説明しようと思います。

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売却期間が長くなる要因とは?

不適切な価格設定が期間を延ばす理由

1点目は、売り出す際の条件が誤っていることです。主な誤りには、地元で買い手が少ない時期に不動産売却を始めること、そして価格設定が相場と大きく乖離していることが挙げられます。

この両方の条件を間違えてしまうと、期待してたほど高く売れないか、逆に安く売りすぎてしまっているという、とても悲しい結果になってしまいかねません。売り出しの価格設定が高すぎると、購入希望者が激減してしまい、まず内覧までも辿り着けなくなってしまいます。特に中古戸建ての購入を検討している方は、何よりも価格を一番の判断材料とする傾向にあるので、より重要な要素となってきます。

不動産会社の選び方が影響する

 2点目は、不動産会社選びを間違っていることです。不動産の売却を一任する不動産会社が熱心に行動してくれなかったり、販売力が低かったりすると、売却の多くの段階で苦労することになります。もし不動産会社選びを間違えてしまうと、価格交渉がうまくいかず、売却自体が破談になってしまったり、買い手がつかず、引き合いがなかなか集まらない状態が続いてしまう、買い手が内覧に来てくれても結果購入はしてもらえないなどの問題が起こってしまい、売却手続きが思うようにうまく進まなくなってしまいます。実力や実績はもちろんのこと、質問や悩みに対して真摯に向き合ってくれる、信頼できる不動産会社を選ぶようにしましょう。

地域の住宅需要による影響

 3点目は、地域に住宅需要がないことです。人口の減少拡大が起こっている地方では、住宅需要がなく、不動産の売却ができない、というケースが多く存在します。人口減少が進めば進むほど、売却期間は長くなってしまいます。  では、売却期間を少しでも短縮するにはどうすれば良いのでしょうか、次の項目で説明していきましょう。

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売却期間を短縮するための方法

誰もができるだけ短期間で売却を完了させたいと考えています。そのための方法について解説します。

魅力的な広告と内覧で早期売却を目指す

 購入希望者はポータルサイトなどを用いて物件をチェックしますが、さすがに全ての物件を見る人はなかなかおらず、条件や印象でどんどん選択肢から外していきます。印象を与えるために、写真はできるだけ多く、不動産会社が作成した広告を自分流に適宜差し替えも考えると良いです。また、広告とのギャップを感じさせてしまうと、内覧からの成約が困難になっていくので、内覧前は必ず掃除をして、極力丁寧な言葉遣いや対応を意識して、この人から購入したい、と思わせる努力をしましょう。

最適な売却時期を選ぶ

 4月には、転勤や進学があるため、その手前の2〜3月は住宅の需要が最も高まります。加えて、9〜10月に関しても購入希望者が見つかりやすい傾向にあります。一方、1月と8月はそれぞれ冬休みと夏休みが重なってしまい、購入希望者が見つかりにくい傾向にあるので注意が必要です。2〜3月の期間に売却をしたい場合、2月頭には売り出しを開始すると良いです。時期を見計らって絶好のタイミングで売却することを心がけましょう。

買取保証を活用して短期間で売却

買取保証とは、設定した期間内に仲介で売り出しを行い、万が一売却できなかった場合に不動産会社に直接買取を依頼できるサービスです。このサービスを利用すれば、売却が長引くリスクを減らし、可能な限り高い価格で売却できる可能性があります。

ただ、このサービスは全ての不動産会社が行っている訳ではなく、サービスを提供しているかどうかは査定の際に確認をしておくと良いです。

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まとめ:自宅売却の期間を最適化するためのポイント

 戸建てとマンションでは、平均売却期間に多少差がみられ、需要が高い等の理由から、マンションの方が売却期間が短くなっています。売却期間が長引いてしまう主な要因は、売り出し価格のずれや、販売力のない不動産会社を選んでしまうことです。質問・相談にも真摯に答えてくれる良い不動産会社を見つけるために、複数の会社を訪問すると良いでしょう。また、価格の相談に関しても不動産会社を利用すると、極力ずれがないように算出してくれるのでとても便利です。売却期間を短くするためには、自分流の広告でアピールをしっかりすることや、最も住宅需要が高まる、2〜3月や9〜10月のタイミングを狙って売却活動を行ってください。これらの方法をうまく活用して短期売却を目指しましょう。

記事執筆・監修
エキスパート職 山口智暉
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    宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士

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