マンションに住みながら売ることを考えている方、必見です!
今回の記事は、以下のような方にお勧めです。
- マンションを住みながら売ろうと考えている方
- マンションの売却を検討している方
Contents
住みながら売却することは可能なのか?
色々な理由により住み替えが必要となり、マンションを売却することになった際、空き家の状態にしなくてはいけないのか?一般的にはそう認識している方が多いかもしれません。
結論からお伝えすると、そんなことはありません。
マンションに住みながら売却することは可能です。
とは言っても、住みながら売却するのは難しそう、住みながらだと売れるまで時間がかかって空き家より売れにくそう、様々な不安や心配が出てくると思います。
今回の記事では、住みながらマンションを売るためのコツや注意点などについて詳しくお伝えしていきます。
そもそも住みながら売却というのは意外にも一般的です。
多くの方が様々な理由によって経済的に厳しくなり、住みながら物件を売却する選択をしています。
基本的に、自宅を売る前に次の新居を購入して引っ越した場合、今払っている住宅ローンと新居の住宅ローンが重なってしまい二重で支払いをしなくてはなりません。
そうなると、当然月々の支払い額は大きくなってしまうので負担になってしまいます。ですので、住みながら売却活動をするのが一般的とされています。
逆に物件売却後に次の物件を探す場合は、仮住まいが必要になり、家賃の支払いが必要になります。すると余分に家賃を払うことになるので、これもまた家計を圧迫しかねません。
やはり、【住みながら売却】が基本ということが証明されます。
住みながらの売却が向いているケース
以下では、どういったケースが住みながらマンションを売却するのが向いているかを詳しく説明していきます。
住みながらの売却に向いているケースは、内覧日時の調整がしやすい方、資金が少なく住宅ローンが残っている方、部屋が綺麗で常に内覧可能な状態である方となります。
より詳しく説明します。
まず、内覧日時の調整がしやすいですが、住みながらマンションを売るの場合は、出来る限り相手方の内覧希望日時に合わせて対応するべきです。
そのため、日程調整しやすい方は向いているといえます。
住みながら売るには、内覧スケジュール調整は必須です。
特に、週末に内覧希望が集中する事が多いので、土日に時間を確保できる方はなお良いかと思います。
次に、資金が少なく住宅ローンが残っている方。
住宅ローンを完済していないうえに、資金が不足している方は、マンションに住みながら売ることで売却代金を費用に充てることが可能です。
住みながらマンションを売る場合は【売り先行】となるため、新居の住宅ローンと売った物件のローンの二重支払いの心配がありません。
売却代金を資金として新居の引っ越し費用などに充てることもできますので、資金が不足している方も住みながらの売却を選ぶべきでしょう。
最後に、部屋が常に綺麗でいつでも内覧可能な方。
日常的に家がきれいに保たれている方は、住みながらの売却にはかなり適しています。
理由としては、内覧の際に生活感が出すぎてしまうとマイナスなイメージに繋がってしまうからです。
普段から自宅が綺麗な状態なのであれば、突然内覧予定が入っても急いで部屋を掃除する必要もありませんし、片付けが間に合わず散らかった状態で購入検討者が内覧にくるということも起こりません。
必ずしも上記の条件に当てはまる必要はありませんが、当てはまる場合は住みながらでもスムーズに売却活動ができるはずです。
早く売れるコツ
住みながらマンションを少しでも高く、少しでも早く売るためのコツをお伝えします。
複数社に査定を依頼し、不動産会社を見極めること
住みながらの物件売却におすすめの不動産会社の特徴は、物件を高く売る実績がある、早く売るノウハウがしっかりある、担当者に誠実である、不安なこと、分からないことを相談しやすい、というのが決め手です。
住みながらの売却を成功させるためには、不動産会社のサポートも必ず必要になります。
購入検討者の内覧に備えて整理整頓する
前述でも触れましたが、購入希望者が内覧にやってくるということは、少しでも物件に教務があるからです。当然、内覧者に清潔感をアピールすることは大事です。
住みながらマンションを売る場合は、生活感が出てしまうとマイナスな印象を抱かれると伝えましたが、特に水回りなどは必ずといって良いほど誰しもがチェックするポイントですので念入りに掃除をしておいて下さい。
どこを見られても大丈夫なように、隅々まで掃除、整理整頓を常日頃から心掛けておくのがよいでしょう。
・ハウスクリーニングを行う
ハウスクリーニングは、プロに依頼して自宅の掃除をお願いすることです。
内覧時により清潔感をアピールするために効果的な方法だと思います。
ハウスクリーニングは費用が掛かるので、出来る限り自分で掃除することをお勧めしますが、水回りやかなり汚れていてどうにもならないような箇所に関してはハウスクリーニングの依頼を検討しても良いと思います。
部屋の臭い対策
部屋の臭い対策を行うことも大切です。これも清潔感をアピールすることに繋がります。
長年生活している家の臭いがそもそも他人からすると清潔感を損なうのかどうかは判断が難しいと思います。そういった場合にも、不動産会社に相談して意見を聞いてみると良いと思います。
キッチンや浴室などは特に要注意です。良い匂いだと好印象ですので、ルームフレグランスなどを置いてみるのも効果的でしょう。
内覧時は部屋を明るくする
非常に細かい部分にはなりますが、マンションを購入する方は大半の方が日当たりを重要視しています。
日当たりが良ければ好印象間違いなしです!
