不動産査定のデメリットとは?それぞれの査定方法について徹底解説!

目次

  1. 不動産査定のデメリットについて知りたい!
  2. 査定にはどのような方法があるのか
  3. 不動産査定のデメリット
  4. 不動産査定のメリット
  5. まとめ

不動産査定のデメリットについて知りたい!

不動産を売却する前にはその不動産の相場価格を調べるために査定を行います。それは、市場価格を参考に不動産の価格をつける必要があるからです。適当に価格をつけてしまうと売れ残ったり、売れたとしても損をしてしまったりする危険性があります。しかし、不動産査定にはメリットだけではなく、いくつかのデメリットも存在します。今回は、不動産査定におけるデメリットについて説明していきます。

査定にはどのような方法があるのか

そもそも不動産の査定にはどのようなものがあるのでしょうか。不動産の相場価格を調べるためには、机上査定、訪問査定、一括査定といった方法があります。それぞれについて説明していきます。

一括査定とは

一括査定とは、一度で複数の不動産業者から査定結果を受け取れる査定方法です。その査定方法は、不動産についての必要事項を専用のフォームに入力するだけです。一括査定をすると一度で6〜10社の不動産業者から査定結果を受け取れます。一括査定のために必要となる情報は不動産の住所や築年数、面積、その不動産は戸建て住宅なのかマンションなのかといった情報です。これらの情報を入力すると不動産の相場価格を調べてもらうことができます。入力に要する時間はおよそ1分です。また、数日以内に査定結果が送られてくるので、早く査定結果を知りたい場合に便利です。

机上査定とは

机上査定とは、不動産に関する情報に基づいて査定を行う方法です。不動産を実際に見に行って調査をすることはありません。そのため、「簡易査定」とも呼ばれます。机上査定は不動産業者の公式サイトなどから依頼します。査定を依頼したい不動産の所在地、築年数、面積などをもとに査定を行います。また、査定結果には過去に不動産を取引した事例や市場動向が参考にされます。

訪問査定とは

訪問査定とは、不動産業者の担当者が不動産を実際に訪問して査定する方法です。訪問査定では不動産に関する情報に加えて、それだけではわからないポイントが考慮されます。例えば、隣接する物件との境界線や、学校やスーパーマーケットからの距離など、確認するポイントはたくさんあります。そのため、訪問査定では机上査定よりも精度の高い査定結果を出すことができます。

不動産査定のデメリット

不動産の相場価格を調べる机上査定、訪問査定、一括査定といった方法には、それぞれデメリットがあります。それぞれの査定方法にはどのようなデメリットがあるのかについて説明していきます。

一括査定のデメリット

どの査定額が正しいのかわかりづらい

一括査定では、どの査定額が正しいのかわかりづらいというデメリットがあります。一括査定を依頼すると、6〜10社の不動産業者から査定結果が提示されます。そしてその見積もりを比較して最も正確な売却価格を予想するのです。しかし、査定結果の全ての金額が類似しているとは限らず、場合によっては査定額に数百万円単位で誤差が生じることもあります。その中でどの価格を採用し、実際に不動産につけたらよいのかわからなくなってしまうのです。対処法としては、机上査定や訪問査定も依頼して査定額の信頼性を上げていくこと、最も信頼できる不動産業者の査定結果を採用することなどがあります。

査定を依頼した業者によって査定結果が異なる

査定結果にはそれぞれの不動産業者が過去に売買した事例が大きく影響します。つまり不動産業者によって査定結果には開きが出てしまうのです。そのためどの査定結果も不動産の正確な価格だとは言えず、査定の結果はあくまで「その価格であったら買い手がつくだろう」という予想でありません。査定額であれば売れるとは限らないのです。

査定を依頼した時期によって査定結果が異なる

査定結果は査定を依頼した時期によって異なります。それは、査定結果は市況の影響を受けるからです。そのため、査定額を参考に不動産に価格をつけたとしても売却時期がずれれば売却がうまくいかないことがあります。

全ての不動産会社を対象にすることはできない

一括査定では厳選された業者が提示されますが、全ての不動産業者が対象となっているわけではありません。その一括査定に登録されている業者に限られてしまいます。もしかしたらその一括査定サイトに登録されていない業者でより自分に合った業者があるかもしれないけれど、その業者と出会うことはできません。できるだけ優良な業者を選ぶためにも、登録されている業者数の多い一括査定サイトを選んで利用するとよいでしょう。

