愛知県名古屋市南区はどんなところ?リースバックの状況を紹介!
リースバックの際、売却価格の相場は、その不動産があるエリアの特徴や売却する時期により変化します。良い条件で売却するためには、理解力や不動産売買のニーズを予測して行かなければなりません。
そのため、今回の記事は、愛知県名古屋市南区の人口や土地の情報、南区が取り組んでいることや、今後どのように変化していくかまとめました。
愛知県名古屋市南区で不動産を所持しているけれど、今後どうすればいいか悩んでいる方必見の内容となっています。
Contents
名古屋市南区の基本情報
生い立ちについて
古代では、区の東部の笠寺台地は松巨島と呼ばれる島で、街道中西部である天白川沿岸は年魚市潟(あゆちがた)とよばれる干潟(海岸の浅瀬)であり、菅原孝標女がその干潟を通過したこともあります。この場所は、尾張氏が拠点とした場所のひとつともいわれており、伊勢湾台風の時には松巨島に該当する地域だけが再び島となって浸水の被害を免れました。
中世になると、製塩が盛んになり、日本一を取った実績もあり、瀬戸の塩の勃興を受け廃れました。鎌倉街道が通る織田と今川の係争地のため、今川方の山口氏の諸将が多くの城を築きました。(山崎城・山崎砦・帯刀屋敷・鳥栖城・寺部城・戸部城など)ただし現在はほぼ壊滅状態であり、地元住民でも歴史家でもない限りそのことを知る人はそう多くないとのことです。その頃の名残かいまだに呼続町周辺では水野家がたくさん居住しており、歴史を感じることができます。
1908年(明治41年)に名古屋市に4区制が引かれ発足。大正10年に呼続町と笠寺村が南区に編入されました。1937年(昭和12年)に10区制が実施されたことにより、南区から熱田区・中川区・港区・昭和区の一部が分区されました。
現在の南区
現在の南区は、市の南部に位置する人口約13万人の区で、東は丘陵地が広がり、西は工業地帯となっています。「笠寺観音本堂」は1300年の歴史を持つお寺で、縁結びにご利益があるなど、全国的にも有名なスポットです。笠寺公園にある「見晴台考古資料館」では多くの資料が揃っており、この地域の歴史を知ることができます。中央エリアにある「日本ガイシホール」では、イベントやコンサートなども行われます。 鉄道はJR東海道本線・名古屋鉄道名古屋本線・常滑線・築港線、市営地下鉄桜通線が通ります。
現在の人口
名古屋市南区役所によると、名古屋市南区の人口は2022年10月1日時点で132,298人です。そのうち、男性が67,057人で女性が65,241人、世帯数は62,698世帯もの人が暮らしており、市内では人口も世帯数も多く名古屋市内ランキングでも上位に位置しています。
南区の街並みや観光地
名古屋市南区の自然豊かな名所では、笠寺観音や宮部神社、道徳公園や名古屋市見春台考古資料館が有名です。街並みに関しては、市の南部に位置する南区には、旧東海道沿いに「笠寺観音」「笠寺一里塚」貝塚などの史跡が残っていて、昔ながらの町並みと、近代的な住宅が同居しているのが特徴です。旧東海道沿いに位置し、「笠寺観音」の門前町として栄えた笠寺です。このエリアは、商店街により賑わっており、「笠寺観音」は、多くの人が祈願に訪れる観光地です。
北東の桜本町エリアには、地下鉄と名鉄があり、電車の利用がしやすい地域です。静かな雰囲気で移住者の多くがファミリー層です。北エリアの駅付近には商業施設も利用することができます。
教育機関と医療制度
さらに、名古屋市南区には教育機関も充実しています。保育園が現在10ヶ所以上、幼稚園は現在9ヶ所と開園しているため、これから預けようと考えている家庭の方は自宅からの距離などを考慮しながら選択していけると思います。さらに、進学先の小学校や中学校もあり、小学校で17校、中学校で5校あります。高校進学時には3校あります。市内の中では比較的教育機関に関しては充実していることから、高校まで南区内で通学することができます。
医療に関してはクリニックや病院が区内には多く営業しており、そのうち総合病院は4ヶ所あります。また他の分野としてもリハビリステーションがありますので、在宅復帰や職場復帰、高齢者の支援に関しての環境は整っております。どんな場合でも困ったときには対応できる医療機関がありますので安心です。
交通アクセス
名古屋市南区には、名古屋駅や栄駅へ電車でのアクセスだけではなく、車でのアクセスも良いです。高速道路が通っているため少し南に向かって高速で走ると中部国際空港付近まで向かうことができます。また栄駅・名古屋駅といった繁華街やオフィス街には電車でも近く、30分あれば着いてしまいます。さらには、隣の区に向かうと海が隣接されていることから車や電車で向かうことができます。引っ越しの際に名古屋駅や海になるべく近いところを考えている方々は交通アクセスについてはかなりいい地域であるので検討して頂けたらと思います。
育児サポートに関して
