【老後にリースバックをするメリット】〜長生きしたらどうなるのか〜

私たちは、医療の発達などの影響で長生きすることができるようになりました。
日本では現在、多くの人が90歳まで生きることができるといわれています。

厚生労働省によれば、100歳以上の人は30年前と比較して50倍近くにも増加したそうです。

このように、日本は高齢化社会となっています。
つまり、老後の問題は人ごとではないのです。

それでは、もし自分が長生きをしたらどうなるのでしょうか。
どのような備えが必要となるのでしょうか。

今回は、老後の生活について考えてみましょう。

目次

  1. 長生きしたらどうなるのか〜老後のリスクとは〜
  2. 老後のリスクに共通すること
  3. 老後にはいくらかかるのか
  4. 老後に多くの人が資金不足で悩む理由
  5. 老後にリースバックをすることはできるのか
  6. 高齢者がリースバックをするメリット
  7. 1生活資金が手に入る
  8. 2引っ越しをしないで済む
  9. 3高齢者向けのサービスがある
  10. 4相続問題がなくなる
  11. 老後に向けて大切なこと
  12. 1融資を受けられる制度について調べておく
  13. 2リースバックについて家族に相談する
  14. 3リースバックで得たお金の使い道を決めておく
  15. 4健康に気をつける
  16. 高齢者をねらったリースバックのトラブルに注意
  17. 【まとめ】〜老後にはリースバックを検討しよう〜

長生きしたらどうなるのか〜老後のリスクとは〜

日本は高齢化社会だと言われています。
平均寿命は男女ともに80歳を超えています。

現在は「人生100年時代」ともいわれています。
しかし、長生きをするというのは楽しいことばかりではありません。
長生きにはリスクが伴います。

例えば、歳をとれば病気にかかることや、怪我をする機会が増えてしまうことでしょう。その際には急に入院したり、手術をしたりすることが考えられます。

また、長く同じ家に住み続けていれば、家のあちこちが壊れてくることでしょう。そうなれば、修理やリフォームを検討するかもしれません。

自分の世話をすることが難しい年齢になったら、老人ホームに入るかもしれません。もしくは、介護を頼むことになるかもしれません。

このように、長生きをするとさまざまな問題点にぶつかることがあります。

老後のリスクに共通すること

老後にはさまざまなリスクがあるということがわかりました。
その全てにはある共通点があります。
それは、お金がかかるということです。

通院するにも、老人ホームに入るにも、家を修理するにも、お金が必要です。
このことから、老後にはお金がたくさんかかってしまうということが予想できます。

そしてなんと老後には最低でも2,000万円もかかるといわれているのです。

老後にはいくらかかるのか

それでは、老後には具体的にどのようなことにお金がかかるのでしょうか。
老後に必要な資金には次のようなものがあります。

まず、日々の生活費がかかります。
長生きをすればするほど、生活費はその分多くかかることになります。

厚生労働省の推計によると、老後は毎月20万円以上の出費がかかるといいます。
毎月いくらを出費するかという額は年齢によって異なります。
60代では約30万円、70歳以上では約22万円を毎月出費すると推計されています。

つまり、65歳から90歳まで生きた場合、平均で7,000万円が必要だということになります。

みなさんはこの額を老後に払っていくことができるでしょうか。

老後に多くの人が資金不足で悩む理由

高齢者の収入となるものとしては、年金があります。しかし、年金だけでは老後にかかる生活費の7,000万円を全て支払うことは難しいでしょう。

もちろんこの7,000万円というのは平均額です。もっと多くかかってしまうかもしれないし、うまく節約して予算を抑えることができるかもしれません。

しかし、これは生活費のみの推計です。
老後はこのような日々の生活費に加え、老人ホーム代、介護費用、医療費、家のリフォーム代などがかかるのです。

これらを全て年金から支払っていくことはできるでしょうか。

年金だけでは収入が十分でないため、定年後に働き続ける人も増えています。しかし、働き続けたとしても収入は減少してしまうことが予想されます。
だからといって、子供からお金を借りるというような、子供に迷惑をかけることにはためらいを感じる人も多いことでしょう。

このような、収入がない状態では金融機関からお金を借りることは困難です。
しかし、毎日の生活資金すら十分ではありません。

このように、老後は多くの人が資金不足で悩むということが予想されます。

老後にリースバックをすることはできるのか

それでは、老後にリースバックをすることはできるのでしょうか。もしできれば、一度でまとまった現金を手にすることができ、老後の資金不足を解消することができそうです。

もちろん老後のリースバックは可能です。
リースバックには年齢制限などはないため、高齢の方でもリースバックをすることができます。

しかし、実際に高齢者がリースバックをする例は少ないのではないかと思われるかもしれません。
ですが高齢者には、意外と資産を持っている人が多いのです。

金融資産を持っている人を年代別に並べると、60歳以上の割合が増加しているのです。
現在ではその半数以上の割合を60歳以上の人が占めています。

しかし、高齢者は資産を多く持っていても活用する機会が少ないです。
それよりも老後に必要となるのは現金です。それは先ほども述べた通り、老後には医療費などの出費が嵩むからです。

とはいえ、家を売却することで現金化すると、引っ越さなければならなくなってしまうため高齢者にとってはかえって大変です。
そこでリースバックをすればお金を手にすることができるけれど、引っ越しはしないで済みます。

