愛知県名古屋市緑区はどんなところ?リースバックの状況を紹介!
リースバックの際、売却価格の相場は、その不動産があるエリアの特徴や売却する時期により変化します。良い条件で売却するためには、土地を理解していることや不動産売買のニーズを予測して行かなければなりません。
そのため、今回の記事は、愛知県名古屋市緑区の人口や土地の情報、緑区が取り組んでいることや、今後どのように変化していくかまとめました。
愛知県名古屋市緑区で不動産を所有しているけれど、今後どうすればいいか悩んでいる方必見の内容となっています。
Contents
名古屋市緑区の基本情報
緑区の生い立ち
江戸時代、東海道鳴海宿に尾張藩の鳴海代官所があり、鳴海陣屋とも呼ばれ、家老の志水家が大高に1万石で館を構えていたそうです。
緑区は昭和38年に鳴海町が名古屋市と合併し、市内で14番目に行政区と成り立ちました。昭和39年には知多郡有松町と大高町が合併しました。
緑区という区名は、この地域が緑豊かな平地で、住宅地として適しているという理由で決定されました。また、鳴海を生涯で4回訪れたことのある松尾芭蕉が、句を詠み、その句の「一みどり」が緑区の由来になったという話もあります。
その後、明治時代では東海道本線大高駅の開業や鳴海球場の開場しています。あた、その鳴海球場では日本初のプロ野球試合が行われているなど、この地域では様々な出来事が行われ、全国から注目を得ています。
現在の緑区
緑区は名古屋市の東南に位置し、扇川、天白川、大高川が流れ、平地とゆるやかな土地となっています。大高緑地以外にも、緑地が多く、自然環境に恵まれています。広い範囲で整理事業が行われ、新しい市街地づくりが進み、今後の発展を遂げつつあります。
一方、伝統産業として390年余の歴史があります。桶狭間古戦場、大高城跡、俳人芭蕉ゆかりの史跡など、かなり昔の時代のしのぶ旧跡が多くあり、旧東海道の面影を残す有松の格子づくりの町並みは、市の保存地区の第1号に指定されています。
現在の人口
まず、愛知県名古屋市緑区の基本情報について説明します。愛知県名古屋市緑区は、名古屋市の中でも南に位置します。また、名古屋市緑区役所によると、名古屋市緑区の人口は2022年10月1日時点で248,334人となっています。そのうち、男性が121,487人で女性が126,847人となっています。さらに、名古屋市緑区の世帯数は103,318世帯もの人が暮らしています。
観光地について
名古屋市緑区の名所では、桶狭間古戦場公園や有松・鳴海絞会館、滝の水公園や大高緑地や有松伝統的建造物保存地区や恐竜広場が有名です。大高緑地については、子供も大人も楽しめる公園となっています。この施設にはゴーカート・パターゴルフ・恐竜広場・ドッグラン・ボートなど施設が豊富です。デイキャンプ場など事前予約が必要な施設もあり。竹林散策路は第1回名古屋まちなみデザイン20選に選ばれたスポットです。園内には四季ごとに見ごろを楽しめる花が多く植えられており、花木園では人気のザリガニ釣りや、秋になるとシラタマホシクサが咲きます。
教育・医療機関
名古屋市緑区には、保育園が現在10ヶ所以上、幼稚園は現在10ヶ所以上、小学校で約20校、中学校で13校、高校進学時は7校あります。市内では駅付近や住宅街に教育施設があり、入園時の待機児童や学校までの登下校距離が長いといった点につきましては問題ないかと思います。高校進学の際も、高校数が多いため、区外から通学する学生も多いでしょう。
医療機関につきましては、総合病院や市立病院などと大規模の医療施設を中心に、医療体制は充実しています。現在は、インターネットからの情報が多く流れていますので、いかなる場合でも対応できる環境となっています。
犯罪の少ない区ランキング1位
令和3年度の情報をもとにランキングとした犯罪発生率が16区のなかで1番低い0.26%となっています。平均の0.7%を大きく下回る数字を叩き出しました。緑区では、青色防犯パトロールや生活安全市民運動の活動を行っています。また、「みどりっちの防犯あんしん情報」を毎月作成し、区民の防犯意識を高めるなどの施策にも取り組んでいます。人口が多い地域でありながら、このような取り組みで犯罪や交通事故の発生率を防ぎ、安全な街へと活動をし続けます。
*参考https://ieagent.jp/blog/eria/nagoyachian-541603#chapter-2
名古屋市内の土地面積・世帯数・人口ランキング上位
名古屋市緑区は、土地面積の区別ランキングが37.91㎢で港区についで第2位となっています。さらに、世帯数・人口ランキングについては第1位となっています。この数字から、面積も広く人口も多いことでかなり人気の地区であると捉えることができます。実際に、観光名所や公園も多く、幅広い年代が楽しめることができる地区となっています。さらに、教育機関も充実していることから子育てに関しても安心して生活できます。
緑区の育児サポート
