マンション購入者の平均年齢、必要な年収は?適したタイミングについて解説

マンションを購入する平均年齢

マンションを購入する年齢は、新築マンションや中古マンション、初めて購入した人や複数回購入している人などによって違いがあります。
ここでは、新築マンションと中古マンションを購入した人の平均年齢を解説していきます。
令和2年の住宅市場動向調査によると、初めて新築マンションを購入した世帯主の平均年齢は39歳で、初めて中古マンションを購入した世帯主の平均年齢は45歳となっています。
まず、新築マンションを購入した人の年齢割合を説明します。
初めて新築マンションを購入した人の年齢割合は、30代で購入している人が約35%、40代で購入している人が約30%となり、初めてマンションを購入する人の世帯年齢は30代、特に35歳以降の年齢の人が多くなっています。
次に中古マンションを購入した人について説明します。
初めて中古マンションを購入した人の年齢割合は、30代で購入している人が約25%、40代で購入している人が約30%となり、新築マンションを買った人の平均年齢と比較すると中古マンション購入者の方が平均年齢が高くなっています。
中古マンションを購入する人の特徴として、自身の好みにリノベーションをして居住を希望する家族世帯が多くなっているため、中古マンション購入者の平均年齢が高くなっていると考えられます。

マンションを購入する人の職業

次にマンションを購入する人で多い職業について説明します。
まず、マンションを購入するときに発生してくる費用を一括で購入する人もいますが、基本的には住宅ローンを組む人が多いと思います。
住宅ローンを組むときには、金融機関の審査があり、その審査を通過しなければ住宅ローンを組むことはできません。
もちろん職業に良い、悪いはないと思いますが、住宅ローンの審査を通過するために比較的有利な職業はどのようなものかについて解説します。
特に有利だと考えられている職業は、公務員、次に医師や上場企業に勤めている正社員(上場企業の子会社も含む)、その次に中小企業の正社員などがあげられます。
住宅ローンの審査を通過しやすい職業の特徴として、収入の高さも重要になりますが、収入が安定しているかがとても重要になってきます。
住宅ローンは、20年や30年など長期間で返済をしていくのが一般的になるため、安定して返済ができるのか、返済できる見込みがあるのかが審査として求められています。
ただ、公務員や上場企業の正社員の方が絶対に審査を通過できるかというとそうとは限りません。
その方が自己資金をどのくらい所有しているかや、過去にクレジットカードの未払いや携帯代金の滞納、消費者金融からの借入れなど個人の信用情報に問題の有無も判断材料として見られます。そのため、個人の信用情報に問題がある場合は、住宅ローンの審査を通過できない可能性も大いにありますので注意してください。
また、自営業や個人事業主、会社役員の方が住宅ローンを組むことも可能です。
自営業や個人事業主の方が住宅ローンを組むときの審査として、公務員や会社員の方と異なる点があり、自営業の方の場合は会社の決算書の提出を求められることや、個人事業主の場合では、直近数年分の所得が分かる書類を求められることになります。
住宅ローンを組むときは、いかに安定して収入を得ているか、今後も安定して収入を得る見込みがあるかを判断基準として見られていることを理解しください。

マンションを購入するのに必要な年収は?

次に新築マンションを購入した人と中古マンションを購入した人の平均年収について説明します。
初めて新築マンションを購入した人の平均年収は約860万円になります。
住宅ローンの金額は約3000万円を借入れし、自己資金を約1500万円〜1600万、合計で4000万円〜5000万円の金額で購入している人が多いです。
続いて中古マンションを購入した人の平均年収は約680万円になります。
住宅ローンの金額は約1200万円を借入れし、自己資金を約1000万円、合計で2000万円〜3000万円の金額で購入している人が多いです。
新築マンションを購入した人と比較すると、中古マンションを購入した人の借入れ金額はおおよそ半分となっています。
ただ、マンションを購入した人の平均年収になりますので、この年収でないとマンションを購入できないということではありません。
割合としては、マンションを購入した人の約7割は、平均年収600万円以上の方が最も多い割合ではありますが、年収が400万円〜600万、400万円未満の方がマンションを購入したケースもあります。
また、住宅ローンの返済金額は、年間返済額÷年収で計算され、どこで住宅ローンを組むかにもよりますが、基本的には年収の30%前後が基準とされています。
その他に、頭金や諸費用に必要な金額を自己資金でどのくらい所有しているのかも重要になりますので、しっかり計画をし検討することをおすすめします。

※ 国土交通省「令和2年度 住宅市場動向調査 報告書」

マンションを購入する年齢はいつがいい?

マンションを購入する人の平均年齢は、40代と説明しましたが、必ずしも40代が適切な購入時期とも限りません。
ここでは、マンションを購入する年齢ごとのメリットやデメリットを説明します。
まず、20代・30代でマンションを購入するメリットです。
20代や30代でのメリットは、住宅ローンの返済期限を長く設定できることや会社を退職する老後前に返済が完了できる可能性がある点です。
住宅ローンは最長35年間で組むことができるので、30歳でローンを組んだ場合、長くても65歳で返済完了することができます。
一方、デメリットは比較的40代や50代と比べると自己資金が少ない方が多いと思われるため、住宅ローンの借入れ金額が高くなる可能性があります。
また、住宅ローンの期間を長く設定すると、利息の総額が上がってしまうので、その点は注意してください。
40代・50代でマンションを購入するメリットは、住宅ローンの審査に通りやすい点です。
20代や30代と比べると、年収の高く、安定している人が多いことや自己資金を所有している金額も高いことから、住宅ローンの審査が通りやすいと考えられます。
また、デメリットは20代・30代とは異なり、長期間の住宅ローンを組むことが難しい点です。自身の子どもが高校や大学など進学にかかる費用とタイミングが同時期になることが多いため、その点は計画的に購入する必要があります。
続いて60代以上で購入するメリットについて説明します。
多くの場合、20代・30代・40代と比較すると自身で所有している金額が多いと考えられるため、自己資金を多く準備することができます。
また、今後の生活スタイルにあったマンションを選択することができるため、生活のしやすいマンションを購入することが可能です。
デメリットは、30代や40代と比べ、住宅ローンが組みにくい点があげられます。一般的には住宅ローンを組むことができる年齢として、65歳として設定している金融機関もあるので、もし住宅ローンを検討している場合は注意してください。

まとめ

多くの人はマンションの購入は一生に1度あるかどうかの買い物であり、新築マンションも中古マンションも決して低い金額で購入できるものではありません。
それぞれの年収や年齢によってメリットやデメリットは必ず出てくるため、事前に情報を集めしっかり検討することが大切になります。
また、20代で将来的にマンションを購入したいと考えている方は、住宅ローンを組むときに自身の信用情報が重要になるケースが多いため、ライフプランをしっかり考えることをおすすめします。
自身の人生計画や仕事状況、生活環境などと相談し、適切なタイミングで満足のいくマンションを購入してください。