か行

買戻/かいもどしとは

債務者が債権者に対し、譲渡した不動産の代金及び売買に要した費用を返還の上、引き渡した不動産を取り戻す制度のこと。

売買における特約として民法上で規定されてはいるが、実際には、金銭を得る方法として不動産を担保としている形である。 買戻特約を第三者に対抗させるためには、所有権移転登記と併せて登記をしなければならない。 なお、買戻権の行使には期限が設けられており、その期間は最長で10年となっており、一度定めた期間を変更することはできず、期間を定めなかった場合は5年となる。

買戻の実行には以下の条件がある。
・売買契約時に併せて買戻特約がなされている
・買主は不動産の使用収益を取得できるが、売主より利息を取得できない
・買戻のための代金は、当初引き渡した代金と同一

買戻特約により、売買契約の解除が行われた際は、契約は無効となり、不動産の所有権移転は始めからなかったこととなる。 以下は債務弁済による買戻しを行った事例。 売主Aは買主Bより1500万円の融資を受け、その担保として買戻特約を付して1500万円で土地を売却した。 買戻特約で定めた期間内に、売主Aが買主Bに対し、1500万円の弁済を完了した場合に、売主Aは買主Bより、引き渡した不動産を取り戻すことができる。


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