不動産査定に有利な時期とは?希望の時期に売却するコツを解説!

目次

  1. 不動産の査定に有利な時期とは?
  2. 不動産の査定にかかる期間
  3. 不動産を売却するまでの流れ
  4. 不動産の売却に適した時期とは
  5.  不動産の需要が高いとき
  6.  築年数が15年以内のとき
  7.  所有期間が5年以上経ったとき
  8. 家を売却するまでにかかる期間
  9.  売却活動をするまで
  10.  不動産を引き渡すまで
  11. いつ査定をしたら良いのか
  12. 少しでも早く売却するには
  13. まとめ

不動産の査定に有利な時期とは?

一般的に、不動産を売却する前には査定を依頼します。それは、査定をすることで不動産をいくらで売れるのか知ることができるからです。いくらで売れるのかを知らずに売却に踏み切るのは難しいでしょう。査定結果を見て、希望の金額で売却できるということがわかれば不動産会社と売却活動を始め、希望通りでなければ売却を断ることができます。 それでは、不動産の査定はいつ行うと良いのでしょうか。今回は、不動産の査定に有利な時期について説明していきます。

不動産の査定にかかる期間

そもそも、不動産の査定とはどのようなことをするのでしょうか。不動産の査定には二種類あります。一つ目は机上査定です。机上査定とは、不動産に関する情報から不動産の売却価格を予測するものです。不動産会社の公式サイトにある専用フォームに必要な情報を入力すると、その時点で不動産を売却したらいくらで売ることができるのかを教えてもらうことができます。机上査定は簡易的な査定であるためそれほど時間はかかりません。情報を入力するのは最短60秒ほどで完了し、その結果は数時間から1日以内に受け取ることができます。 不動産査定の二つ目の方法は、訪問査定です。訪問査定では机上査定とは異なり、実際に現地へ行って不動産を調査します。机上査定ではわからなかった点を調べることができ、より正確な売却価格を出すことができます。実際に訪問査定をする時間は数10分程度です。しかし、他にも法務局などでの調査も行われるため、結果が出るまでには1週間程度かかります。 つまり、机上査定と訪問査定を行って不動産会社を決める場合には、2週間程度かかると見込んでおけば良いでしょう。

不動産を売却するまでの流れ

不動産を売却するためには、まず査定に必要な情報を確認します。査定の際には不動産の住所や占有面積、築年数などの情報が必要になります。より正確な査定結果を出すために、過去にもらった間取り図やパンフレットなどを準備しておくと良いです。次に、ローンがあればその残債を確認します。もしローン残債が不動産の売却価格を超えてしまったら不動産を売却することができないからです。ローン残債が売却価格を下回ることを確認したら、不動産会社の公式サイトや一括検索サイトを利用して不動産の机上査定を行います。机上査定の結果は2、3日後にメールや電話で伝えられます。その結果に納得したら、次に訪問査定に進みます。そして媒介契約を結ぶ一社を選び、不動産を売却するのです。これが、不動産を売却するまでの流れです。

不動産の売却に適した時期とは

不動産の需要が高いとき

査定に適した時期について考える前に、まずは不動産の需要が高い時期について知っておきましょう。不動産の需要が高い時期に売却すれば、売却価格が高くても買い手がつくでしょう。不動産の需要には波があり、一年の間には需要が高い時期と需要が低い時期があるのです。まず、不動産の需要が高まるのは1月〜3月です。この時期に不動産の需要が高まるのは、1月から3月には卒業、入学、入社などが重なり、引っ越しをする人が増えるからです。次に需要が高まるのは10月頃です。この時期には転勤をする人が増えるため、不動産の需要が高まるのです。
しかし、このように需要が高まった1月〜3月と10月に反して、それを過ぎてしまった4月頃や10月以降には需要は減少してしまいます。高く売却しようとして不動産の需要を意識するなら、1月〜3月頃または10月頃に売却すると良いでしょう。

築年数が15年以内のとき

しかし、需要が高まっているからといって必ずしも売却できるわけではありません。不動産を売却するべきタイミングは、不動産の状態の影響を受けるのです。
まずは築年数についてです。築年数が経ってしまうとだんだんと買い手がつかなくなってしまいます。戸建て住宅は建築されてから15年以上経つと価値がないとみなされてしまうのです。そのため、不動産を売却するのであれば可能なかぎり15年以内に売却すると買い手がつきやすいでしょう。

所有期間が5年以上経ったとき

不動産を所有してから5年以上たってから売却すると、譲渡所得の面で得をします。不動産を売却して利益が出た場合、その価格に対して譲渡所得として所得税と住民税がかかります。所有期間が5年以下の場合、所得税が30%、住民税が9%かかります。しかし、不動産を5年以上所有していると所得税が15%、住民税が5%に軽減されるのです。そのため、譲渡所得の面で考えるならば所有してから5年以上たってから売却すると良いでしょう。

