広島県広島市安芸区でリースバックをご検討の方にむけた各種情報!!

広島県広島市安芸区について

安芸区は広島市の東部に位置し、旧安芸郡の船越町、矢野町、瀬野川町、熊野跡村から誕生したまちです。面積は約94平方キロメートル、人口は77,369人、世帯数は35,677世帯です。〈令和4年10月末現在〉 ここで住みやすさの参考の一つとして、病院の数とスーパーの数をご紹介致します。病院の数は4つで内科系診療所が27か所、外科系診療所が12か所あります。小児科、産婦人科、皮膚科などは少ないでしょうか。人口10万人当たりの施設数という指標では全国平均を下回っています。しかしながら、大幅に全国平均を下回っている診療科目は少ないので問題はないでしょう。スーパーの数は 10か所で、これは30ある広島県の市町村で16番目の多さということですから極端に少ないことはないでしょう。

*参考『アパマンショップ』「市区町村別 スーパーの数ランキング(広島県)」

*参考日本医師会「地域医療情報システム」

面積は広島市の中で中央値程の大きさで、人口は少ないといったところでしょうか。そんな安芸区の地区ごとの特色をご紹介します。船越地区は沿岸部の工業地帯と山地の住宅地を中心とした地区で、人口密度は安芸区の中で最も高いです。矢野地区は丘陵地には新興の住宅地が広がる一方、平地部には昔ながらの住宅地が広がっています。また、沿岸部には完成した工業団地へ企業が進出しているようです。瀬野川地区は、山間部には新旧の住宅と田園が広がり、新規の大規模住宅団地の建設が進んでいます。国道2号沿いには自動車や食品関係の工場が立ち並んでいるようですよ。 最後に、安芸区の特徴としては自然をはじめとする地域資源が豊富なこと、住宅団地の増設に伴い新しいコミュニティが形成されていること、第2次産業従事者が多いことなどが挙げられます。とくに自然をはじめとした地域資源に関しては、地域コミュニティの拠点として活用されているようですよ。

安芸区の誇るスポットや行事をご紹介!!

水分峡(みくまりきょう)森林公園

正確には安芸区に位置していませんが、安芸区を含む1区4町からなる安芸地区の資源としてご紹介させていただきます。水分峡は府中町の北東部に位置しており、自然の渓谷を活かした憩いの場です。公園入口から遊歩道をたどっていくと、大えん堤、ケヤキ広場、キャンプ場、石ころび池、憩いの森広場などがあります。草摺の滝は、水が幾重にも重なり合って落ちるさまが美しい滝です。それが武士のよろいである「草摺」に似ていることから、草摺の滝と呼ばれるようになったそうですよ。この森林公園では安芸地区の誇る自然を体感しながらやすらぎを得ることができます。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

あきく魅力の山歩道

安芸区を中心として、安芸地区には標高200〜700mの里山が連なっており、誰でも気軽に登山を楽しむことができます。頂上からは広島湾の島々や広島市街を一望することができますよ。その里山群の一つとして、6つの山からなる安芸アルプスという山々があります。「安芸アルプス」という名は安芸区でハイキングコースの整備を行うボランティアグループ「あきく魅力発見隊」により、ハイキングコースを広くPRするために名づけられたものです。そんな安芸アルプスは坂山、鉾取山、原山、洞所山、城山、金ヶ燈篭山によって形成されており、全ての山を想定すると18キロほどあります。訪れる方はご自身にあった距離をハイキングしましょう。

安芸区民文化センター

船越地区に位置する安芸区民文化センターは安芸区図書館、安芸区総合福祉センターとの複合施設です。広電バスや芸陽バス、JR海田市駅などでアクセスできます。
この文化センターのスタジオやホールでは、様々な催し物が開催されています。人形劇から和太鼓、ピアノやコンサートまで、月によってラインナップは変わりますが多くの人が楽しめるようになっています。また、ホールでの催し物だけでなく、図書館を利用して本を借りることもできます。借りたい本に目星がついている場合は広島市立図書館のサイトから検索すると良いでしょう。安芸区図書館を含む多くの図書館の本が登録されており、ほしい本が置いてあるかチェックできます。

瀬野川

瀬野川は昔から陸上交通の大動脈、文化交流の要所としてにぎわってきた川です。流域にはその名残である史跡や町並みも多く残っており、瀬野川流域を歩くことで歴史を感じることができます。実際に、瀬野川に関心を持つ周辺の住民が集まり、瀬野川のマップが作成されました。また、瀬野川は歴史を感じる建物だけでなく、多くの生物や自然を楽しむことができる場所でもありますよ。鳥類ではコサギ、アオサギなどのサギ類、魚類ではメダカ、昆虫類ではハグロトンボやゲンジホタルを見ることができます。現在では中流域の寺橋から下流の高水敷が川に親しむ河川公園として整備されており、花見や地域行事の場として利用されてます。瀬野川をより楽しむ環境が整備されているので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

