自宅売却は「内覧」が鍵を握る!

目次

  1. 「内覧」って必要なの?
  2. 内覧予定日までにやっておくこと
  3. 内覧日当日に意識すること
  4. まとめ

「内覧」って必要なの?

結論:できるだけ高く、早く物件を売却するためには、内覧に対応することが必要。

誰しも、自分が住んできた愛着のある家を売却する場合、できるだけ「高く」「早く」売りたいと考えることでしょう。その場合、購入を考えている方の「内覧」に対応する必要があります。
自宅を売却するにあたって、内覧での印象が売却を左右すると言っても過言ではありません。

「内覧」に対応したくないと考える方もいらっしゃるかと思いますが、購入を希望している人にとって、「内覧」は購入を決断するために、重要なきっかけになります。それは、購入する人にとっては数百万円、数千万円を超える買い物であり、それだけ真剣です。

あなたが家を購入したとき、または、賃貸物件を借りたときを思い出してみてください。おそらく内覧で物件を見させてもらって、気に入ったから購入すること、借りることを決めたのではないでしょうか。購入者の気持ちを想像すると、やはり「内覧」には対応することが望ましいです。

内覧を希望している方は、物件の間取りや立地条件、価格などが希望に見合っているため、物件に興味を持ってくれているということになります。その内覧者が「部屋の中を見たら思っていたのと違った」と感じれば、物件の購入をやめてしまうかもしれません。しかし、「期待以上の物件だ」と感じてくれたならば、購入してくれる確率はぐんと上がることでしょう。

ただ、実際に住みながら家を売却することを考えると、内覧希望者から急に内覧の予約が入ってくることがあるため、準備が想像以上に大変です。
この記事では、そんな忙しい中でも、内覧当日までにやっておくべきこと、当日に対応する際のポイントなどをまとめているので、家売却時の内覧を成功させる力になれることでしょう。この記事で紹介するポイントをおさえて、売却を成功させましょう。

内覧予定日までにやっておくこと

「内覧」とは、いわば「家との初デート」のようなものです。プロフィールだけを知って、実際に会うデートを想像すれば、イメージしやすいと思います。なんと言っても、「第一印象」がとても重要になります。初対面なのに、上下ジャージにサンダル、髪はボサボサでくるような人にはなかなか興味を持ちづらくはありませんか。初対面の時に惹かれないものは、他の部分に興味を持ってもらえなくなります。

では、「物件の印象」とはどういうところに気をつければいいのかということを見ていきましょう。気にすべきポイントは全部で3つです。

この3つが、内覧者の印象を良くします。では、これらのポイントを踏まえて場所別にどのように準備すればいいのかを解説します。

(1)家の外観、玄関までアプローチ

マンションの場合は別ですが、戸建の場合だと、内覧する時に第一印象として、目に入るのが、家の外観になります。外装が剥がれていたり、汚れが目立つと印象が良くありません。もし、外装の剥がれなどが目立つ場合は、修理業者に外壁塗装をお願いすることで、印象が良くなるでしょう。汚れに関しては、水拭きなどでも取れる可能性があるので、拭き取るようにしましょう。

また、玄関までのアプローチも第一印象を左右する要因の1つです。アプローチのタイルが汚いなども印象としては悪くなってしまうので注意が必要です。アプローチで花などをガーデニングしている際は、道具なども整理しておきましょう。

(2)玄関

さて、実際に家の中の内覧が始まったら、最初に見るところはもちろん玄関になります。家の外観やアプローチが綺麗でも、玄関が整理されておらず、生活感が出てしまっているとそれだけで、今までの印象を打ち消すことにもなりかねません。そのためにも、靴は下駄箱の中に片付けておきましょう。整理されている玄関は、より広く見せることができます。また、掃き掃除をしてゴミが落ちていない状態にして、できるなら水拭きまでしておくことで、さらに印象が良くなります。

(3)リビング

家の中に入ると、一番使用する空間であるリビングを内覧することになるでしょう。このリビングの印象が、「明るく広い」と感じてもらえると内覧者の印象が良くなり、購入してくれる可能性が高くなります。

リビングは基本的に家具などが多い場所になります。リビングを広く見せるために、一時的に別の部屋へ家具を動かしておくのも一つの方法でしょう。また、不要な家具があるのであれば、処分することも検討しましょう。

家具の配置にも気を配れると、さらに広く見せることができるでしょう。ポイントは「部屋の入り口から奥の壁まで」何も置かれていない道を確保しておくと、部屋の奥行きを広く見せることができます。

