愛知県 知多郡 美浜町リースバック時に知っておくべき情報について徹底解説!

今回は愛知県知多郡美浜町についてご紹介します。美浜町にお住まいの方で、リースバックを考えている方は、市についての情報はもちろん、現在のリースバック価格の相場や今後の市の動向にも注意して着目する必要があります。
今回は数値などを具体的に出しながら美浜町の特徴をご説明し、今、リースバックをすべき理由を述べたいと思います。売却をご検討の方はぜひ最後までお読みください。

愛知県知多郡美浜町の概要(背景)

美浜町は、知多半島の南部に位置する町です。東は三河湾、西は伊勢湾に面しており、その東西両海岸に向かって広がる平地と、ほぼ中央を南北に知多丘陵が連なる面積46.20平方キロメートルの、温暖にして緑豊かな点が特徴の町となっています。美浜町は、昭和30年4月に河和と野間の両町が合併して発足しました。次いで同32年3月には小鈴谷町上野間地区も合併し、こうして現在の美浜町域が完成しました。

続いて美浜町の特徴を掴むために、町の花木・鳥をご紹介します。

美浜町の花

1975年6月10日に「ツツジ」が制定されました。美浜町内の各所に散見されるツツジは、町のシンボルとして幅広い層に愛されています。

美浜町の木

1975年6月10日に「クロマツ」が制定されました。美浜町に多く植生する常緑樹として人々に親しまれてきました。

(参考:美浜町 HP )

数値情報(人口、病院数、コンビニ数、学校数)

さて、愛知県の南部に位置し、伊勢湾・三河湾に囲まれる美浜町ですが、ここでは具体的な数値情報を見ていきたいと思います。

人口 ※令和4年9月1日時点

世帯数 8,995世帯(外国人世帯及び混合世帯含む)
総人口 21,175人(男性 10,516人、女性 10,659人)となっています。

*参考美浜町HPより

病院数

美浜町には一般診療所が計6ヶ所あります。
内科系診療所が5ヶ所、外科系診療所が2ヶ所、小児科系診療所が4ヶ所存在しています。産婦人科系診療所はありません。歯科系は8ヶ所あります。全体的に、人口10万人あたり施設数の全国平均と比較すると診療所の数が少ないので、利用する予定がある方は隣町の各診療所を事前に調べておくなど、一定の対策を行った方が良いでしょう。

*参考日本医師会「地域医療情報システム」

コンビニ数

愛知県内のコンビニ数ランキングで南知多町は69位中63位となっています。
コンビニ数は9ヶ所であり、県内ではランキング後半に位置するので、コンビニ数は少ないと言えるでしょう。美浜町よりも南に位置し、愛知県のリゾート地としても知られる南知多町と、同じコンビニ数になっています。

*参考『アパマンショップ』「市区町村別 コンビニの数ランキング(静岡県)」

学校数

美浜町には小学校が5校、中学校が2校あり、学校数としては少なくなっています。
全ての小中学校にて耐震工事が完了しています。

*参考https://www.town.aichi-mihama.lg.jp/docs/2013100803172/

以上、愛知県知多郡美浜町においては、病院数、コンビニ数、そして学校数が少ないことがわかりました。愛知県の中でも最南端に限りなく近い南部に位置するので、中心部と比較すると生活インフラは整っていないとも言えますが、美浜町にしかない魅力があるのも事実です。

次の章では、具体的に美浜町の魅力をご紹介したいと思います。

知多郡美浜町の魅力について

ここでは美浜町の魅力や、美浜町が行っている特有の取り組みについてご紹介したいと思います。

① 豊かな自然、文化、交通

三河湾国定公園として指定されている美しい自然が広がっていることが、まず大きな魅力ポイントです。温暖な気候、海水浴場として利用されている白砂の浜辺は、夏に大人気の観光スポットです。

天然記念物「鵜の山鵜繁殖地」、源平合戦の歴史を物語る史跡「大御堂寺」、東海地方最古の霊場「時志観音」、「和訳聖書発祥の碑」(美浜町小野浦出身の音吉、久吉、岩吉の3人の船乗りが1年余り漂流の後米国に漂着し、その後英国人に助けられ、聖書和訳に協力したことを称えたもの)など多数の観光資源があります。名古屋市から1時間程度で美浜町には行くことができるので、四季を通じて各地から観光客が訪れます。