名古屋市では教育支援が手厚く、支援制度が充実しています。さらに南区として取り組まれていることは、子育てサロンや子育てガイドブックや子育て講座と育児支援に関してはサポートが充実しています。このような情報も南区のHPから定期的に流されていますので、確認していただけたらと思います。また、ガイドブックに関しては、インターネットからみることができます。現在の三密やリモートワークなどの流行りに合わせた対応も今後取り組んでいきます。
年間行事について
南区には、夏のイベントだけでなく、秋にも冬にもイベントが行われていることから通年行事を楽しむことができる。8月には『南区柴田商店街七夕祭り』が初めにあり、その後に笠寺観音商店街『笠寺納涼夏祭』があります。夏が終わり秋になると、10月に入ると『星宮祭』が行われ、『戸部天王祭』が行われます。年末には『かさでら年末!!モチモチフェスタ』が開催されます。以上で南区では、通年を通してイベントが定期的に開催されます。多くのイベントがあることから、小さい子供から高齢者の方まで幅広い年代に向けて楽しむことができます。引っ越しを考えている方は是非一度考えてみると良いでしょう。
名古屋市南区の物件情報
家賃相場はどれくらいなのでしょうか。ワンルームの場合は4,6万円、1Kの場合だと約4,6万円で、1DKの場合も約5,7万円です。1LDKの場合は約6,6万円です。買い物をする場所についてもイオンモールが駅近くだけではなく住宅エリアにも数カ所あります。さらには川が流れていること海に面していることから自然に恵まれています。立地の良さから名古屋駅・栄駅といった繁華街・オフィス街にいきやすいことから、名古屋市南区に引っ越ししたいと思っている人はぜひ参考にしてみてください。
南区の住民からの情報
地下鉄は2路線あり、名古屋駅・栄へのアクセスも良いです。
名鉄本線のおかげで、三河・岐阜方面への通勤にも不便を感じず、買い物は、複合ショッピングセンターが2件あり、どちらも深夜まで営業しているので、便利です。
休日は、徒歩で行ける瑞穂運動場のプールやイベントへ参加し、人生が豊かになったと感じています。
山崎川では桜や多種の鳥たちによって、自然を感じることができ、駅前は、施設も充実しています。
小児科も多く、子供が大きな病気になっても安心して受診できます。
総じて、南区は様々な施設が集積しており、子育てに関しても安心して生活していくことができます。
名古屋市南区の今後
人口はどのようになっていくのかというと、2010年については人口が139,270人となっています。さらに人口は約10年後の今現在では、少し減少しています。この数字を含めて、10年後の2030年の人口について今後は少しづつ減少傾向で行くことが予想されています。元々人口は名古屋市内ということもあり県内では多いエリアとなっています。しかし、これからの南区は増えることなく徐々に減少していきます。現状名古屋市南区の土地自体にはメリットが多いことから、今後は市外からの移住者増加により不動産を購入したいという需要は高くなっていくことが見込まれています。もし今現在名古屋市南区にある不動産を手放そうか悩んでいる場合は、売却を検討してみるのもよいでしょう。
今後の施策
災害に強く安心安全なまち
- 自助力共助力公助力の向上
- 防犯交通安全の啓発と環境整備
- 衛生的な環境を確保し、環境にやさしい暮らしに向けた取り組み
誰もが健康に暮らせるまち
- 高齢者が健康に、生きがいを持って暮らせるように支援
- 障害や認知症への理解を深め、地域における支え合う
- 生涯にわたる学びやスポーツを通した生きがいづくり
子供が健やかに育つまち
- 子育て家庭の不安感や孤立感を軽減し、子どもたちが安心して健康に育つまちづくり
魅力あふれるまち
- 歴史や文化など地域の特色を生かした魅力の向上を進めます
- 区民の交流や地域の担い手づくりを支援し、地域の活性化
区政運営の取り組み
- 区民サービスと区政に対する信頼性の向上
まとめ
今回は、名古屋市南区の人口や特徴、住みやすさなどについて紹介してきました。名古屋市南区は人口数も世帯数も名古屋市内のランキングでは上位の数字を持っています。子供たちも公園や観光名所などで遊ぶことができたり、高齢者の方々も楽しめる施設やスポットがあります。また、家庭をもっている方々には教育機関や育児支援が充実しているという特徴があります。電車やバスの通りもよく、通勤通学にとても適しています。また、電車での名古屋駅・栄駅には近いエリアであるため行き来しやすいのも特徴です。引っ越しを考えている方々も多いかもしれません。南区に不動産を所有している場合は今が売り時かもしれません。
*参考
https://www.city.nagoya.jp/minami/page/0000030791.html
https://mina.nagoya/magazine/area/walk/minamiku-syoukai/