愛知県 北設楽郡 設楽町リースバック時に知っておくべき情報について徹底解説!
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愛知県北設楽郡設楽町の概要(背景)
愛知県東部の三河山間地域(岡崎市の額田地区、豊田市の旭、足助、稲武、小原、下山、藤岡の各地区、新城市、設楽町、東栄町、豊根村の6つの市町村にまたがる山村地域)は、その大半が森林に囲まれた自然豊かな地域であることから「あいちの山里」と呼ばれています。設楽町は「あいちの山里」の中央に位置します。
続いて設楽町の特徴を掴むために、町の憲章・花木・鳥をご紹介します。
設楽町の町民憲章
美しい森と清流に育まれた設楽町で、歴史や伝統を尊重し、交流を深め、住みよいまちを築くことを目的として、以下の憲章が定められました。
- 豊かな自然を愛し、くらしと調和するまちをつくります。
- 仕事に誇りと喜びをもち、活力あるまちをつくります。
- 心と体をきたえ、健やかで人に優しいまちをつくります。
- 知識と教養を深め、文化を育むまちをつくります。
- みんなで力を出し合い、自立するまちをつくります。
「新町まちづくり(建設)計画」における「町の将来像」「基本理念」を基礎として町民憲章が作成されています。
設楽町の花木は、応募総数「花」106票、「木」106票(応募者計110名)の中から、「町の花」「町の木」選考委員会の厳正な審査によって決定されました。
設楽町の花
「シャクナゲ」が選ばれています。ホンシャクナゲとホソバシャクナゲの2種が分布する地域はとても珍しいとされており、可憐で美しい薄ピンク色の花が特徴です。
設楽町の木
「ブナ」が選ばれています。県下随一の規模を誇る段戸裏谷や面ノ木の原生林に自生する、設楽町ならではの樹木です。現代の環境保護のシンボルとも言えます。
*参考設楽町 HP
数値情報(人口、病院数、コンビニ数、学校数)
さて、「あいちの山里」の中央に位置する設楽町の具体的な数値情報を見ていきたいと思います。
人口 ※令和4年10月1日時点
総世帯 2,025世帯
総人口 4,373人(男性 2,112人、女性 2,261人)となっています。
*参考設楽町HPより
病院数
設楽町には一般診療所が計3ヶ所あります。
内科系診療所が3ヶ所、外科系診療所が2ヶ所、小児科系診療所が2ヶ所存在しています。産婦人科系診療所はありません。歯科系は4ヶ所あります。町内の人口が少ないので、人口10万人あたり施設数の全国平均と比較すると、全体的な診療所の数は多い傾向にあります。
コンビニ数
愛知県内のコンビニ数ランキングで設楽町は69位中67位となっています。
コンビニ数は1ヶ所であり、都会のように徒歩圏内にコンビニがある生活はできないことがわかります。
*参考『アパマンショップ』「市区町村別 コンビニの数ランキング(静岡県)」
学校数
設楽町の保育園は4園あります。待機児童はずっとゼロを保っていることが特徴で、そもそも子どもの数が少ないので4園は豊富と言えます。
設楽町には小学校が4校あります。
田口小学校・清嶺小学校・田峯小学校・名倉小学校の4校です。
中学校は2校で津具中学校・設楽中学校の2校です。
設楽町の中学生は、全員アメリカにホームステイ&体験入学する機会があります。
高校も1校あります。
*参考設楽町HP
以上、愛知県北設楽郡設楽町は、病院数、コンビニ数や学校数が比較的少ない方であると言えることがわかりました。小学校・中学校に関しても、小学校は4校合計で136人、中学校2校合計で80人と生徒の数がかなり少ないことが特徴です。決して都会とは言えない町ですが、設楽町にしかない魅力があります。次の章では、具体的に設楽町の魅力をご紹介したいと思います。
設楽郡設楽町の魅力について
ここでは設楽町の魅力や、設楽町が行っている特有の取り組みについてご紹介したいと思います。
① 設楽町ならではの特徴
前述したように設楽町では人口減少が大きな課題となっており、子供の数も少ないのが現状です。目立つ観光地や便利なチェーン店もない町ですが、設楽町への移住を希望する人は年々増えています。「設けて(もうけて)楽しむ人を応援する」と町を挙げて、設楽町への移住者を歓迎しています。
設けて楽しむ4ヶ条には
- 前例の無い設え(しつらえ)、大歓迎。
- 「設ける人」を全力応援。
- 楽しむ協力者も、全力受け入れ体制。
- 自分たちの町の魅力を探し、発信し続ける。
以上が定められています。
「設けて楽しむ人」を全力応援するまち「設楽町」には、「誰もがチャンレジしやすい雰囲気」と「まちを挙げたサポート体制」、そして「一緒に楽しんでくれる移住者ウェルカムな風土」が整っています。
このように都心から離れて、一見何もないと思われるような町で新しいチャレンジを行いたいという情熱を抱えた人々が、設楽町に集まりつつあります。
② 移住支援制度
設楽町移住支援事業(首都圏人材確保支援事業補助金)というものが実施されています。東京一極集中の是正、地方の担い手不足に対処するために、東京23区から設楽町に移住し、愛知県が運用するマッチングサイトに登録された企業に就業した方又は、「あいちスタートアップ創業支援事業費補助金事業」における起業支援金の交付決定を受けた方に「移住支援金」を支給する制度です。
愛知県内へのUIJターンの促進と地域の企業の人材確保を目的とされたもので、設楽町も積極的に導入しています。単身には60万円、世帯には100万円の支援金が支給されます。
まとめリースバックについて
今回は愛知県 北設楽郡 設楽町をご紹介しました。設楽町は「あいちの山里」の中央に位置する町でした。公共交通機関を利用すると名古屋駅から約3時間で到着できます。
都会ではないので、病院・コンビニ・学校数などは、少ないのが事実です。しかし設楽町では年々移住者が増えており、新たな地域事業が興る流れが来ています。町の移住定住推進室スタッフも、設楽町で新たな一歩を踏み出したい人を全力でサポートする準備を整えています。さらに教育面に着目すると、中学生には全員アメリカへの留学機会が用意されているなど、人口が少ないが故のメリットがあります。
設楽町への移住に関してですが、前述したように設楽町移住支援事業(首都圏人材確保支援事業補助金)が用意されています。愛知県へのUIJターンに該当する方はもちろん、設楽町に縁がない方でも、現在東京23区内にお住まいであれば、このような制度をうまく活用することで、都内で暮らすよりも豊かな生活ができる可能性は大いにあります。例えばワーケーションスポットとして設楽町に事務所を構えているベンチャー企業などもあり、設楽町がさらに支持され始めていることがわかります。
設楽町におけるリースバック価格の相場は、9,000万円台となっています。現在、設楽町における平均売却価格は直近半年で上昇しています。取引数は減少しているのですが、平均売却価格が上昇しているので、不動産購入のニーズが伸びていると考えられます。
現在都内を中心にリモートワークが当たり前になってきており、移住者への支援も用意されているので、コロナが完全に明けた頃には設楽町への移住者も増加することが予想されます。何でも便利で、娯楽施設も揃っている都内とはまた異なる魅力があり、移住地候補としての人気も上昇するでしょう。
このような町の人気は長期的に予想すると今後も上昇していくであろうことは間違いないので、近いうちにリースバックを行う価値は十分にあると言えます。さらに現在売却価格は上昇しているので、今後価格が下落する前に売却しておくことをオススメします。この記事が、設楽町におけるリースバックについて具体的なアクションを起こす一歩になると幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。
*参考リースバック相場価格