【初心者向け】不動産買取とは?流れやポイントをわかりやすく解説!

目次

  1. 不動産買取とは
  2. 不動産買取の流れ
  3. 買取と仲介との違い
  4. 不動産買取の種類
  5. 不動産買取のメリット
  6. 不動産買取のデメリット
  7. うまく買取を行うためのポイント
  8. まとめ

不動産買取とは

みなさんは不動産買取とは何か知っていますか。言葉を聞いたことはあってもその詳しい方法や流れについて知っているという人は少ないかもしれません。今回は、不動産買取とはどのようなものなのか、そのメリットやデメリットについて説明していきます。
不動産買取とは、不動産業者が不動産を所有者から直接買い取ることです。不動産業者は、不動産の所有者と買取価格や引き渡し方法などについて交渉します。そして、買取条件の折り合いがついたら所有者の不動産を購入します。購入した不動産はリフォームやリノベーションを施されて、不動産業者の物件として販売されます。そのように販売したことで得られた利益が不動産業者の収益となるのです。これが不動産買取の仕組みです。

不動産買取の流れ

それでは、不動産買取の流れについて説明します。不動産買取は、

という方法で進んでいきます。不動産買取では、不動産業者が買い取るため、第三者の買い手を探す必要がありません。そのため、最短だと3日〜1週間、長くても1ヶ月ほどの期間があれば売却が完了します。

買取と仲介との違い

不動産を売るには、買取に加えて仲介という方法があります。仲介では、不動産業者と媒介契約を締結し、不動産の売却活動を依頼します。そして、不動産業者は物件の買い手となる人を探すのです。買い手は個人になるとは限らず、法人になることもあります。

買取と仲介の一つ目の違いは、買い手が誰になるのかです。買取では不動産業者が買い手になりますが、仲介では第三者の個人または法人が買い手となります。

二つ目の違いは、売却までにかかる期間です。買取では買い手を探さなくてよいので、早く売却することが可能です。しかし、仲介では買い手を探すために売却活動を行わなくてはなりません。そのため、買い手が見つからなけらばそれだけ売却までに時間がかかってしまいます。

三つ目の違いは、不動産がどれくらいの値段で売れるのかという点です。買取では、買取後のリフォームにかかる費用負担を見込んで、少し安く買い取られてしまいます。一方、仲介では、相場通りの価格で売れることが多いです。

不動産買取と仲介の違いについて詳しくはこちらを参照してください。 【わかりやすく説明!】不動産を直接売却するのと、仲介との違いとは?

不動産買取の種類

不動産買取には、「買取保証」と「即時買取」という2つの方法があります。それぞれについて説明していきます。

買取保証とは

買取保証とは、仲介で売却し始めて一定期間を過ぎたら買取に変更できるというものです。最初は売却活動を通して買い手を探しますが、うまくいくとは限りません。そのとき、買取保証を依頼していれば、一定期間が経った後に不動産業者が買い取ってくれるのです。仲介ではいつ買い手がつくかわからず、売却までに時間がかかるかもしれないというデメリットがあり、買取では市場価格よりも安くなってしまうというデメリットがあります。しかし買取保証であれば、そのような仲介と買取のデメリットを両方避けることができるのです。つまり、少しでも高く売りたい場合は買取保証がよいでしょう。

即時買取とは

即時買取とは、売却活動を挟むことなく、不動産業者に即時に買い取ってもらえる方法です。即時買取では、必要となるプロセスは一度査定を行うだけなので、売却期間が非常に短くてすみます。最短だと3日〜1週間、長くても1ヶ月あれば売却手続きが全て完了します。一刻も早く不動産を売却したい場合には即時買取がおすすめです。しかし、デメリットも一つあります。それは、即時に買い取ってもらえるかわりに買取価格が買取保証のときよりも低くなってしまうのです。つまり、買取価格よりも、できるだけ早く現金化することを優先する場合には即時買取を利用しましょう。

不動産買取のメリット

売却に時間がかからない

不動産買取には、売却に時間がかからないというメリットがあります。一般的には、不動産を売るのは簡単ではなく、時間がかかってしまうものです。それは、不動産は高額で、買い手は購入する際によく検討しなければならないからです。しかし、不動産買取では不動産業者が買い手となるため、買い手探しが必要ありません。それによって、早く売却することができるのです。