しつこい営業を受ける可能性がある

一括査定を申し込んだ後にはしつこい営業を受ける可能性があります。一括査定サイトによっては入力した個人の連絡先がそれぞれの不動産会社に伝わってしまう場合があります。そうすると、査定結果を出してくれた不動産業者から営業を受けることがあります。不動産業者にとって査定を申し込んだ人というのは不動産を売却してくれる見込み客になるのです。そのためしつこく売却を迫る営業を受けることがあるかもしれません。もし不動産業者からの営業を受けたくない場合は、「入力された個人情報がそれぞれの不動産業者に伝わることはない」と説明している一括査定サイトを選ぶようにすると安全でしょう。

机上査定のデメリット

査定の精度が低い

机上査定は「簡易査定」とも言われている通り、査定の精度がそれほど高くはありません。机上査定では不動産の住所や築年数、面積といった情報だけで査定を行い、不動産を実際に見に行くこともありません。そのため家がどれくらい傷んでいるのか、近隣の騒音の状況、日当たりの良さなどは一切査定結果に反映されないのです。机上査定の結果は参考値にはなりますが、その価格で売却できることはほとんどないので注意が必要です。

しつこい営業を受ける可能性がある

一括査定と同じく、査定を申し込んだ不動産会社から営業を受けることがあります。それは、机上査定だけでは不動産業者の利益につながらないからです。不動産業者は売却に至ってからやっと利益を得ることができるのです。売り手に不動産を売却させるためにはまず訪問査定に進まなくてはいけません。そのため、しつこく訪問査定を迫ってくることがあるです。机上査定は申し込んだけれど売却はしたくないという場合は勧誘をはっきりと断るようにしましょう。そうでないとしつこい勧誘はいつまで経っても止まりません。

訪問査定のデメリット

訪問査定の日には家にいなくてはならない

訪問査定は一括査定や机上査定に比べて少し面倒です。例えば、訪問査定の日には、家にいなくてはなりません。それは、不動産業者の担当者が査定をするのに立ち合う必要があるからです。そのため、訪問査定をするにはまず担当者と日付合わせをします。そのうえで一緒に不動産の状態を確認するのです。

必要書類をそろえておく必要がある

訪問査定の日までに本人確認証、印鑑証明、不動産を購入したときのパンフレットが必要になります。マンションの場合はそれらに加えて権利証、固定資産税評価証明書、耐震診断報告書といった書類も必要になります。このような書類の準備は一括査定、机上査定のときには必要なかったものなので少し面倒です。

査定結果が出るまでに3〜4日かかる

一括査定や机上査定は早いと即日で結果が出ますが、訪問査定ではそうはいきません。訪問査定では結果が出るまでに3〜4日、長いと1週間ほどかかります。これは、訪問査定では簡易査定とは異なり、調べることがたくさんあるからです。不動産業者の担当者は実際に不動産を訪問して現地調査を行ったり、法務局で法律関係について調べたりします。このように少し時間がかかるというデメリットがありますが、その分査定の精度は一括査定や机上査定よりも高くなります。

隣の人に売却が知られてしまう

訪問査定を依頼すると近隣の人に不動産を売却することが知られてしまう可能性があります。それは、訪問査定では不動産会社の担当者が実際に家まで調査に来るときにその様子を見られてしまうことがあるからです。中には不動産の売却を近隣に知られたくないという人もいるでしょう。そのような場合は、不動産業者に相談して対策をとってもらうしかありません。

売却しない場合には利用できない

訪問査定は売却目的がないと依頼することができません。一括査定や訪問査定とは違って価格だけ知りたい人が気軽に依頼できるものではないのです。例えば、不動産を購入しようと思っている人が、その不動産の価格が適正なのかを調べるために訪問査定を依頼することはできません。そのような場合には一括査定を利用することになります。訪問査定は不動産の所有者が不動産を売却することを目的に、価格を調べるために行うものです。売却目的で査定を依頼したけれど条件に納得できないので売却を断るといったことは可能です。

不動産査定のメリット

しかし、不動産の査定にはデメリットしかないわけではありません。もちろんメリットも存在します。不動産を査定することのメリットは、

といったものがあります。不動産査定のメリットについてはこちらを参考にしてください。 不動産査定のメリットを徹底解説!〜なぜ査定をする必要があるのか?〜

まとめ

今回は、不動産査定のデメリットについて説明してきました。不動産査定には、しつこい営業を受ける可能性がある、査定結果が正しいとは限らないなどのデメリットがあります。しかし、これらのデメリットがあることを念頭に置いたうえで、不動産を売却する前には必ず査定をするようにしましょう。


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