もしも、日当たりがあまり良くない物件だとしても、証明を普段より明るいものに変えたり、スタンドグラスを増やして、部屋にある照明のかずを増やしてみるのも一つの方法です。少しでも購入希望者に良い印象を与えるためには、小さなことにも目を向けて準備していくのがとても重要です。
自分なりの目線で直接魅力を伝える
購入検討者がわざわざ足を運んでくれているのは、間違いなく物件に興味があるからです。
実際に生活することをイメージして考えたい方も多くいます。
だからこそ、内覧時は住んでいたからこそわかる自分ならではの目線で家の魅力を伝えることが効果的です。
もちろん、過剰に良いところだけを伝えすぎても不信感に繋がりかねないので、臨機応変に対応しましょう。
伝えそびれがないように、あらかじめ伝えたい内容をしっかりまとめておくのも大切です。
環境作りの配慮
些細なことではありますが、内覧者用にスリッパを用意しておくなど、細かい配慮はとても大切です。購入検討者が遠慮せず、内覧に集中できるような環境作りを心がけてください。
新居探しも同時に行う
前述でも触れましたが、住みながら売ることになるので、先に新居を購入する必要はありません。しかし、その後生活する物件を前もっていくつか見て検討しておくべきだと思います。
一般的には仮住まいといって、一時的に生活する場所を用意するケースもありますが、自宅の引き渡し完了日と新居の引き渡し日を近い日程で行う事が出来ればスムーズだと思います。
上記では、住みながら売るコツについて述べてきましたが、重要なのは臨機応変に、柔軟に、迅速に、対応できることです!
注意点
以下では、住みながら家を売る際の注意点について解説します。
内見中、その場に居続けないようにする
内見前に購入希望者に挨拶をした後は、内覧中ずっと付いて回る必要はありません。家を見るときはじっくり自分のペースで確認したいので、常にそばに誰かがいるとプレッシャーに感じたり、気になってしまうので集中できず、落ち着いて見る事が出来なくなってしまいます。
ただし、購入希望から質問がある際は、すぐに回答できるようにしておけるのは住みながら売却するメリットでもあります。
注意点としては、見学している部屋以外で待機することです。
質問があった際は迅速に対応できるようにしておきましょう。
換気を定期的に行う
内覧の際は、生活用品が散らかっていたり、水回りが汚れていたりしないように気を付けてください。先ほど臭いについても触れましたが、案外見逃してしまいがちな部分なので歓喜をすることにも気を配りましょう。
住んでいる人にはその家の独特のにおいというのは分からないものですが、他人が家に入るとその家にある独特のにおいは感じるものです。
歓喜を定期的に行うことは、空気を循環させるためにも絶対に行ってください。
また、購入検討者が内覧に来る際は芳香剤などを私用するのも良いと思います。
特に、ペットを飼っている場合は、対策しておいた方が好印象になるでしょう。
まとめ
今回は、住みながらマンションを売却する方法について詳しく解説してきました。
冒頭でも述べましたが、マンションに住みながら売却することは可能です。
ですが、いかに高い値段で早いうちに売却を成功させるかの鍵は、事前の準備をどれだけ念入りにするかにかかっています。
一度物件の売却活動が始まると、購入検討者が何人も内見に訪れるので、いつも以上に綺麗になるよう掃除にも力を入れなくてはいけません。また、部屋が物で散らかっているとマイナスな印象になりかねないので整理整頓もしっかり行ってください。
事前準備を怠ってしまうと、内見希望が全くなかったり、もし内見希望があっても売却には至らなかったりするので、結局自分に返ってくることになります。
住みながらマンションを売却するのは、スケジュール的にも慌ただしくなります。
そんな中でも、悩みを相談し信頼できる不動産会社を選んでおけば、取引がスムーズに進んでいくと思います。
住みながらマンションを売却しようとするのは、空き家物件を売却するよりも気を遣わなければなりません。やらなければいけないこと、事前の準備や掃除も必要で大変なこともありますが、結果的に高値で早期に売れる方がご自身にとっても良いと思います。頑張りましょう!