貯金だけでは不安 とはどういうことか?インフレ対策としての投資

「あなたは老後資金が十分ですか?」

この問いに対して、いいえ、もしくは老後資金のことを考えたことが無いと言う人は、老後資金を用意することを考えてみた方が良いでしょう。
年金だけでは不十分である可能性が高く、是非とも老後資金を用意することを考えましょう。

はいと答えた方も今のままで十分かどうかを考えて、
将来のインフレに備えて老後資金の積み増しを検討してみてください。

目次

  1. 貯金だけでは不安
  2. インフレ傾向を考えてみよう
  3. 貯金よりも重要視すべき「投資」の考え方
  4. 株式投資
  5. 自分年金を作ることを考えよう
  6. 安定的な収益が期待できる不動産投資
  7. 不動産投資のメリットにはどんなものがあるか?
  8. 不動産投資で成功するには
  9. 自分の状況に合った物件を選ぶことが大切

貯金だけでは不安

貯金が十分にあって、退職金と年金があるから老後資金は問題ない、とお考えの方も生活資金など一度シミュレーションしてみると良いでしょう。なぜなら年金が不安定であまり期待できないかもしれないからです。

今、年金の支給が著しく困難な状態で、日本年金機構は受給者に対して支給額を減額したり支給開始年齢を繰り上げたりしています。そのような状態で年金が老後の生活費と考えるには不十分ですから、老後に備えて予め資金を用意しておく必要が出てきました。

ただ老後用の資金ですが、貯金はインフレによる物価上昇で価値が目減りする恐れがあります。
インフレがどれだけ物価上昇をもたらすかといいますと、1950年の当時に比べると物価は8倍くらいに上昇しています。20年前くらいからはインフレが起きていませんが、その間は円高が輸入物価の上昇を抑えてきたのが理由です。

インフレ傾向を考えてみよう

実際消費者物価指数(CPI)は平成28年(2016年)10月分が前年同月比0.1%と上昇率を見ると大きくありません。
今後もすぐには大きく上昇することは考えがたいです。
しかし円安になって輸入物価の上昇や、OPECの石油の減産が本格化すれば石油価格の上昇で原材料費が高騰して、コスト高によるインフレが起こりえると考えられます。

バイオエネルギーや太陽光などのクリーンエネルギーが普及するから大丈夫、と考えるのも少し違います。
バイオも太陽光も何十年も前から利用されていますが、実際に代替と言えるほど活用されるにはまだ時間がかかるでしょう。それらもあくまでもエネルギーだけで、石油から取れるナフサなどを原料とした化学製品に関しては原材料費が確実に上がっていきます。

今は不況で物が売れにくく、価格上昇は抑えられていますが、10年後20年後はインフレになる可能性は非常に高いです。

インフレになれば、銀行の預金金利が今よりも高くなったとしてもインフレ率には追い付けず貯金の価値が目減りしてしまいます。

貯金よりも重要視すべき「投資」の考え方

貯金を銀行に預けても、今の超低金利では満足に増えず、将来インフレになった場合、金額は預けた時に比べると受け取り利息で金額は増えていますが、その価値は過去に比べて実質「減った」という状態になります。

そのため、老後資金を確保するには、貯金ではなくインフレ率を上回る収益を得られる投資が有効です。

将来のインフレを見据えて今のうちに投資で資金を増やすことを考えておきましょう。

株式投資

投資と言えば株式投資ですが、もちろん誰でも儲かるというものではありません。

当然のことですが、株はその株を発行している会社が景気良く儲かれば株価が上がり、逆に儲からなくなって逆に赤字になったりすると株価が下がってしまいます。株式投資に精通し、企業を評価する能力に長けている人でない限り、会社の業績などは一個人に簡単にわかるものではないです。
株の売買においても働きながらでは、タイミングよく売買するどころか株価が気になって仕事に集中できなくなったりします。ネットからも株を売買できるようにもなりましたが、初心者にとっては忙しい中で効率良く運用するのは難易度が高いといえます。