仲介手数料がかからない

次に、不動産買取では仲介手数料がかからないというメリットがあります。仲介という方法を利用して不動産を売却すると、仲介手数料がかかってしまいます。仲介手数料とは、売り手と買い手を繋いでくれた不動産業者に対して支払う報酬です。一方、買取では、不動産業者が買い手となるので仲介に対する報酬を支払うことはありません。

内覧に対応する必要がない

不動産買取では、内覧に対応する必要がないというのもメリットの一つです。仲介の場合、不動産の購入希望者に対して内覧対応をする必要があります。内覧希望者は複数人来るのが一般的なので、内覧対応は一回では終わりません。希望者が来るたびに内覧対応をするのは売り手にとって面倒でしょう。しかし、不動産買取では買い手はプロの不動産業者となるため、仲介のときのような内覧は行われません。

不動産を売却したことが周囲に知られない

不動産買取では、仲介とは異なり、売却活動は行いません。そのため、不動産を売却したことが周囲に知られにくいというメリットがあります。売却活動では、不動産の買い手を見つけるために、チラシやウェブサイトを利用して不動産の広告活動を行います。それによって、自分の不動産が売りに出ていることが周囲の人に知られてしまうのです。すると、「何かあったのだろうか」と推測されてしまい、それが嫌だと感じる人も多いです。しかし、不動産買取ではそのような危険性はありません。

不動産のリフォームは不要

不動産を売る前にはリフォームをした方がよいのかと悩む人もいるかもしれません。しかし、不動産買取では、買い取った後に業者がリフォームやリノベーションを施すのが一般的なため、売却前に物件をきれいにする必要はありません。

契約不適合責任を免除される

不動産買取では、不動産の売り手は契約不適合責任を負う必要がありません。契約不適合責任とは、売却した不動産が契約通りではなく、何かしらの欠陥が見つかった場合に、売り手は買い手に対して賠償などの形で負う責任のことです。この契約不適合責任は、不動産売買の知識に乏しい買い手を守るためにあります。そのため、不動産売買のプロが買い手となる不動産買取では、売り手に契約不適合責任は課されません。つまり、買い手から損害賠償を請求されるようなことがないため、精神面でも費用面でも安心です。

不動産買取のデメリット

買取価格が安くなってしまう

不動産買取では、買取価格が安くなってしまうというデメリットがあります。それは、不動産のリノベーション費用を考慮するからです。不動産業者は物件を買い取った後、その物件にリフォームを施して新たな買い手に売却します。そのための費用を負担するのは不動産業者ですが、それでは不動産業者の利益が減ってしまいます。それを防ぐために不動産業者は買取価格を下げておくのです。

買取を断られてしまうことがある

実は、どのような不動産も買い取ってもらえるとは限りません。リフォームを施して再販したときに、買い手がつかなそうな不動産は買い取ってもらえない可能性があります。買取を断られてしまう不動産とは例えば、購入需要の低いエリアにある不動産や、劣化しすぎてリフォームが難しい不動産などがその一例です。そのような不動産は、買取を断られてしまうかもしれないので、その場合は別の対策をとる必要があります。

うまく買取を行うためのポイント

不動産買取を成功させるためには、優良な不動産業者と契約を結ぶことが大切です。優良な不動産業者は、次の点に注意して探すとよいでしょう。

複数の不動産業者に査定を頼む

不動産業者を探すためには、複数の業者に査定を依頼しましょう。そして、その査定結果を比較し、最もよい結果を出してくれた業者を選ぶとよいです。その際には、査定結果だけではなく担当者の対応の速さや丁寧さもよく見ておくと、より優良な業者を見つけることができます。

買取実績が多い不動産業者を選ぶ

不動産業者にはそれぞれ取り扱うのに得意な物件、不得意な物件というものがあります。そのため、自分が売ろうとしている物件の買取について実績がある不動産業者を選ぶのが大切です。もし実績のない業者を選んでしまうと、よい条件で売却できなくなってしまう可能性があります。

まとめ

今回は、不動産買取とは何なのかについて解説してきました。不動産買取とは、不動産業者が買い手となり、所有者から不動産を直接買い取ることです。不動産を売るには、買取に加えて仲介という方法もあります。この2つは買い手が誰になるのか、売却までにどれくらいの期間がかかるか、不動産をいくらで売れるのかという点において異なっており、どの方法で売るかを決めなくてはなりません。また、買取には買取保証と即時買取という2つの方法があります。不動産を売るときには、様々な方法を調べて最も自分に合った方法を利用しましょう。


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