もちろん自然の恵みや歴史を活かした観光スポットも魅力ですが、美浜町は教育・文化都市としての顔も持ち合わせています。緑豊かな自然環境の中で、日本福祉大学、愛知県美浜自然の家などの教育施設が立地しています。また鉄道の整備、自動車専用道の知多中央道・南知多道路の4車線化、伊勢湾の海上に中部国際空港(セントレア)が開港するなど、交通面のインフラも常に進化し続けており、住宅都市としての魅力も増しています。

② 美浜町特有の子育て支援

「すくすくアプリ美浜」という美浜町特有のアプリが利用されています。地域と繋がる母子手帳アプリとして、美浜町で子育てを行う層から支持されています。平成30年4月16日に提供が開始されたこのアプリは、町内の子育て支援施設(医療機関、保育園、幼稚園など)の情報が得られることはもちろん、美浜町に土地勘のない転入してきたばかりの方にも使いやすい内容となっています。

従来の母子手帳との大きな違いとして画像が残せる機能があるので、遠方に住む家族や親戚に、母子手帳の記録を共有することもできます。

③ 移住支援制度

愛知県美浜町の移住者就業起業促進事業(首都圏人材確保支援事業補助金)というものが実施されています。東京一極集中の是正、地方の担い手不足に対処するために東京23区から美浜町に移住し、愛知県が運用するマッチングサイトに登録された企業に就業した方又は、「あいちスタートアップ創業支援事業費補助金事業」における起業支援金の交付決定を受けた方に「移住支援金」を支給する制度です。
愛知県内へのUIJターンの促進と地域の企業の人材確保を目的とされたもので、美浜町も積極的に導入しています。単身には60万円、世帯には100万円の支援金が支給されます。

さらに、空き家バンク制度も整っています。美浜町の空き家バンクサイトでは、現在空き家バンクに登録されている物件の一覧が公開されています。

まとめリースバックについて

今回は愛知県 知多郡 美浜町をご紹介しました。美浜町は、愛知県南部に位置し、名古屋から1時間の距離にある町でした。都会ではないので、コンビニ・学校・病院数などは、少ないのが事実です。しかし自然に恵まれたリゾート地であり、海に囲まれた美浜町だからこその豊かな食(漁業や農業が盛ん)や文化があります。人情深い人々が多かったり、独特の子育て支援制度が用意されていたりする点は、都会とはまた異なる特徴として、美浜町のポイントとなっています。

美浜町への移住に関してですが、前述したように、移住者就業起業促進事業(首都圏人材確保支援事業補助金)が用意されています。愛知県へのUIJターンに該当する方はもちろん、美浜町に縁がない方でも、現在東京23区内にお住まいであれば、このような制度をうまく活用することで、都内で暮らすよりも豊かな生活ができる可能性は大いにあります。
美浜町におけるリースバック価格の相場は、945万円台となっています。現在、美浜町における平均売却価格は直近半年で上昇しています。取引数は減少しており、不動産購入の需要が伸びていると考えられます。直近の売却実績をご紹介すると、知多郡美浜町河和台にて平成6年に建築された一戸建てが、1,100万円で売却されています。もちろん築年数や面積で売却価格は変動するので、あくまで一つの目安ではありますが、参考にしていただければと思います。

美浜町は、名古屋から1時間で行くことができ、豊かな自然に触れることができる隠れスポットです。リモートワークが当たり前になってきており、移住者への支援も用意されているので、コロナが完全に明けた頃には美浜町への移住者も増加することが予想されます。
このような美浜町の人気は長期的に予想すると今後も上昇していくであろうことは間違いないので、近いうちにリースバックを行う価値は十分にあると言えます。さらに現在売却価格は上昇しているので、今が売り時と言えます。この記事が、美浜町におけるリースバックについて具体的なアクションを起こす一歩になると幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

*参考リースバック相場価格