安芸区の区政について

まちづくりの基本方針について

安芸区では区の魅力と活力を推進するためのアクションプランを基本方針としてまちづくりを進めていくようですよ。広島市内の他の区でもアクションプランを策定しており、安芸区も同様にアクションプランをもとに住民を主体としたまちづくりに取り組みます。また、広島市で200万人都市構想が掲げられているようで、安芸区においても東部地区との連携や交流に取り組み、だれもが住みたいまちづくりを目指しているようです。

実現するための具体的な取り組みについて

このアクションプランにおける4つの方向性をもとに、具体的な取り組みをご紹介していきます。まずは「人を育み、安全・安心で地域が支え合いながら健康に暮らせるまちづくり」です。まちづくりの担い手や子育て支援の確保、防災・防犯力の強化などの地域課題の解決に取り組むようです。とくに中山間地域では定住の促進などにより地域コミュニティの活性化を図るようです。地域ボランティア会議の創設、子どもと高齢者まで世代を超えた交流、子どもへの朝ごはんの提供活動、地域の見守り体制の構築などによって実現を目指しています。災害対策としては、目指すべきまちの将来像やその実現に向けた取り組みを「見える化」した復興まちづくりプランの作成や、各地域の防災士に働きかけて「防災手前サロン」を開催することを行っているようです。平成30年に豪雨災害があったことから、防災対策には力を入れているようですよ。

2つ目は「豊かな自然と共存したやすらぎのあるまちづくり」に関する取り組みをご紹介します。岩滝山や蓮華寺山などの山々や瀬野川の水辺などの豊かな自然を保全・活用し、自然と共存したやすらぎのあるまちづくりを進めるそうですよ。まず、豊かな自然を保全するため、自然保護活動の取り組みとホタルの養殖・放流を行っているようです。続いて、ハイキングコースやスペースの有効活用を行うことで、住民が自然に親しみやすい環境づくりもしているようですよ。
3つ目は「ふれあいと文化の薫る交流のまちづくり」です。主にかつての西国街道沿いの史跡や伝統行事をはじめとする歴史・文化資源の保存と活用に取り組むようです。取り組みとしては西国街道沿いの史跡を紹介するまち歩きの開催、伝統文化を継承するための道具支援や催しの開催などを行うようです。担い手不足問題にも効果的なようですよ。その他にもふなこし岩滝山フェスやふれあいフェスティバル、区民祭りなどの地域の伝統による世代を超えた交流、花と緑と音楽を通じた地域のきずなづくりなども行うようです。地域のきずなづくりでは花づくり活動を行う団体への育成・支援、安芸区民文化センターで行われる「あきクラシックコンサート」などの活動が該当します。
4つ目は「東部地域をつなぐ活力とにぎわいのあるまちづくり」です。隣接する府中町、海田町、熊野町及び坂町をはじめとした東部地域との連携を進め、住民相互の交流や経済面、生活面での結びつきを深めたまちづくりを行うようです。民間レベルの広域連携の検討、安芸区外の大学との連携、民間企業などとの連携の推進、安芸地区の特産品や食材を活用した地産地消の促進によって実現を目指しています。地産地消の促進では、安芸地区の特産品を活用したレシピを考案するとともに農産物のPRをイベントなどに合わせて行っているようですよ。
以上が安芸区の区政についてのご紹介になりますがいかがでしょうか。自然や歴史の地域資源が豊富で、それを大切にして活かしていこうという想いが感じ取れますね。加えて、人と人の交流を強く意識しているようにも感じます。実際に広島市の他の区でも人の交流に焦点を当てた取り組みは多く、広島市の200万人都市構想が影響しているのかもしれませんね。リースバックをご検討するにあたり、安芸区の情報だけでなく、広島市の市政を確認するのも必要かもしれませんね。

まとめ 安芸区でのリースバックについて

安芸区のまちづくりや魅力などはいかがでしたか。ここではそんな安芸区の土地価格、リースバック価格についてご紹介致します。国土交通省のオープンデータによると、 安芸区の最新公示地価は1平方メートルあたり85,960円、坪単価では284,168円です。宅地の平均地価は1平方メートルあたり71,833円、商業地では1平方メートルあたり96,480円となっています。(2022年)  加えて、安芸区の地価推移をみると、近年は大幅な増減はなく、微増しています。2010年ごろまでは減少していましたが、そこから増えていることを考慮すると、安芸区のまちづくりの成果が出ていると考えられます。また、多くの地域に共通することですが、線路網に近いほど地価は高い傾向にあり、安芸区ではJR山陽本線に近いほどその傾向があります。
また、2022年第一四半期においてのリースバック価格は1平方メートルあたり150,000円、坪単価では495,867円となっています。
以上、リースバックについての数値情報でした。土地価格や不動産価格は重要な指標なのでぜひ参考の一つとしてください。また、価格情報だけでなくまちづくりの方針やまちの魅力など、数字に表れないところも慎重に吟味したうえでリースバックのタイミングを見極めていただければと思います。