意外と見落としがちですが、窓や網戸も綺麗にしておきましょう。窓が綺麗だと、外からの光をより取り込むことができるため、部屋全体を明るくすることができます。網戸が破れていたら、必ず補修をしておきましょう。

もし、余裕があれば、壁紙も拭いておけるといいでしょう。壁が明るいだけで広く見せることができます。

(4)キッチン

キッチンは清潔感が第一です。シンクは水垢などが無いようにきれいに掃除しておきましょう。食器類も食器棚に整頓されているだけで非常に印象が良くなります。また、キッチン用品などが出しっぱなしになっていると生活感が強くなってしまうので、片付けるようにしましょう。

(5)水回り

キッチン同様、清潔感を意識するバスルーム、洗面所、トイレなどの水回りです。壁や鏡などの水垢は綺麗に掃除しておきましょう。もしご自身で掃除する時間を捻出できない場合は、内覧予定日までにハウスクリーニングを業者に依頼することも検討してみてください。

(6)バルコニー

バルコニーは、見られないだろうと油断してしまうかもしれませんが、内覧者は必ずチェックするところなので、忘れずに掃除しましょう。床や窓の外側は、風雨にさらされることもあり、普段から掃除をしていないと汚れが目立っている状態になっているので、清潔感があるように見せるために、掃除しておくことがおすすめです。

内覧者の方が確認するであろう場所の掃除に関して、解説してきました。しかし、掃除だけでなく、他にも内覧者の印象を良くするための方法があります。これは一部の例ですが、参考にしてみてください。

内覧日当日に意識すること

前項では、内覧予定日までにやっておくことに関して解説してきました。では、実際に当日は何をすればいいのかと不安になるかと思います。ここでは、当日に売主が意識することに関して、解説していきたいと思います。以下の3つを意識してみてください。

では、それぞれの項目に関して、詳しく見ていきましょう。

(1)当日は買主視点で、物件の長所を説明する

売主は自分の家や周辺環境に関しての知識がありますが、買主は詳しくありません。基本的な情報に関しては、広告やネットで調べてきますが、それだけではわからない情報も多くあります。そういった情報を伝えることで、物件のメリットを理解してもらえやすくなります。家の構造でいえば、「キッチンのここの収納はこのように工夫すると整理しやすい」や「ここの窓からは朝日が差し込むので気持ちいい」なども嬉しい情報でしょう。周辺環境でいえば、「お買い得商品の多いスーパーはあるか」「騒音やご近所付き合いについて」などの情報は買主視点に立つと、とても興味のある内容であるので、喜ばれることでしょう。

(2)部屋を明るくし、清潔感を出す工夫をする

物件の印象を良くするためには、「明るくする」「広く見せる」「清潔感を出す」の3つであると説明しました。「広く見せる」は事前に掃除などをやっているため、クリアできているかと思います。
では、当日に意識できることは「明るくする」「清潔感を出す」という2つです。
明るい家はそれだけで好印象です。部屋の明るさを確保するために、当日は全ての照明をつけ、カーテンも開けておきましょう。内覧者が到着してからだと、暗い部屋が目に入ってしまいます。到着前に準備をすることが大切です。
「照明をLEDに交換しておく」「間接照明を置く」などの工夫でさらに明るくできるでしょう。

「清潔感を出す」工夫としては、綺麗なスリッパを用意しておくなどが挙げられます。
スリッパ無しで内覧をすることを不快に感じる方も中にはいます。自分、不動産会社の担当者、内覧者を用意する必要があるため、最低3つ、できれば、5つ程度多めに準備しておくといいでしょう。

(3)不確実なことを買主に直接伝えない

不動産会社の担当者がいないところで、売主と買主の間で直接契約条件の話をするのは控えましょう。軽い気持ちで口約束してしまうと「言った」「言っていない」で、揉める原因になってしまいます。契約決裂になることもあるので、内覧時の条件交渉は不動産会社を介して行うようにしましょう。

まとめ

家の売却では、内覧時の印象が購入するかどうかに大きく影響します。そのため、内覧予定日までにやっておくこと、内覧当日に意識することを解説しました。
準備を入念にすればするほど、購入してくれる可能性は上がります。実際に売却までの内覧回数の平均は10件前後と言われています。今回がダメでも、次にその反省を生かせばいいのです。きっと購入してくれる人が見つかることでしょう。
売主にとっても、買主にとっても、満足のいく売却ができることを願っています。


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