不動産査定を大手の不動産業者に依頼するメリット、デメリットを解説!

目次

  1. 不動産の査定は大手の業者に頼めば安心?
  2. 大手不動産業者の特徴とは
  3. 大手の業者を選ぶメリット
  4. 大手の業者を選ぶデメリット
  5. まとめ

不動産の査定は大手の業者に頼めば安心?

不動産の査定を業者に依頼するとき、どのような業者に依頼しますか。不動産業者には規模の大きい業者、中小の業者、地元に密着した業者などがあります。やはり大手の業者に依頼するのが一番安心なのでしょうか。しかし、実際はそうとは言い切れません。今回は、不動産査定を大手の不動産業者に依頼するメリット、デメリットを説明していきます。

大手不動産業者の特徴とは

大手の不動産業者にはいくつかの特徴があります。まず一つ目はその知名度です。大手の不動産業者には知名度があります。それは、大手は広告に力を入れる資金力があるからです。さらに、大手の不動産業者は店舗数が多く、全国に支店を持っているという特徴があります。そのため、全国にネットワークがあり、どこにある不動産でも査定や売買の対象にできます。不動産を探すときにはさまざまな顧客の要望に応えて全国から物件を探すことができるのです。特に、大手業者は駅前などのアクセスの良い場所に店舗を構えているので、気軽に行くことができるでしょう。

大手の業者を選ぶメリット

まずは、大手の不動産業者を選んで査定してもらうことのメリットを説明していきます。

査定結果に信頼性がある

大手不動産業者に査定を依頼するメリットの一つは、査定結果に信頼性があるという点です。査定は過去の売却事例をもとに行われます。大手業者は過去に行われた売買取引がたくさんある分、査定の元にするデータが十分にあるということになります。そのため査定の結果には信頼性があります。査定結果は不動産業者によって異なるため、より正確な価格を出してくれる業者に査定を依頼することが大切になってきます。その点では、大手の不動産業者を選んでおくとその査定結果を信じることができるでしょう。

情報を全国から集めることができる

大手不動産業者を選ぶメリットは、全国から情報を集められるという点です。これは買い手にとっても売り手にとってもメリットがあります。買い手にとってのメリットは、自分の要望に最も合う不動産を全国から不動産を探してもらえることです。大手の不動産業者は全国に支店を持っているため、全国を対象に不動産探しができるのです。また、売り手にとってのメリットは、買い手をすぐに見つけてもらえるという点です。大手業者は知名度があり、不動産の購入希望者が集まりやすいという特徴があります。また持ち合わせている情報量が多いため、売り手と買い手を簡単に繋げることができます。このように、大手不動産業者の情報量の多さは不動産の買い手にとっても売り手にとってもメリットになっているのです。

知名度があるので安心して査定を依頼できる

大手の不動産業者には知名度があります。それはつまり多くの人がその業者のサービスを利用しているということです。そのため安心してサービスを受けられます。また、知名度があるため、もし何かトラブルがあっても丁寧に対応してもらえるでしょう。

宣伝力がある

大手不動産業者には宣伝力があります。そのため不動産の売却を依頼すれば広く広告を打ってくれるというメリットがあります。実は、物件情報を宣伝するのも簡単ではありません。そのための資金やネットワークが必要になるのです。しかし大手の不動産業者は宣伝するための必要条件を全て持ち合わせています。大手業者は広告を打つだけの資金力があるのですが、さらに、取り扱う物件数が多いことで1件あたりにかかる宣伝するコストを下げることができるのです。また、全国にネットワークを持っているので、広い地域に宣伝しやすくなります。さらに、そのように培ってきた販売のノウハウを活かせば効率的な広告活動を行うことができます。過去の経験から、どの地域にチラシを配るとよいのか、公式サイトにどのような情報を掲載するとよいのかなどを理解しているのです。このような宣伝力が大手不動業者の強みです。

