【不動産買取】物件が思ったよりも安かった事例とその理由とは?

目次

  1. 不動産の価格が思ったよりも安かった?!
  2. 買取では相場より安くなる?!
  3. 安くなるケースとその理由
  4. 不動産を少しでも高く売る方法とは?
  5. まとめ

不動産の価格が思ったよりも安かった?!

不動産を売却しようとしたら、思ったよりも安く買い取られてしまったということはありませんか。今回は、不動産を売却しようとしたときに、安くなってしまうのはどのようなケースか、その理由は何かについて説明していきます。

買取では相場より安くなる?!

買取では、そもそも相場よりも低い価格でしか売却できないことがほとんどです。それは、買取では不動産業者がリスクを負うことになるからです。不動産業者は売り手から物件を買い取ると、リフォームを施したうえで再度売却します。その際にかかるリフォーム代は不動産業者が負担することになります。このリフォーム代に充てるために、買取金額が少し下がってしまうのです。しかし、リフォームしたからといって必ず売却できるとは限りません。もしかしたら買い手がつかず、売れ残ってしまうかもしれないのです。そのようなリスクに備えるためにも、買取価格は相場よりも低く設定されるのです。実際には、市場価格の7割ほどになるのが一般的です。

安くなるケースとその理由

不動産を売却してみたら思っていたよりも安くなってしまったというケースには、どのようなものがあるのでしょうか。次のような不動産を売却するときには、安い価格で買い取られてしまうかもしれません。

築年数が経ってしまった不動産

築年数が経ってしまうと不動産の価格は安くなってしまいます。不動産は建築されてから時が経つにつれてその価値がどんどん下がっていきます。そして、築年数が10年になると不動産の価値は新築時の半分ほどにまで下がります。古くなれば経年劣化や破損、故障も目立ってきます。さらに、古くに建設された建物は耐震技術が十分でない可能性があり、不動産の価値を下げる要因になります。デザイン性についても、築年数を経た不動産よりも最近建てられた不動産の方が、最新のデザインになっているため買い手がつきやすいでしょう。そのため、築年数が経過した不動産は売却したときに価格が安くなってしまうのです。

状態がよくない不動産

不動産の状態がよくないと、安く買い叩かれてしまうことがあります。それは、状態の悪い不動産を購入したいと思う買い手は少ないからです。不動産を長年利用していると設備が傷んだり、水回りの汚れが目立ってきたりすることは避けられません。そのような買い手がつきにくい不動産は、価格を下げることで購入希望者を募るのです。しかし、だからといってリフォームをして不動産の状態をよくする必要はありません。それは、最近では中古の不動産に対する需要が高まっているからです。中古の住宅を安く購入して自分好みにリフォームするのです。しかし、どちらにせよ、状態がよくない不動産は安い価格で買い取られてしまう可能性が高いです。

間取りが需要に合っていない不動産

間取りが需要に合っていない場合、価格が安くなることがあります。それは、需要に合っていないとはつまり、買い手がつかないということだからです。買い手がつかなそうな不動産は高く買い取ってもらうことはできません。
一般的に、不動産を購入しようとしたらまずはさまざまな不動産の間取りを検討するでしょう。その際、どのような不動産を探すのかは人それぞれです。家族がたくさんいる場合には広い不動産を探すかもしれません。しかし、理想的な不動産の広さは同じくらいで合ったとしても、希望する間取りは異なってきます。例えば、子供がいる場合には子供部屋に充てられる部屋が必要になります。他にも二世帯で住みたい場合、祖父母と同居している場合など、必要となる不動産は状況によって異なるのです。そのため、売却しようとしている不動産がその地域やその時期における購入者のニーズに合わなかった場合は安く買い叩かれる可能性があります。

設備が不十分な不動産

不動産の設備に問題があると、安い価格になってしまう可能性が高いです。例えば、防犯設備がない不動産は高く買い取ってもらうことが難しいです。それは、やはり防犯機能が十分に備わっている不動産の方が需要があるからです。不動産を購入するときには安全性を重要視する人も多いでしょう。例えばマンションであれば、より安全な、オートロックがついている物件の方が需要が高いです。一方、そのようなセキュリティ設備が付いていない物件は金額が安いのです。さらに、安全性以外にも、設備面で価格に影響が出ることがあります。例えば、風呂が無い物件、洗濯機置き場が無い物件、トイレが共同利用の物件などの不動産も買取価格が安くなります。このように、設備面で充実していない不動産は安くなるケースの一例です。