このように、家を売却するのには適したタイミングがあります。もしこのタイミングで売却することを望むのならば、この時期に売却できるように計画的に査定を済ませることが必要になります。

家を売却するまでにかかる期間

希望の時期に売却するためには売却までにどれくらいの時間がかかるのかを知り、逆算して行動する必要があります。ここでは、不動産の売却を決断してから実際に引きわたすまでにかかる期間を見ていきましょう。

売却活動をするまで

不動産を売却することを決めたら、まずは不動産会社を決めます。査定を依頼した複数の業者の中から最も条件が良かった不動産会社を選びましょう。不動産会社が決まったらいよいよ売却活動に移ります。売却活動ではまず広告を出して買い手を探します。新聞、チラシ、ウェブサイトを利用して、不動産の魅力をアピールします。購入希望者が出たら内覧に対応します。内覧では不動産の良いところだけでなく悪いところも伝えることで、買い手に購入を促すことができます。内見を通して売却が決まったら、価格の交渉をします。不動産の売買では値引き交渉が起こることがほとんどなので、それも見越して価格をつけておくと良いかもしれません。
このように、査定を終えると売却活動を行うことになります。ここまでには大体1〜3ヶ月ほどかかります。

不動産を引き渡すまで

価格の交渉が済んだら、売買契約を結びます。もし買い手が不動産の購入に際して住宅ローンを組む場合はその申請を行わなくてはなりません。住宅ローン申請の手続きには1ヶ月ほどかかります。
売買契約に従い、売り手は買い手から手付金を受け取ります。手付金とは、契約を結んだタイミングで書いてから売り手に支払われる金銭です。手付金にはさまざまな役割があり、契約が成立したことを示す役割や、解約のための猶予、違約金としての役割を果たしているのです。一般的に手付金は売買代金の5%〜20%くらいになります。さらに残りの費用を受け取り、最後に物件を引き渡します。このように、売買契約を結んでから不動産を引きわたすまでには大体1〜3ヶ月がかかります。
つまり、不動産の売却活動から引き渡しまでのスケジュールは、

となっています。

いつ査定をしたら良いのか

それでは、不動産を売却したい場合にはいつ頃査定をすれば良いのでしょうか。
これまで説明してきたことから、不動産を売却するためにはまず査定に2週間くらいかかり、売却活動までに6ヶ月くらいかかるということがわかります。つまり、不動産を売却したい時期の6、7ヶ月前までには査定を済ませておく必要があるでしょう。
購入希望者が多い時期に売却活動をすることができれば、不動産が売れ残ってしまうリスクが減ります。それどころか早く買い手がついて売却をスムーズに終わらせることができるかもしれません。需要が高い時期であれば、金額を高めに設定しても売買を成立させることができるでしょう。有利に売却を進めるためにもいつごろ売却したいのかを考えてその時期から逆算して査定を申し込むと良いです。

少しでも早く売却するには

不動産を売却するには時間がかかるため、売却したい時期の6、7ヶ月前までには査定を済ませておくと良いということがわかりました。しかし、6、7ヶ月前に計画的に不動産の売却を検討できるとは限りません。急に売却したくなることもあるでしょう。そのような場合には次の二つの対策をとると少しでも早く不動産を売却できるようになります。その対策の一つ目は、売却の際に必要になる書類を事前に準備しておくことです。不動産を売却するときにはいくつかの書類を提出することが求められます。もしその書類に不備があったら手続きに時間がかかってしまいます。少しでも早く売却を済ませたいのであれば、必要となる書類を事前に調べて、不備なく持って手続きに行くようにしましょう。
不動産の査定に必要な事前準備についてはこちらを参考にしてください。

不動産査定と売却にリフォームは必要?家を売る前にチェックすべき5項目

少しでも早く不動産を売却するための対策の二つ目は、不動産の魅力をアピールすることです。広告を出すときや内覧のときに不動産の魅力を伝えることができれば買い手がつきやすくなります。そのため、広告の内容を工夫したり、内覧のときに不動産の長所と短所を正確に伝えたりすることが大切になります。
そのような工夫をすることで、少しでも不動産を早く売却できるようになるでしょう。

まとめ

今回は、不動産の査定に有利な時期について説明してきました。
不動産には購入需要が高まる時期、築年数が15年以内であるとき、所有してから5年以上経ったときというように、売却に適した時期があります。この時期に売却できるように逆算して査定を依頼すると良いでしょう。もし希望の時期に間に合わなそうであれば、売却のための事前準備を徹底したり、不動産の魅力を伝える工夫をしたりすることで、少しでも早く売却を済ませることができるかもしれません。


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