日本五大工場夜景の周南コンビナートのある街!山口県周南市のリースバックに関する参考情報

「周南の不動産って売却したほうがいいのか分からない」
「周南市の不動産の需要は今後どうなっていくんだろう?」
この記事を読んでいるあなたはこんなことを思っていませんか?
この記事では、山口県周南市の不動産を売却すべきかに関する情報をまとめました。
周南市の歴史、人口の動向、不動産価格についても載せていますので、もし売却を検討するようなことがあればこの記事一つで情報が手に入り、困らなくなります。
Contents
山口県周南市について知る
概要
山口県周南市は山口県の東南部に位置している自治体です。北に中国山地、南に瀬戸内海があります。市街地は平野部に形成されており、東は下松市、光市、岩国市、西は防府市、山口市、北は島根県と接しています。
北部は錦川の上流に当たる鹿野盆地が広がっており、積雪することも多いです。そうした土地柄もあり、北部には農村地域が広がっています。一方、南部は瀬戸内海に面しており、平野が広がっています。南部は比較的温暖で瀬戸内海気候に属しており、積雪はほとんどありません。とくに瀬戸内海を望む半島の部分などは瀬戸内海国立公園にも指定される素晴らしい景観です。
具体的な観光スポットとしては、周南市徳山動物園、福田フルーツパーク、金峰山、周南コンビナートの夜景などが挙げられます。周南コンビナートは日本五大工業夜景の一つに認定されており、全国から観光客が多く押し寄せます。子の夜景は周南大橋から見ることができます。
周辺には下松市や光市が隣接しており、これら3自治体は結びつきが強く「周南地区」とまとめて呼ばれています。
市内には多くの公共施設があります。図書館や文化施設、体育施設など非常に充実しており、市民の生活のサポートが成されています。
*参考 https://www.city.shunan.lg.jp/life/8/37/
歴史
周南市は2003年4月に誕生しました。「平成の大合併」によるものです。この地域の合併は周南合併と呼ばれ、徳山市、新南陽市、熊毛町、鹿野町の4つが合併しました。この平成の大合併での人口10万人以上の市を含む合併において、最大規模の市の名前を引き継がなかったのは都市圏を除いてこの周南市だけでした。これらの合併した4つの自治体は、もともと日常生活や経済において古くから結びつきが強かった関係性でもあります。そのため、かねてから行政の垣根を越えて一体的に諸活動が展開されていました。
*参考 https://www.city.shunan.lg.jp/life/7/32/142/
山口県周南市の魅力
周南市の魅力といえばたくさんありますが、ここでは3つだけ紹介します。
①自然と産業が融合する町
周南市は市内の位置により気候が変わるほどの多様な街並みです。とくに海側には瀬戸内海の島々と広大な周南コンビナートが広がり、山間部には豊かな大自然が広がっています。名産品にはふぐ、たこなどが挙げられ、魅力ある温泉や歴史など産業と自然の融合した街並みを感じることができる面白い観光資源があります。具体的には周南コンビナートの夜景観光の展開、周南市美術博物館の運営、日帰り温泉「周南の湯」の運営などが挙げられます。
②魅力あふれる特産品
周南市には独特の気候や海を生かした特産品が多くそろえてあります。周南ブランドと呼ばれる「徳山ふぐ」「周南たこ」などの海産物がとくに有名です。さらに山間部ではわさび栽培や果物の栽培が活発で、それらを加工した特産品も販売しています。また、市内には3つの酒蔵があり、タクシーで酒を楽しみながら酒蔵をめぐるという独特なツアーも展開されています。昼間からおいしいお酒を楽しみながら酒蔵を回るなんて、酒好きにはたまらないツアーですね。
③アクセス、交通の便の良さ
周南市は交通整備がしっかりとなされています。
鉄道はJR西日本の山陽新幹線の駅の徳山駅があります。山陽本線は、櫛ケ浜駅、徳山駅、新南陽駅、福川駅、戸田駅があり、岩徳線は高水駅、勝間駅、大川内駅、櫛ケ浜駅があります。このように新幹線駅とJR本戦の両方が停車する自治体は意外に少ないです。
路線バスは、防長交通社により運営されています。周南市内を運行するバス、周南市-防府市-山口市を結ぶバス、周南市-山口市旧徳地町域を結ぶバス、周南市‐下松市-光市‐柳井市を結ぶバス、周南市旧熊毛町域‐下松市を結ぶバス、周南市旧熊毛町域-光町を結ぶバスが運航しています。市内はコミュニティバスも充実しており、「市街地循環線 ちょい乗り100円バス」など独特な交通サービスも充実しています。
高速バスは、東京へ向かう萩エクスプレス(夜行便)、関西と結ぶカルスト豪(夜行便)、福岡と結ぶ福岡・防府・周南ライナー(昼行便)、広島市などと結ぶ便(昼行便)の4線があります。
航路は、徳山港から大分県へ向かう「スオーナダフェリー」、黒髪島と大津島と周南を結ぶ「大津島巡航」という二つの航路があります。
市内にあるインターチェンジは4つあり、空港に関しても圏内の山口字部空港、岩国錦帯橋空港の両方から乗り合いタクシーが運航されており、どの交通手段でも交通アクセスがいいと言えます。
*参考https://www.city.shunan.lg.jp/soshiki/17/1386.html
山口県周南市の市政情報
次に山口県周南市の市政情報について紹介したいと思います。周南市は重点推進プロジェクトを掲げており、まちづくりの基本的な観点として①市民に寄り添う②シビックプライドを育む③周南の強みを生かす。この三点を挙げています。それぞれについて簡単にまとめました。
①市民に寄り添う
