浮床工法/うきゆかこうほうとは

あ行

コンクリートと床材の間にグラスウールやロックウールなどの緩衝材を入れる二重床工法で、鉄筋コンクリート(RC)や鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)建物での床の防音性能を高める工法のことである。

近年では、マンションでの騒音トラブルが絶えず起こっており、騒音トラブル防止のために新築分譲マンションでも浮床工法が採用されており、リフォームする際は高額でも防音性能に優れた浮床工法が選ばれることが多い。 また、浮床工法の床スラブと緩衝材の間にはガス管などが通っておりその他配管などのメンテナンスが簡単になるため、リノベーションも容易にできるためメリットは防音性能だけではないと言える。

基本的には、防音の性能は置き床工法、根太工法、浮床工法の順となっており、施工費用も浮床工法が一番高額である。 近年の防音対策では、壁や床に直接簡単に前述の緩衝材をDIYで取り付けるなどができるようになってきている。 マンションでも簡易のDIYが施工されている物件もある。