名古屋市内での育児サポートに加えて、緑区では育児支援活動に取り組んでいます。
赤ちゃん訪問の実施・みどり親育ちの学校・子ども会活動・学童保育所・「緑区ラク楽子育てガイド」・冒険遊び場といった子育ての支援を行っています。緑区は人口著世帯数が一番多いことから、各イベントや集まりでも多くの方々と関わることができ、支え合いながら子育てをしていくことができます。今後もさらなる環境づくりを進めていき、子育てに優しい街として取り組んでいくのが緑区です。
緑区のイベント行事
緑区では、夏のイベントだけでなく、春にも秋にも冬にもイベントが行われていることから通年行事を楽しむことができます。2月には『大高緑地 花梅まつり』が始まり、6月に『有明絞りまつり』があります。次に『桶狭間古戦場まつり』があります。夏が終わり秋になると、10月に入ると『有松山車まつり』が行われ、その次に『有松天満社 秋季例祭』が行われ、『有松祭り』『鳴海神社例大祭』『鳴海八幡宮例大祭』『大高緑地 緑区区民まつり』が立て続けに行われます。11月には『サムライ・ニンジャフェスティバル』が開催されます。以上で緑区では、通年を通してイベントが定期的に開催されます。多くのイベントがあることから、小さい子供から高齢者の方まで幅広い年代に向けて楽しむことができます。引っ越しを考えている方は是非一度考えてみると良いでしょう。
名古屋市緑区の住みやすさ
家賃相場について
緑区の家賃相場はどれくらいなのでしょうか。ワンルームの場合は5,4万円、1Kの場合だと約4,8万円で、1DKの場合も約4,7万円です。1LDKの場合は約6,5万円です。買い物をする場所についてもイオンモールが駅近くだけではなく住宅エリアにも数カ所あります。観光名所や公園も充実しています。名古屋市緑区に引っ越ししたいと思っている人はぜひ参考にしてみてください。
住みやすさについて
閑静なところでキレイな町並みです。
近隣のお店で日常生活には困らず、名古屋の中心にも鉄道で行きやすい地域です。
子育て世代にも人気で、大高緑地といった大型の公園があり、イオン大高という大型のショッピングモールもあって便利だと感じました。。
子育てにはおすすめの公園があり、周りの家庭の方ともたくさん情報交換ができました。
子育てファミリーが多く新しい街なので、同世代の友達が多くできました。小中学校もクラス数が多く、それだけ大人になっても人脈が増えた気がします。
大きな公園や自然、森なども近いので本当に子育てに適した環境だと思い、治安も他の地域などと比べてとても良いです。
駅が近く、市バスが利用でき、近所だけでなく区外や県外に行きやすいから。 大きなショッピングモールやドラッグストア、飲食店が多く何不自由しません。
緑も多く同世代の家族も多く、昔から住んでいる人もいて住みやすい地域です。
名古屋市内でも都会過ぎず、ただ徒歩圏内にコンビニ、スーパー、薬局、銀行その他生活に必要なお店は揃っているので、買い物などには適しています。
名古屋市緑区の今後
今後の人口については、2000年については人口が206,864人となっています。さらに人口は約10年後の今現在では、増加しています。この数字を含めて、10年後の2030年の人口は今後も増加傾向で行くことが予想されています。今後も、人口・世帯数ランキングがTOPでありながら、少なからず上位を維持していくでしょう。さらなる人口増加のため、今後不動産売買の機会が増えていくことも予想されます。もし今現在名古屋市緑区にある不動産を処置しており、手放そうか悩んでいる方、購入を考えている方は、購入売却を検討してみるのもよいでしょう。
今後の施策
安心安全で快適に暮らせるまちづくり
- 安心安全で災害にも強いまち
- 環境にやさしく快適なまち
- 地域をつなぐ絆づくり
- 協働によるまちづくり
- 便利で住みよいまち
子供・高齢者・障害者 誰もがいきいきと暮らせるまち
- 子どもの健やかな育ちを支えるまち
- 人にやさしい福祉のまち
- 健康づくりができるまち
魅力あふれ歴史・文化を大切にするまち
- 魅力の発信と観光推進
- 歴史文化の継承
- 文化芸術スポーツ活動支援
親しまれ信頼される区役所づくり
- 快適な市民サービスの提供
- 区役所機能の強化
まとめ
今回は、名古屋市緑区の人口や特徴、住みやすさなどについて紹介してきました。名古屋市緑区は人口数も世帯数も名古屋市内の区では上位の数字を持っています。子供たちに対しても高齢者の方々も楽しめる施設やスポットが沢山あります。家庭をもっている方々には教育機関や支援制度が充実しているという特徴があります。この地域は、住みやすいエリアであり、子育て環境には力を入れている地域でもあります。今後も、区の施策に取り入れられているように、子育てや高齢者の方々も安心して暮らしていけるような地域づくりをしていきます。このように、緑区はとても住みやすい街であり、引っ越しを考えている方々も多いかもしれません。緑区に不動産を所有している場合は今が売り時かもしれません。
*参考愛知県名古屋市緑区役所