自分年金を作ることを考えよう

年金制度は破綻させないよう官僚や政治家が努力しますが、いくら支給されるか?元が取れるまで何年かかるか?と年金はあまり期待できない状態です。
年金があてにならない以上、今以上に老後の備えをしていかなければなりません。

一概には言えませんが、貯金ではとても不足分を補えず、突然給料が増えるというのも考えがたいため、年収の増加で老後資金の不足分の解消も難しいのではないでしょうか。
これからは投資での収益の増加を目指す必要があります。

安定的な収益が期待できる不動産投資

一般的なサラリーマンにも簡単にできて、尚且つ安定的な収入が見込めるものとして不動産投資があります。

不動産投資でも土地や建物の値上がりを求めるものではなく、物件を貸して賃料収入を得る方です。
賃貸に住んでいる人ならわかりますが、毎月大きな負担と思えるほどの家賃を毎月払っていて、そのお金は賃貸物件を保有している大家さんのところに入ります。

入居者からの家賃の回収や各種手続きは不動産会社等、専門業者に代行してもらうなどすると、サラリーマンとして働きながらでも始めようと思えば簡単に始められます。

不動産投資のメリットにはどんなものがあるか?

不動産投資のメリットとして、入居者が確保できれば安定的な収入が見込めます。

入居者から毎月の家賃収入がありますから、今月はうまくいったけど来月もうまく稼げるか不安、というのが無く、安心して投資ができます。家賃収入自体入居者との契約期間は変動しませんから、毎月固定された収入が得られます。

もう一つのメリットとして、現物資産の保有があげられます。

インフレが発生すると、お金の価値が昔に比べて少なくなります。
前述にもあった様に時代としてはインフレ傾向。徐々にお金の価値自体は少なくなってきています。
しかしインフレでは物価価値が高騰しますので、不動産を所有している事で、過去に購入した物件価値よりも、高くなっていると言えます。時代と共に物価の高騰で、物件価格自体が高くなる事も考えられます。

現金の所有だけではインフレ傾向を打破できませんが、この様な物を所有することでの投資では不動産投資は非常に有効的だと考えられます。

不動産投資で成功するには

不動産投資は、物件を購入できないと投資になりませんから、まず物件を購入することが必要となります。
購入にはローンを活用することができて、物件によってはフルローンで購入金額全額借りられる場合があります。
しかしそれは、その方の条件次第で、誰でも購入費用全額借りられるわけではないです。

物件にもよりますが、1棟物件などの価格が高い物件は頭金としての資金を用意する必要があります。
区分物件を利用する際はその購入する物件の立地などを考慮し、購入する必要性があります。
長期のローンを利用することで、物件自体も担保として、長期的に価値が見いだせるか?がポイントになります。

自分の状況に合った物件を選ぶことが大切

当然のことですが、不動産投資は物件選びが重要で、立地条件などをきちんと調べて物件を探す必要があります。
気に入った立地でお手頃な物件が売りに出されるのを待って、売りが出たら不動産会社に連絡してもらえるようにしておきましょう。すでに入居者が入っている物件を選定することもできますから、プロに一度相談して物件の入居状況を開示してもらうのも良いでしょう。入居状況で購入を決めることも可能です。
さらに空室保証のある物件を選んでおけば、購入して賃貸に出す際にも入居者が入らず賃料が入らないといったリスクも回避できます。

不動産投資で大切なことは、「ご自身の状況に合った」最適な物件を選ぶことです。

節税対策、年金対策、生命保険対策、インカムゲインの獲得など、不動産投資のメリットはたくさんありますが、ご自身でイメージされる将来像に合った最適な投資プランと物件選びが大切です。
自分自身だけでの判断は難しいですから、特に初めての方は、プロに相談してみて少しずつ投資のコツをマスターしていきましょう。