地主の方や、相続で地主になった方、または借地人として地代を支払いながら建物を使用している方、これまで売却を考えたことはありますでしょうか。底地や借地を売却する際に、例えば底地であれば借地人に売却するという方法が最も主流ですが、中には不動産会社に買い取ってもらうという選択をする方もいます。不動産会社が、買い取った底地や借地を、需要のあるところにまた売りに出すという流れなのですが、一体買取をしてくれる業者は、どのような不動産会社なのでしょうか。
今回の記事では、買取を行う不動産会社をご紹介し、また依頼するときの注意ポイントについても解説していきます。
実際に底地や借地の買取を専門に行っている不動産会社は多数存在しています。
実際にGoogle検索をかけると、株式会社サンセイランディック、株式会社マーキュリー、株式会社SAなど、多数の会社がヒットします。
底地は地主が保持しているものであり、借地は借地人が保持しているものですが、それぞれを売却するとなった際に、どうしても2者間で売却まで辿り着くことが困難なケースがあります。地主や借地人に対して売却するのではなく、全く関係の無かった第三者が買取を希望する場合もあります。このような様々なケースに備えて、不動産会社に仲介してもらいながら売却手続きを進めることが得策でしょう。ここで不動産会社の登場なのですが、実際にそれぞれの会社がどのような買取方法を用いているのか、ご紹介します。
まずこちらの会社ですが、
【 豊富な経験により培われた”調整力”で借地権者様の問題を解決 】という文言で、底地・借地の買取が大変得意な不動産会社となっています。具体的に借地権の買取に関して以下3つのポイントをホームページ上で述べています。
底地や借地買取を30年以上しているとのことで、非常に信頼がおける会社です。買取業務だけでなく、底地の管理(オーナーズパートナー)も行っているとのことですので、ぜひホームページを覗いてみてください。
続いての不動産会社は、こちらです。
こちらの会社も底地や借地権の買取実績が17年と、非常に長い実績を誇っています。
ホームページによると、
以上のような案件に取り組むことを強みとしているようです。
地主の方と借地人の方の間で、すでに何かしらのトラブルが生じていて売却が滞っている場合には、ぜひ相談してみると良いですね。
最後にご紹介する会社は、こちらです。
借地権、底地、再建築不可、立退案件、共有持分、訴訟案件、土地活用、不動産鑑定評価なども得意としている会社になります。他の不動産会社が取り組みにくい、権利が複雑に絡み合った案件などに取り組むことを得意としています。
代表取締役である酒井氏は
「他の不動産会社が手掛けにくい権利関係が複雑な借地権や底地、流動性が低い再建築不可や立退案件といった不動産は、本来高い価値があるのですが、様々な要因でその不動産が持つポテンシャルが発揮できていません。この狭い日本の国土を最有効に活用すべく、不動産に関するあらゆる問題を解決へと導く事業を推進して参ります。」というようにホームページで述べています。
地主の方と借地人の間でトラブルが生じている方はもちろん、他の不動産会社に断られた問題などをお持ちの方は、ぜひ相談してみてはどうでしょうか。「借権」「底地」「再建築不
これまで述べてきた通り、底地や借地を専門として買取を行っている不動産会社は存在しているものの、それぞれに特徴や解決できる分野の違いが見られます。
不動産を選ぶ際は、今抱えている不動産の課題や悩みを細かく分析し、最も確実に解決まで導いてくれる不動産会社に最終的に選択すると良いでしょう。
また本日この記事でご紹介した3社の不動産会社は、あくまで一例であり、他にも底地や借地の買取を専門としている不動産会社は多数存在しています。不動産会社に仲介してもらって売却手続きを進めていくことは前提とした場合、不動産選びは最も重要な作業であることは間違いありません。簡単に決めてしまうことがないよう、それぞれの特徴や強みをもう一度よく見てみてください。
本日は、底地や借地の買取を得意とする具体的な不動産会社を複数紹介しました。底地と借地は、不動産分野の中でも非常にデリケートで扱いが難しいものとして認識されています。地主と借地人の間で解決できなかったり、地主と借地人という二者間を超えて調整が必要な場合など、様々なケースが起こり得ます。そんな時に、ぜひ不動産会社に頼っていただければと思います。この記事をお読みいただいた皆様が、最適な不動産会社と出会えることを願っています。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。