2020/12/04
今回は、不動産を購入する際に出てくる「頭金・手付金・諸費用」について調べてみました。
頭金
住宅を購入する際に、最初に現金で支払う部分のこと。
頭金を支払った場合、ローン額は物件の値段から頭金を引いた額になります。
例
物件 2000万 ― 頭金 100万 =ローン 1900万円
ローン 1900万円 = 物件 2000万 ― 頭金 100万
手付金
住宅購入の売買契約時に支払う代金
契約締結したときに売主に一旦預けて、売買代金を全額支払う時に売主から返還してもらうものです。
しかし、一般的には返還の手続きをするのは手間なので、決済の際に頭金として売主にそのまま支払います。
例えば、2000万円の物件を購入した場合、契約の時に現金で100万円を手付金として支払うと
その100万円が決済の時に頭金として計算され、残りの1900万円をローンで支払うという形になります。
解約手付 締結した契約を、後で解除することができる手付
その際、買主が契約解除する場合は手付金の全額が没収されます。
売主が契約解除する場合は手付金の2倍の額を支払わないといけません。
違約手付 債務不履行(違約)があった場合に、損害賠償とは別に違約金として手付金を没収されます。
買主側に債務不履行があった場合は支払った手付金の全額が没収されます。
売主側に債務不履行があった場合は手付金の倍を支払わなければいけません。
証約手付 不動産売買契約が成立したことを証明するための手付金です。
諸費用
住宅を購入する際に購入代金以外にかかる費用
※購入する物件や銀行によっては支払う金額が変わってきます。