対応力がある

大手不動業者には対応力があります。それは、大手不動業者には多くの従業員がいるからです。ずっと査定を担当してくれていたスタッフが不在のときに連絡してしまっても代わりのスタッフが対応してくれます。一方、中小の不動産業者だと従業員数が少なく、人数的な問題で代わりに対応してくれるスタッフがいない可能性があります。さらに、中小の業者には有能な営業マンが少ないため、質的な問題でも対応が効かない場合があります。また、大手の業者では価格の交渉をしても柔軟に対応してくれることが多いです。それは、それぞれの従業員はノルマを抱えていて契約を取るのに必死だからです。もし価格の面で不満があれば正直に相談してみると希望が通るかもしれません。このような柔軟な対応力があるという点がメリットの一つです。

大手の業者を選ぶデメリット

大手の不動産業者を選ぶことにはメリットばかりではなくデメリットも存在します。ここからは、大手の不動産業者に査定を依頼するとどのようなデメリットがあるのかについて説明していきます。

地域の情報に精通していない

大手の不動産業者は全国にネットワークがある一方で、地域の情報には疎い部分があります。大手不動産業者の従業員は人材の流動性が高く、異動も多いです。そのため、長く同じ支店にいるとは限りません。そのせいで地域の情報に詳しくなることができないのです。しかし、地域の情報に詳しい方が実情にあった査定額をつけることができます。査定をする不動産の近くに何があるか、学校や商業施設、駅などは近いかを知っていることは査定をするうえで非常に役に立つのです。しかし大手の不動産業者は地域の情報に弱い場合があるので、査定結果がうまく出せないこともあります。

査定に時間がかかる

大手の不動産業者に査定を依頼すると結果が出るまでに時間がかかることがあります。それは、多くの人が大手の業者を利用するため、対応しなくてはならない案件が溜まってしまうのです。2〜3月や9〜10月といった時期は特に不動産業者の繁忙期です。このような時期には査定を依頼してもすぐに対応してもらえないことがあります。

主要な駅にしか店舗を持っていない

大手の業者は全国にたくさんの支店を持っているとはいえ、そのほとんどは主要駅にしか店舗がありません。そのため、不動産業者に相談に行こうとしても近くに店舗がないため依頼できなかったという場合もあります。大手の業者は会社を維持するのに経費がかかるので、営業しても来店する顧客が少なそうな地域には出店しません。つまり、人口の少ない地域や不動産の相場が低い地域には店舗を持たない可能性が高いです。不動産の売却を依頼するときにはやはり近所にある業者を選ぶと便利でしょう。近くにないからという理由で大手の業者を選ばないという選択もありです。

手数料を値引きしてもらえない

大手不動産業者では仲介手数料を値引きしてもらいにくいです。そもそも仲介手数料については法律で定められており、取引額が200万円以下の場合はその5%、200〜400万円の場合はその4%+2万円、400万円を超えた場合はその3%+6万円が仲介手数料の上限になります。しかし、この金額はあくまで手数料の「上限」です。手数料はこの価格でなければならないということではなく、これより低くてもよいのです。そのため中小の業者であれば社長判断で値引きをしてもらえることも多いです。しかし、大手の業者ではサービスが画一化されています。また、会社の維持費が高いため、仲介手数料を頼りにしているのです。そのため、仲介手数料を値引きしてもらえることは少ないです。不動産の取引額はかなり高額であり、3〜5%とはいえ仲介手数料もかなり高額になるので、値引きしてもらえないというのはデメリットになります。

囲い込みされる可能性がある

大手不動産業者に査定を依頼すると囲い込みをされることがあります。囲い込みとは、自社で不動産を売却してもらえるように他の業者には情報が行き渡らないようにされることです。囲い込みをされると、本当はよりよい条件で売却できる不動産業者があってもその業者が表示されなくなってしまうのです。そのせいで売却までの期間が長引いたり、その間に不動産の価値が下がってしまったりすることがあります。

まとめ

今回は、不動産査定を大手の不動産業者に依頼するメリット、デメリットについて説明してきました。不動産業者を選ぶときには大手だからよいということはありません。大手の業者にも欠点はあるし、場合によっては中小の業者を選んだ方が良いこともあります。最も大事なのは自分に合った業者選びをすることです。大手業者のメリット、デメリットがあることを理解したうえで大手の不動産業者を選んだ場合は、実際に査定を依頼してみましょう。査定依頼の方法についてはこちらを参考にしてください。
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