株式会社リアルエステート

年金制度改革法が成立!

time 2016/12/16

年金制度改革法が成立!

12月14日(水)に年金制度改革法が成立しました。

これは、将来世代の年金の給付水準を確保するために改革されたようです。
新たに制度を見直し年金制度がこれからも続いていくようにすることが狙いだそうです。
その内容は、年金制度を支える現役世代の賃金が下がってしまうような
経済状況に陥ってしまった場合、
その賃金に見合うような年金額とするようにしていくというものです。

現役で今バリバリ働いている世代の人たちの中には、
年金がこれからもらえなくなるのではないか
という声があふれていました。
うまくいけばその不安を解消することにつながるのではないかと思います。
このルールは2021年から実施されます。

これとは別に「マクロ経済スライド」の仕組みも強化されるようです。

この「マクロ経済スライド」は2004年から導入されました。
これは、「物価上昇率」「賃金上昇率」(過去3年度分)による「年金上昇率」から
※「スライド調整率」を差し引いて年金額を計算するというものでした。


※スライド調整率
=『公的年金全体の被保険者の減小率+平均余命の伸びを勘案した一定率(0.3%)』

例) 物価(賃金)上昇率 5% スライド調整率 3%  実際の年金額の改定率2%


これまでこの「マクロ経済スライド」はデフレ時には実施しなかったが、
これからはデフレ時に抑制できなかった分を繰り越し、
物価や賃金が上がった年にまとめて減らすようにする方針だそうです。

ちなみに、2004年以前は物価上昇率か賃金上昇率のどちらか
低い方に合わすようにしていました。

例) 物価上昇率2% 賃金上昇率1.5%  結果 年金上昇率1.5%
例) 物価上昇率1.5% 賃金上昇率2%  結果 年金上昇率1.5%

今の若者の将来のためには良いかもしれないですが、今の高齢者にとっては
負担になるこの制度は賛否両論あるみたいです。
年金問題は少子高齢化が進む日本にとって永遠の課題になりそうですね。