行政が様々な機会を通して市民の声に耳を傾けながら行政活動を行うという意識を明文化しています。母子保健の充実やニーズに応じた保育サービス、ワークライフバランスの推進などの子育て支援策、学校教育の充実や整備、幼児教育の充実などの輝く子ども育成プロジェクト、公共施設耐震化への取り組みや防災情報の伝達力向上を図る防災・減災プロジェクトなどが具体的な施策として挙げられます。とくに山間部では危険な空き家、サルなどの害獣被害などが目立ち、生活環境の不安が大きいです。そこで地域社会一体となって身の回りの生活の不安を解消するようなケアシステムを深化させています。地域一体となって生活を守るという発想は素晴らしいですし、過ごしやすいまちづくりへの第一歩だと言えそうです。
②シビックプライドを育む
シビックプライドとは簡単に言うと「市に対する愛着や誇り」のことです。後程でも述べますが周南市は人口減少や少子高齢化が進んでおり、地域づくりを担う人手不足が深刻化しています。こうした課題を解決するための施策として「住みたい・訪れたいまち創造プロジェクト」を推進しています。暮らしやすいコンパクトな街を推進したり、持続可能な中山間地域づくりに取り組んだりもしています。また、徳山大学や徳山高専とも連携しながら、若者の定住に繋がるまちづくりの推進も行っています。
③周南の強みを活かす
周南市には様々な産業があり、それぞれの中小企業の基盤を強化しそれらを生かすための施策が講じられています。地産地消品のブランド力強化を図ったり、ふるさと納税等を活用した新たな財源の確保を行ったりして、周南の強みを少しでも伸ばし、活用するような動きが加速しています。
これらのプロジェクトを進めるにあたって、市民生活や企業活動、行政等の各分野において先端技術やビックデータ等を用いて、効率的かつ正確に推進しようとしています。柔軟な考え方を持って市政を進め、よりよいまちづくりを行おうとしている点は非常に魅力的ではないでしょうか。
*参考https://www.city.shunan.lg.jp/uploaded/attachment/54499.pdf
山口県周南市の数値情報
人の動き
次に周南市のホームページなどを参考に、数値情報についてまとめています。
人の動き(2022年10月末現在)
周南市の人口は138,360人です。うち男性は67,321人、女性は71,039人です。
世帯数は68,182世帯で、前月よりも75世帯減少しています。
2022年10月の転入人口は275人、転出人口は328人で、徐々に人口減少は進行しています。
面積
周南市の面積は656.29km²です。ちなみに、東京23区と琵琶湖の面積に近い広さです。そう考えると大きいですね。
子どもの医療費
子どもの医療費はなんと0円です。周南市では小学生までの医療費が助成されます。中学生は所得に応じて自己負担分が助成されます。これは子育て世帯にとってはとても嬉しい情報ですよね。
コンビニ数
アパマンショップの調査によると、周南市のコンビニ数は55件で、山口県内で4位に付けています。]
*参考https://www.apamanshop.com/yamaguchi/townpage/ranking/town-convenience/
病院数
日本医師会による「地域医療情報システム」によると、一般診療所数は96カ所、病院は15カ所、歯科は62カ所という数値になっています。人口10万人当たりの施設数で換算してみると、全国平均を上回るので、人口に対する医療設備は割と整っているほうだと言えます。
*参考https://jmap.jp/cities/detail/city/35215
学校数
小、中、高校の数について見ていきます。
現在運用されている小学校は27校あります。休校中の学校もあり、休校中の学校数は8校です。
中学校は15校あり、中の休校中の学校は2校、15校のうち1校は私立中学になります。
高校は7校あり、うち1校は私立高校になります。
補足ですが、周南市には徳山工業高等専門学校もあり、将来のプログラマー等のプロフェッショナルを養成しています。これにより中長期的な人材確保を図っています。
*参考https://www.city.shunan.lg.jp/soshiki/3/12221.html
まとめ、不動産情報
最後に簡単なまとめと不動産情報について記載していきます。
以上の内容から、周南市は自然と産業が調和した素晴らしい自治体であり、教育や地域活性化、過ごしやすさに力を入れた市政を行っていることがわかりました。こうした理由もあり、2021年の山口県の住みやすさランキングでは4位にランクインしました。
とはいえ、人口減少がずっと右肩下がりに進んでいることも現状です。そのため今が需要が最大になっていると言っても過言ではないでしょう。
政府統計の総合窓口によると、周南市の人口は2030年までずっと右肩下がりで減少する見込みです。
*参考https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0000020301
次に、周南市の不動産情報について、マンション、一戸建て、土地別にみていきます。
マンションの売却動向に関して、売却価格は前半期は1,251万円、今半期は1,134万円と117万円も減少しています。取引件数も8件だったものが5件となり3件減少しています。
一戸建てに関して、売却価格は前半期は2,168万円から今半期は1,408万円と、760万円も価格は減少しています。取引件数も27件だったものが今期は15件で、12件の減少がみられます。
土地の売却動向に関しては、件数だけ見ると4件増えてはいますが、価格は前半期は1,445万円で今半期は783万円のため662万円もマイナスになっています。
これらのことから、周南市の不動産に関して平均売却価格は下落していることがわかりました。土地の取引件数は増加していることや人口減少のことも考慮すると、 今のうちにリースバックを検討しておくべきだと考えます。
迷われているようであれば今のうちから売却の検討を進めてみましょう! では、最後まで閲覧いただきましてありがとうございました。