周辺の施設に問題がある不動産

不動産自体のみならず、その周辺施設に問題がある場合にも買取価格が安くなる可能性が高いです。例えば、近くに墓地がある不動産は買取価格が低くなることが多いです。それは、近くに墓地があると夜道を歩くのが怖いと感じる人が多く、買い手がつきにくいからです。そのため、相場よりも安くすることで買い手をつけるのです。墓地の他にも、近くに駅や線路がある物件は騒音被害があるため安くなることが多いです。さらに、風俗街の近くの物件、ゴミ処理場が近くにある物件なども同じく、買い手がつきにくくなってしまうという理由で安く買い取られてしまいます。このように、売却する不動産の周辺にある施設も売却価格に影響することがあるのです。

個性的なリフォームが施されている不動産

個性的なリフォームが加えられている不動産も高く買い取ってもらうことは難しいです。それは、個性的なリフォームのせいでかえって買い手がつきにくくなる可能性があるからです。リフォームされているということは、設備や外壁などをきれいに修復されているため買い手がつきやすいのではないかと思うかもしれません。しかし、リフォームによって独特なデザインの物件にしてしまうと、実用性が失われることがあるのです。それはつまり、住居用にするにも商業用にするにも使い勝手が悪くなってしまうということです。そのため買い手がつかないとみなされ、安く買い叩かれてしまうのです。せっかくリフォームしても高く買い取ってもらえないのならば、リフォーム代を回収できず損になってしまいます。そもそも不動産を売却する前に修繕のためのリフォームは特に必要ありません。もしリフォームする場合は不動産業者に相談したり、凝りすぎたデザインにはしないようにしたりといった注意が必要になるでしょう。

事故物件

事故物件は相場よりも安く買い叩かれてしまうことが多いです。そもそも事故物件とはどのような物件のことを指すのかというと、その家の入居人が何らかの理由によって死亡した物件のことです。事故物件とみなされるのは、部屋で入居人が死亡した場合だけではありません。建物のエントランス部分やエレベーター内、駐車場など、同じ建物の敷地で死亡事故があった場合も事故物件扱いされてしまいます。その死亡原因は事故死だけではなく、自殺、他殺なども含まれます。しかし、病死や自然死が発生した物件は事故物件にはなりません。それは、病死や自然死は事故ではなく、誰にでも起こり得ることだからです。

事故物件を売却しようとすると、普通の物件よりも2〜3割ほど安く売られることが多いです。それは、事故物件を好んで購入する人は少ないからです。過去に誰かが亡くなった部屋に住みたいという人はあまりいないのが普通です。それでも物件を売りたい場合は価格を下げるしかないのです。しかし、事故物件は安く売らなければならないというような決まりは特にありません。買い手がつくのであれば相場と同程度の価格で売ってもよいのです。しかし、事故物件を相場価格で売却しても買い手がつかないので、一般的に事故物件は安く買い取られてしまうのです。

不動産を少しでも高く売る方法とは?

劣化している不動産や事故物件などは安く買い取られてしまうということがわかりました。このように、安い価格をつけられないようにするにはどうしたらよいのでしょうか。ここからは、不動産を少しでも高く買い取ってもらうための方法を紹介します。

優良な不動産業者を探す

まずは、信頼できる不動産業者を探すようにしましょう。不動産売買の条件は不動産業者によって大きく異なってきます。不動産業者には取り扱う物件の得意、不得意があります。中には一部の物件しか対象にしていない専門業者などもあります。例えば、マンションのみを専門に取り扱っている業者などがあり、そのような業者に戸建ての売却を依頼することはできません。また、もし対応してもらえたとしても、その戸建ての売買経験がない業者ではうまく売却が進まない可能性が高いです。よい条件でスムーズに売却してもらうために、対象の物件の取り扱い実績がある業者を選ぶとよいでしょう。その不動産業者の実績は、業者の公式サイトを調べるとわかります。

査定は複数の業者に依頼する

不動産を少しでも高く売るために、査定は複数の業者に依頼しましょう。そうすることで不動産に適切な価格をつけることができます。不動産に見合った価格をつけないと、不動産に買い手がつかなかったり、実態よりも安い価格で買われてしまって損したりすることがあります。もし一つの不動産業者にしか査定を依頼しないと、その査定額が正しくないことがあります。それは、査定の結果として提示される査定額は、不動産業者によって大きく異なることがあるからです。その差はなんと、数百万円もの差が出ることがあるのです。そこで、複数の業者に査定してもらえば、その査定結果を比較することでより正しい査定額を予想することができます。査定は複数の業者に依頼し、適正な価格をつけて売却するようにしましょう。

まとめ

今回は、不動産の売却では、どのような理由で安くなるケースがあるのかについて説明してきました。築年数が経った物件や劣化の進んだ物件、事故物件など、買い手がつきにくそうな物件は安く買い取られてしまうことが多いです。その場合は、優良な不動産業者に依頼することで、少しでも高く買い取ってもらうとよいでしょう。


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