このように、多くの高齢者は有効に使えていない資産を持ち合わせているし、まとまった現金が必要な状態であるのです。
つまり、リースバックをするに適した状態にあるということがわかります。

高齢者がリースバックをするメリット

高齢者がリースバックをするメリットをまとめていきます。

1生活資金が手に入る

リースバックをすればまとまった資金を手に入れることができます。
リースバックで得た資金の使い道は自由であるため、生活費にも医療費にも使用することができます。

今すぐにお金が必要だというわけではなくても、現金化しておくといざというときに困らないで済むでしょう。

2引っ越しをしないですむ

引っ越しをせずに資金を手に入れることができるというのもリースバックのメリットです。

高齢者は特に、引っ越しをするのは体力的な面で大変です。さらに、近所の人と離れたくないと考える高齢者の方は多いでしょう。

3高齢者向けのサービスがある

リースバックには、高齢者向けのサービスがあることがあります。

定期的に電話で安否を確認したり、セキュリティを安全にしてくれたりといったサービスを付けてくれるリースバック業者もあります。

このようなサービスがあれば利用者の家族も安心することができるでしょう。

4相続問題がなくなる

遺産を残す必要がない場合は、売却してしまって現金化した方が良いでしょう。
豊かな生活を送ることができるようになります。

しかし、遺産を残したい相手がいる場合も、リースバックで資産を現金化しておくと相続の際の面倒をなくすことができます。

遺産を遺したい相手がいる場合、家を売ってしまうと、遺族に家を遺してあげられないのはデメリットのように感じられるかもしれません。

しかし、遺産を遺したい相手がいても、老後は豊かな生活を送らせてあげたいといって子供の方からリースバックを提案されることもあるようです。

さらに、もし遺産を遺したい相手が複数人いる場合、家の形のままだと均等に相続することが難しくなってしまいます。そこで現金にしておけば、簡単に分割することができます。

このように、リースバックによって相続に際する揉め事を防ぐことができます。

老後に向けて大切なこと

老後になって急に資金が必要になっても工面するのはとても大変です。
老後に約2,000万円が必要になるだろうということは既にわかっているのだから、お金の面で苦労しないように早いうちから対策をしておくことが大切です。

老後に向けて次のような対策をしておくと良いでしょう。

1融資を受けられる制度について調べておく

融資を受けたいと思った際にはさまざまな金融サービスを利用することができます。

しかし複雑な制度も多いので、判断能力や情報収集能力が衰えないうちにいろいろ調べておくと損をせずに済むでしょう。

各制度のメリットやデメリットを検討し、自分にとって損な形で契約を結んでしまうことがないように、資産に対する自分の意思を確定させておくと安心です。

2リースバックについて家族に相談する

リースバックを検討する際は、その旨を家族に伝えておいた方が良いでしょう。
先に家族に相談していれば、望まない契約をしてしまわないように防止することができるためです。

自分にとって損な形でリースバックの契約を結んでしまったとわかっても、契約をしてしまった後では解約することはできません。

どのような契約をするつもりかは、家族とも話し合って決めると安全です。

3リースバックで得たお金の使い道を決めておく

そして、お金の使い道をよく考える必要があります。

老後は収入が減ってしまうのに支出が減るわけではなく、さらに急な支出の機会も増えてしまいます。つまり、無駄遣いをすることはできないのです。

老人ホームに入るのか入らないのか、入るとしたらいくらかかるのか、などを具体的に計算し、計画的な消費行動を取ることが求められます。

4健康に気をつける

そして何より、健康に気をつけることが大切です。 健康であれば医者にかかる機会が少なくて済むかもしれないし、働いて収入を得ることもできるかもしれません。
そうすれば支出への負担は減っていきます。

さらに、リースバックでお金を得たとしても、健康でなければ充実した余暇を過ごすことはできません。

日頃から意識をしてできるだけ健康に長生きすることが大切です。

高齢者をねらったリースバックのトラブルに注意

近年利用者数が増えているリースバックですが、特に高齢者の間で被害が多発しているようです。

その手口には、高齢者が理解しきっていないうちに契約を結ばせてしまったり、判断能力がない高齢者に契約を結ばせてしまうというものなどがあります。

国土交通省のホームページ上でも、高齢者のリースバックに関するトラブルへの注意喚起がなされています。

リースバックを利用する前にはよく調べるなどして、十分に対策を取る必要がありそうです。

【まとめ】〜老後にはリースバックを検討しよう〜

ここまで、高齢者とリースバックについて見てきました。
日本では高齢者が増えており、高齢者によるリースバックの件数も増えていくことでしょう。

老後にはお金が最低でも2,000万円ほどかかります。
資産があるのならば、老後にリースバックをすることを検討してみましょう。
リースバックのおかげで豊かな老後を送ることができるようになるかもしれません。

しかし、高齢者の間ではリースバックによる被害も発生しているので、利用する際は注意が必要です。

参考

厚生労働省「『100歳まで生きる』が当たり前の時代に?」
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12600000-Seisakutoukatsukan/nennkin10_3.pdf


内閣府
「第28回税制調査会 経済社会の構造変化を踏まえた税制のあり方に関する論点整理(案)」
https://www.cao.go.jp/zei-cho/content/20151113_27zen28kai4.pdf


国土交通省「高齢者の自宅の売却トラブルにご注意ください!」
https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/totikensangyo_const_tk3_0053.html


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