マンションを購入するうえで万が一地震が起きた時のためにどう備えたらいいのか?
という疑問をよく耳にします。しかし、今のマンションは新耐震基準をクリアしているならほとんど心配する必要はありません。
そこで、今回は旧耐震基準と新耐震基準について調べて簡単にまとめてみました。
そもそも耐震基準とは...
耐震基準(たいしんきじゅん)とは、建築物や土木構造物を設計する際に、それらの構造物が最低限度の耐震能力を持っていることを保証し、建築を許可する基準である。
(引用元 ウィキペディア)
この耐震基準は1924(大正13年)年に設けられたみたいです。
この耐震基準が設けられたきっかけは、この制度が設けられる前年に関東大震災が起きました。
この時、日本は甚大な被害を受け、そこで日本は建物が地震の震動に耐えられるようにしなければ!ということになったそうです。人間は自然の力にはかなわないということを痛感したわけですね。
そして、市街地建築物法施行規則が改正され耐震計算が義務づけられました。
1950(昭和25)年には建築基準法が施行され、具体的な耐震基準は建築基準法施行令に規定されました。
これがいわゆる「旧耐震基準」と呼ばれるものです。
旧耐震基準
主に中程度の地震や震度5程度の地震がきた場合は倒壊しないこと。
大規模の地震や震度6~7程度の場合は規定がありませんでした。
当時では厳しい基準であったみたいです。今では考えられませんが…
それからまたたびたび震度5以上の地震が起こりそれで旧耐震基準が見直されて、
今の新耐震基準が施行されたようです。
新耐震基準
主に中程度の地震や震度5程度の地震がきた場合軽微なひび割れにとどめておくこと。
大規模地震や震度6~7程度の地震が来た場合は震度6や震度7の地震でも倒壊しない事が基準とされました。
見て分かる通り全然違いますよね?
旧耐震基準の物件だと大きな地震が起きた時、倒壊する可能性が高くなります。
物件を購入しても倒壊してしまったら意味がありません。みなさん注意して物件を選びましょう。
弊社ではそういったこともふまえて物件を選定しているのでご安心ください!
また、地震保険に加入していただくこともできます。
弊社の優秀なコンサルタントと一緒にこれからの将来を見直していきましょう!